プリウスアルファの乗車可能人数について解説していきます。
プリウスアルファには
- 5人乗り仕様
- 7人乗り仕様
の2種類があります。
これは3列目のシートが付いているか、付いていないかの違いですが、それ以外にも5人乗りと7人乗りでは異なる点があります。
これはあまり知らない人もいますので、購入する人はあらかじめ5人乗りと7人乗りの違いを調べておいてから購入するのが良いと思います。
プリウスアルファは何人乗りかによって構造が違う
プリウスアルファには5人乗りと7人乗り仕様がありますが、5人乗り仕様は3列目のシートが設置されていませんので、この場所にバッテリーが設置されています。
バッテリーはニッケル水素バッテリーでトヨタが従来から使用しているバッテリーです。
ニッケル水素バッテリーは発熱しにくいという長所がありハイブリッドカーに搭載して使用しやすいという特徴があります。
一方、容積が大きくなるというデメリットがあります。
電気をたくさん貯めるにはニッケル水素バッテリーは比較的大きなバッテリーが必要になります。
このため最近はリチウムイオンバッテリーを使用するケースが多くなっています。
プリウスアルファは何人乗りかによってバッテリーの種類が異なる
プリウスアルファの7人乗り仕様は3列目にシートを設置しますので、5人乗り仕様のようにバッテリーを設置する場所がありません。
このため7人乗り仕様は運転席と助手席の間のコンソールボックスの下に設置されています。
バッテリーの種類はリチウムイオンで最近はこのバッテリーを搭載する車が増えてきています。
リチウムイオンはニッケル水素に比べて小型化できるというメリットがありますので、スペースを犠牲にしないという特徴があります。
従来ハイブリッドカーはバッテリーを設置するスペースが問題でしたが、この7人乗り仕様はこれを克服しています。
プリウスアルファは何人乗りが広いか
プリウスアルファは5人乗り、7人乗りどちらが広いかという点ですが、7人乗り仕様で3列目シートを使うとトランクはほとんど使うことはできません。
しかし、3列目シートを常に使う人はほとんどおらず、多くの人が3列目は折りたたんでいると思います。
そこで、違いを表に表してみました。
トランク容量(ℓ) | 3列目を折り畳んだ場合 | 2列目も折り畳んだ場合 |
5人乗り | 535ℓ | 1070ℓ |
7人乗り | 505ℓ | 1035ℓ |
このように、5人乗りも7人乗りも店員は異なりますがほとんど同じということが分かります。
プリウスアルファは何人乗りかによって価格が違う
プリウスアルファの7人乗り仕様は5人乗り仕様に比べて、どのグレードもおおよそ20万円高くなっています。
これは
- シート装備されている
- バッテリーがニッケル水素よりもリチウムイオンの方が高価である
- ニッケル水素バッテリーは発熱しやすいという特性のため断熱材を設置している
など、さまざまな仕様変更が行われているといわれています。
このような違いがあり価格も異なりますので、購入するときには5人乗り・7人乗りどちらにするのか慎重に検討する必要がありそうです。
プリウスアルファは何人乗りが人気があるか
最後にプリウスアルファは5人乗りか7人乗りどちらがおススメなのか、という事ですが人気があるのはやはり7人乗りだといわれています。
3列目のシートを折りたたんでおけばトランクの広さなどは変わりませんので、どうせなら7人乗りを購入しようという人が多いようです。
また7人乗りの方がリセールバリューも良いといわれていますので、こうした理由で7人乗りを選んでいる人も多そうです。
価格は多少高くなりますが、リチウムイオンバッテリーの方がバッテリーの耐久性は高いですし、性能も良いのでやはり7人乗りを選ぶ人が多いようです。
プリウスアルファは何人乗りがおススメか
最後にプリウスアルファはどちらがおススメか、というてんですが、やはり7人乗りの方が無難だと思います。
必要に応じて3列目のシートを使って7人乗りせることもできます。
トヨタはハイブリッドカーのバッテリーは従来ニッケル水素を使ってきましたが、今後はリチウムイオンバッテリーを使うといわれていますので、新しいリチウムイオンがおススメです。