ハリアーのフルモデルチェンジの予想について、2020年以降の登場が予想されています。
4代目モデルとなる新型ハリアーのフルモデルチェンジは、次世代モデルのハリアーにもハイブリッドの存在は確実と考えられます。
しかし、ダウンサイジングの流れの中、現行モデルと同じ排気料でターボエンジン車とガソリン車が登場するかなどに関してはまだ未知数と言えるでしょう。
ハリアーフルモデルチェンジの予想|車体の進化・変化
ハリアーの次世代モデルは現行プリウスや現行カムリ、C-HRと同等のTNGAという新型プラットフォームの搭載は間違いないでしょう。
これにより、乗り心地や走行性能の大幅な進化が考えられます。
ハリアーの後席ドアもヒンジドアとなっている5ドアハッチバックスタイルを持つSUVという基本的なスタイルについては変わらないものと考えられます。
CX-8やエクストレイル、アウトランダーなどライバルのSUVが3列シートを採用していることを考えると、ハリアーに3列シートモデルが採用されるかもしれません。
ただし2列シートモデルは確実に残るでしょう。
ハリアーフルモデルチェンジの予想|ハイブリッドの進化
現行ハリアーのハイブリッドは4WDのみですが、次世代モデルにはより燃費に優れた2WDハイブリッドの採用も考えられます。
現行のカムリの2WDハイブリッドが33.4km/lもの燃費を誇っていることから、カムリと同等のものへのハイブリッドシステムの刷新があった場合は、2WDモデルで27km/l以上の燃費を達成できると考えられます。
なお、カムリは2.5リッターエンジンということを考えると次世代ハリアーハイブリッドも2.5リッターの搭載が考えられます。
プラグインハイブリッドの登場も考えられますが、ハリアーは国内専用車なので、同等のメカニズムを持ったレクサス車などにプラグインハイブリッドが採用されるかどうかで登場が決まるでしょう。
ハリアーフルモデルチェンジの予想|ガソリンエンジンの進化
ハリアーは人気車種だけにガソリンエンジン車は次期モデルでも継続されるでしょう。
現行モデルの2.0リッターからは大きな変化がないのか、またはホンダの車種のような1.5リッター程度のターボエンジンなどへのダウンサイジング化による燃費向上が図られるかは見どころです。
ベーシックモデルの馬力は150~170馬力という基本は変わらないでしょう。
231馬力のターボエンジンに関しては登場が新しいため変更なしという可能性も考えられます。
300馬力の突破という線も期待がかかりますが、2.5リッターを超えるターボエンジンの役目になるでしょう。
ハリアーフルモデルチェンジの予想|スタイルの進化
現行モデルのハリアーではすでに光が流れるタイプのシーケンシャル式ウィンカーを採用しており、さらにLEDヘッドライトを装備しているため、次期ハリアーではライト類に関しては極端な変化はないかもしれません。
スタイル的には現行プリウスPHVの要素やC-HR的なドアハンドルの要素などを多少取り入れることも考えられますが、ハリアーらしさという部分を大きく変えることはないと考えられ、例えば現行プリウスをSUVにしたようなデザインにはならないでしょう。
リアウィンドウとリアゲートの窓をつなげたデザインなどはトレンドを考えると採用されるかもしれません。
ハリアーフルモデルチェンジの予想|インテリアの進化
次世代ハリアーのインテリアに関しては現行モデルの良さをさらに熟成させたものとなる可能性が高いと考えられます。
3列シート車が登場した場合であっても、高級車的な室内は継承されるでしょう。
本革シートの設定や多彩なシートカラーに関しても継続されるでしょう。
コクピットの変更もあまり多くなく、インパネシフトなどへの変更の可能性は低いのではと考えられます。
カーナビのディスプレイはプリウスPHVのような縦型への進化はあるかもしれません。
また現行ハリアーには大型ムーンルーフがオプション設定されていますが、最近のトレンドから考えるとムーンルーフは次期型に採用されないかもしれません。
ハリアーフルモデルチェンジの予想|次世代ハリアーの変化
次世代ハリアーでは、現行ハリアーの高い人気・トヨタ内での各車種のフルモデルチェンジでの進化などを考えると、外観には極端な変化は考えにくく、エンジンやハイブリッドシステム、足回りには大幅な変化があるものと考えられます。
SUVは競争が激化しているジャンルですが、その中でも大きなシェアを持つハリアーのフルモデルチェンジは正統進化と呼べるものとなるでしょう