ハリアーの残価率が5年落ちでも高い理由はなぜなのでしょうか?
車を購入する人の多くは、好きな車を購入して長い期間乗るというのが一般的です。
一方で、2から3年もしくは5年、中には毎年のように新車に乗り換える方も多数存在します。
いずれにしましても、最も気になるのが買替える時のこれまで乗ってきた愛車の残価率、いわゆるリセールバリューではないでしょうか。
そこで今回は、人気のハリアーが5年落ちでも残価率が高い理由と賢い購入方法についてご紹介したいと思います。
ハリアー 残価率 5年|ハリアーは残価率5年以内が最も高い
ハリアーの残価率を知るには、自動車ディーラーなどで実際に確認する事や、買取相場からリセールバリューで調べる事で目安として把握する事ができます。
なお、残価率やリセールバリューとは、再び売る(リセール)時の価値(バリュー)の事で、新車で購入した車が3年あるいは5年後にどの程度の価値が残っているか(残価率)を指標化したものになります。
数年のサイクルで乗り替える場合においては、高値で売れる事によって次の車の購入資金に影響してきますし、場合によってはワンランク上の車種やグレードを検討する事も可能でうのですので、把握しておく事はおすすめです。
なお、目安としては5年以内であれば残価率は高い傾向にあり、それ以後はハリアーに限らずほとんどの車種が極端に下がる傾向があります。
ハリアー 残価率 5年|ディーラからみた2年から5年のハリアー残価率
ディーラからみた2年から5年のハリアー残価率です。
平成27年式のハリアー残価率では、2年で65%となり3年では60%、4年では50%ととなり5年で45%になっています。
やはりSUV車は人気がありますので、乗用車タイプに比べて5%程度は高い設定となっている事がわかります。
また、残価率は走行距離によっても変動しますので、1年で1万キロ未満が目安となります。
また、車のフルモデルチェンジ周期としては、概ね6年周期となる事が多いですので、5年までに関してはそれなりの残価が形成されているといえます。
つまりは5年が最後の売り時とも言えます。
なお、参考としたものは、トヨタ系列の自動車ディラーのU-Car残価率表になりますが、残価率はディーラーによって異なる事やグレードによっても異なりますので、直接問い合わせてみる事をおすすめします。
ハリアー 残価率 5年|買取相場からみた2年から5年のハリアー残価率
ハリアーの残価率を買取相場から把握してみます。
買取相場では、いわゆるリセールバリューという言葉が使われるのですが、雑誌などではSやA、Bなどといった表記で示される事もあります。
そして人気のSUV3代目新型ハリアーの残価率は、中間グレードのガソリンエンジンのプレミアムで、1年以上から3年以内80%~、3年から5年以内で65%程度とディーラーの残価率に比べて高い残価が期待できます。
また、新型ハリアーに関しては、中古車市場においても海外でも人気がある事からも、トップクラスの人気を誇っていますので、そういった意味でも必然的に高い値が付くという事になります。
なお、走行距離は1年で1万キロ以内で、いずれも車検を受ける前のタイミングが高いリセールバリューとなります。
ハリアー 残価率 5年|5年落ちのハリアーでも残価率が高い理由
買取価格が一番高くなるグレードとオプションというのは車によって異なりますが、リセールバリューの高い車の共通点は海外輸出に需要が高い車という事になります。
5年落ちのハリアーでも中古車市場においては高い買取額を維持しています。
その背景には、先にも述べた様にハイクラスのSUVでは、国内をはじめ海外でも圧倒的な人気を誇っているからです。
ちなみに、残価率に影響してくるのは、年式はもとより走行距離が最も関係してきます。
年式は新しくても5万キロ・10万キロを越す車ではかなり下がってしまいます。
ところがハリアーに関しては、たとえ10万キロを超える過走行車であっても高額査定がつく事はよくあります。
このあたりはやはり海外での需要が高い事が理由でもあります。
また、最上位のグレードやサンルーフ、エアロパーツなども海外向けに人気のある仕様となっています。
一方で、4WD車は新車時の価格は高いにも関わらずリセールバリューは低い傾向にあります。
ですので、高リセールを視野に入れている方は2WD車がおすすめになります。
ハリアー 残価率 5年|5年の残価率が高いハリアーの買い方について
高級SUVとあって、新型ハリアーは決して安い買い物ではありません。
最下位のグレードでも乗り出し価格で300万円は超えてきます。
余裕な資金があればいいのですが、そうでない場合に活用を検討したいのが、残価設定ローンといったサービスです。
このサービスは、車両価格から3年から5年後の車両価値いわゆる残価を設定して、その残価額を予め差し引いた残りの金額を、ローンを組んで分割で支払うといった購入方法です。
残価に関しては、車両や支払い期間によって異なります、概ね30%から50%といわれています。
そして、支払い期間が終了した後は、新車に乗り換えるパターンと、残価分を支払う事でそのまま乗り続ける、もしくはディーラに返却する、といった3つの選択肢が用意されています。
最大の特徴は、毎月の負担額を通常のローンに比べて減らす事ができるという事です。
また、短期間で新車に乗り換える事ができるといった特徴もあります。
ただし注意したいのが、残価が低いとそれだけ毎月の負担が多くなり、通常のローンを利用して購入したのとあまり変わらない事があります。
しかし新型ハリアーに関していえば、残価は高い傾向にありますので、少ない資金で高級車を乗れるといったメリットは見逃せません。
ハリアー 残価率 5年|ハリアーの残価率は5年を超えても期待できる
ハリアーは、国内および海外においても大変人気のある車種になります。
したがって、5年を超えた場合の残価率も高い数字を期待できる事に間違いはありません。
現金あるいは通常のローン、残価設定ローン、さらには中古車においても、リセールバリューの高さから色々な購入方法を検討する事ができる車種でもあります。
高級SUVのハリアーを購入検討されているのであれば、残価率やリセールバリューに着目してみて検討してみるのも賢い買い方だと思います。