ヴェルファイアのエンジンオイルが減るのが早い場合は、エンジン自体の設計に問題があるケースがあります。
リコールではないもののトヨタの修理対応に含まれるものが存在し、該当するものであれば無償修理の対象になります。
修理をすれば改善されるケースが多いのです。
ヴェルファイアのエンジンオイルが減る不具合が発生
ヴェルファイアの一部にはエンジンオイルが減るのが早い不具合が存在します。
これは製造段階に問題があったためで、トヨタの公式サイトでも不具合があったことが発表されています。
リコールの条件を満たしていないためリコールは行われていないものの、無償修理の対象になっているのです。
通常の修理交換よりも期限が長くなっているのが特徴で、エンジンオイルが減るのが早いと感じた場合は確認してみるのも方法です。
車検などを通しても分からないケースがあるのもポイントで、車の製造時期などを確認しなければわからない場合や、運転の仕方次第で不具合が出ないケースもあるのです。
ヴェルファイアのエンジンオイルが減る不具合は生産時期が限定される
ヴェルファイアのエンジンオイルが減る不具合は、エンジンオイルが燃焼室に入り込み、燃焼されることで起こります。
修理対象となるのが症状が出ている2AZエンジン搭載車で、トヨタの幅広い車種で採用されています。
ヴェルファイアの兄弟車種アルファードでも確認されていて、平成20年4月から平成26年10月の製造期間に作られたものは不具合が起きる可能性があるのです。
該当期間以外に製造されたヴェルファイアは対象とならないのがポイントです。
ヴェルファイアやアルファード以外の車種であれば平成17年4月の製造から起こっている可能性があり、注意が必要になります。
ヴェルファイアのエンジンオイルが減るのが早い場合は早めにチェック
ヴェルファイアのエンジンオイルの減りが早い場合は、早めにチェックして修理してもらう必要があります。
エンジンオイルが減ればエンジンが焼きつく可能性が高くなり、部品への負担も大きくなります。
違和感がある場合は早めに確認してもらうことが大切です。
不具合は中低速息から停止直前にブレーキを踏むとおきやすくなるのもポイントです。
これは吸気管とエンジンの燃焼室の圧力の変化でエンジンオイルが吸い上げられてしまうからです。
通常はエンジンオイルが漏れることがないように工夫されているものが、漏れ出して燃焼室で燃えてしまうのです。
乗り方や部品の精度によっては発生しないため、不具合がでた車のみの修理対応になっています。
ヴェルファイアのエンジンオイルの減りが早い場合は期間内に修理を
ヴェルファイアのエンジンオイルが減るのが早い場合は、早めに修理する必要があります。
トヨタは無償修理期間の延長を発表していますが、修理の対象になるのは新車登録をしてから9年以内となっているためです。
期間を過ぎてしまうと有償の対応になる可能性があるため、早めに修理を受けた方が良いのです。
繰り返しになりますが、症状が出ていない場合は故障や不具合がないことになるため、無償修理や交換の範囲から外れてしまうのもポイントです。
製造年月日上の該当者でも正常に動く車は存在するため、全ての車に起きる症状ではないことにも理解が必要です。
ヴェルファイアのエンジンオイルが減る原因にも注意
ヴェルファイアのエンジンオイルが減る原因となるのは、製造時の不具合が原因である可能性が高くなります。
ただし、該当する車で無い場合でも、整備不良が原因でエンジンオイルが漏れるなどの不具合が発生する可能性があります。
修理に持ち込む場所や原因によって修理費用の発生の有り無しがかわるのも覚えておきたいポイントです。
トヨタで無償修理を行う範囲であっても、他の業者に頼めば有料になる可能性があります。
心配な場合は該当車種かどうかを業者に確認するか、トヨタ系のディーラーに持ち込んで直接聞いてしまうのも方法です。
ヴェルファイアのエンジンオイルの減りが早いのは一部のみ
ヴェルファイアのエンジンオイルが減るのが早いのは、一部の生産時期の車のみになります。
該当する生産時期であっても全ての車に不具合が出るわけではなく、リコールの対象からも外れています。
ただし、トヨタに持ち込めば無償修理の範囲となるため、不具合が出た場合は早めに修理してもらうのがおすすめです。
修理保証には期限があるため、早めに修理してもらった方が安全に運転できるのです。