ジムニーにオーバーフェンダーをつけると税金はどうなるのでしょうか。
ネットで色々と噂されていて気になったので、ジムニーの情報が出ているサイトを調べてみました。
その結果、確かに税金が増える可能性はあるみたいですが、対処方法も存在していることが分かりました。
知り得たことを5個の記事に分類して紹介していきたいと思います。
税金が気になっている人達の不安解消につながれば幸いです。
ジムニーにオーバーフェンダーをつけても税金を変化させない方法1
個人でジムニーへオーバーフェンダーをつける際は、軽自動車規格の全幅1.48mと全高2.0m越えないようにする必要があります。
どちらかでも越えてしまうと、車検を通常通りに通れないどころか、軽自動車ではなく普通車扱いになるからです。
特に注意すべきなのがジムニーの全幅についてです。
仮に1.475mとなっていると、10mm増やしただけでも規格外扱いされます。
そこでお勧めなのが一昔前に販売されたジムニーを買うことです。
特に1994年から1998年にかけて発売されたジムニーは、全幅1.4m付近のタイプが多いので、設置したいなら探してみると良いでしょう。
お勧めなのは10mmか9mmなどの短めなオーバーフェンダーをつけることです。
このくらいの長さなら違反でも何でもないので、車検をしたとしても合法と認めてくれます。
また、道路などで時々見かける違反自動車の取り締まりも、改造したわけではないため特に何も言われずに済みます。
税金も軽自動車規格から外れないので、変化はありません。
ジムニーにオーバーフェンダーをつけても税金を変化させない方法2
まず車検の直前に、ジムニーに装着してあるオーバーフェンダーを取り外します。
取り外しが済んだらジムニーに乗って、自動車修理工場やカー用品店などに行き車検を依頼します。
見積もりの段階で特に何も言われなければ成功です。
成功すれば通常通り車検を受けられるので、税金アップはないです。
外した際に小さな穴が発生しますが、目立った穴ではないため特に問題視されることはありません。
自力でオーバーフェンダーを設置できたり、取り外しを行ったりできるくらいの知識が必須となります。
あと、タイヤ幅もいじっていた時は、タイヤの微調整も行っていなければ車検が通らないです。
自力は結構難しいので、公認車となっているジムニーを選んだ方が楽かもしれません。
ジムニーにオーバーフェンダーをつけても税金を変化させない方法3
1999年より前に販売されたジムニーなら、フェンダーモールを設置することもできます。
これは設置するだけでオーバーフェンダーと同じ効果を得られる優れものです。
見た目はやや異なりますが、性能としてはほぼ同じと言えます。
仮に選ぶことになった時は、片側の大きさを10mm程度にしておくべきでしょう。
それ以上に設定してしまうと、全幅の寸法を書き換えにより普通車登録の手続きが必要になるからです。
もし、そうなった場合は、支払う際の税金も上昇することになるためお勧めできません。
2000年以降に発売されたジムニーは、全幅が1475mmになっているので、フェンダーモールをつけるのは止めた方が無難です。
片側を2.5mmずつにすればギリギリ1480mmになりますが、効果はほとんど期待できないためつけない方が良いです。
ジムニーにオーバーフェンダーをつけてある公認車を買えば税金は安心
中古車販売サイト、新聞の折り込みチラシなどにジムニーの名前が出ていることがあるはずです。
その紹介ページをよく見てみると、タイヤ新品やインチアップといった単語が出ていることでしょう。
そこに公認と書かれている時は、オーバーフェンダーつきだとしても車検OKと表示されていることがあります。
これは個人ではなく、メーカー側が追加として装着したオプションなので、そういった記述になっています。
公認となっていることから、普通に車検を受けられて更に軽自動車として認識してもらえるため安心して良いです。
税金も軽自動車扱いとなるので、自動車税と重量税は年間で約15000円払うことになります。他の車に比べると税金が数万円以上安くなるためお得です。
ジムニーにオーバーフェンダーをつけて税金が気になるなら業者に聞く
例えば個人が、ジムニーへ自力でオーバーフェンダーを設置したとします。
見た目は良くなりますが、追加で税金が発生する可能性が出てきたため、気になって仕方が無い状態になることでしょう。
そんな時にお勧めなのが、自動車修理工場やカー専門店などにいる業者に相談をすることです。
話を伝えれば、ジムニーの年式や全幅などを調べた後に適切な意見を述べてくれます。
業者が大丈夫と言ったならそのままでも問題ないです。
逆に車検は厳しいと言った場合は全幅が合わないのが理由なので、お願いして取り外してもらうと良いです。
依頼をすれば検査費用がかかりますが、それほど高くないため気にする必要はありません。
ジムニーにオーバーフェンダーをつけても税金を増やさない方法のまとめ
買ったジムニーの製造された年が、2000年以降か1999年より前かによって対応は異なります。
後のタイプを買った時は、オーバーフェンダーをつけたまま車検を受ければ税金が増える結果につながります。
逆に前の方を購入したのなら軽自動車規格を維持できるため、設置しても税金は変化なしです。
古いジムニーの方が優遇されているので、面白い特徴ですね。
2013年以降から、オーバーフェンダーが最初からついているジムニーが登場しています。
公認設定なので、車検はそのまま軽自動車として扱われるようです。
税金が気になるなら、こちらのやや新しいタイプのジムニーを買うのをお勧めします。