アルファード10系のグレードの違いを簡単に見分ける方法をご紹介します。
アルファード10系は前期と後期でもところどころ形状が異なるので、前期後期の形も覚えないと正確なグレードは判断できません。
本記事では画像を使って分かりやすくグレードの違いを示し、効率よく判断できる覚え方もご紹介します。
アルファード グレードの違い 10系の見分け方|グレード一覧
まずアルファード10系のクレードを一覧で確認しましょう。
アルファード10系には以下のグレードがあります。
アルファードV
- 3.0 MZ
- 3.0 MZ “Gエディション”
- 3.0 MZ “サイドリフトアップシート装着車”
- 3.0 MS / 2.4 AS
- 3.0 MX / 2.4 AX
- 3.0 MX / 2.4 AX “Lエディション”
- 3.0 MX / 2.4 AX “Lエディション・サイドリフトアップシート装着車”
- 3.0 MX / 2.4 AX “Jエディション”
アルファードG
- 3.0 MZ
- 3.0 MZ “Gエディション”
- 3.0 MZ “サイドリフトアップシート装着車”
- 3.0 MS / 2.4 AS
- 3.0 MX / 2.4 AX
- 3.0 MX / 2.4 AX “Lエディション”
- 3.0 MX / 2.4 AX “Lエディション・サイドリフトアップシート装着車”
- 3.0 MX / 2.4 AX “Jエディション”
アルファード ハイブリッド
- アルファードハイブリッド
- アルファードハイブリッド “Gエディション”
- アルファードハイブリッド “Gエディション・サイドリフトアップシート装着車”
- アルファードハイブリッド “サイドリフトアップシート装着車”
アルファード グレードの違い 10系の見分け方|GとVとハイブリッド
アルファードGはトヨペット店、アルファードVはネッツ店で販売されたグレードです。
非常に似ていますが、フロントグリル(ヘッドライトの間にある金網のような部分)に違いがあります。
10系前期のアルファードGとVのMSグレード
10系前期のアルファードGとVのMZ”Gエディション”
10系前期ではフロントグリルがアルファードGでは横2本、アルファードVでは横4本・縦5本でした。
10系後期のアルファードGとVのMSグレード
10系後期のアルファードGとVのMZ”Gエディション”
10系後期のフロントグリルは、アルファードGは横に3本、アルファードVは横2本・縦5本の板があることが分かります。
前期と後期でGとVの横板の数が異なるので、GかVかは縦板の有無で判別した方が良いでしょう。
すなわち、アルファードGは縦板がなく、アルファードVは太い縦板が5本入っています。
あとはラジエータに違いがあるものの、他の形状は一緒なので以降ではGとVは同じものとして扱っていきます。
アルファード ハイブリッド
アルファードハイブリッドはフロントグリルが横1本なので、GとVと比べて非常に分かりやすいです。
10系アルファードハイブリッドの前期と後期を比べると、前期はフロントグリル部がボディカラーと同じ色なのに対し、後期ではメタリックカラーになり形も少し違います。
アルファード グレードの違い 10系の見分け方|エアロタイプ
アルファード10系のグレードの違いで一番分かりやすいのはエアロタイプかどうかです。
アルファード10系の中でエアロタイプなのは「MS」と「AS」です。
エアロタイプと非エアロタイプを比べると、フロントバンパーの下部分に違いがあるのが分かります。
エアロタイプのMS/ASではフロントバンパーの下部の両端に風を切る羽のようなものが付いているのが分かります。
これがエアロパーツです。
フロントバンパー下部のヘッドライトの形も異なります。
アルファード グレードの違い 10系の見分け方|MZとMX/AX
10系アルファードのGとVは、大きく分けるとMZ、MS/AS、MX/AXになり、MS/ASはエアロタイプなので違いはすぐに分かります。
残るMZとMX/AXの違いは、トップシェードの有無とアウトサイドハンドルのカラーリング方法で見分けることになります。
トップシェード
トップシェードとは、フロントガラスの上部の色がついているガラス部分を言います。
赤く囲んでいる部分の青っぽいガラス部分がトップシェードです。
外からだと近くで見ないと分からないです。
トップシェードは「MZ」に付いています。
ただし、トップシェードはあとから貼り付けることもできるので、MX/AXでもトップシェード付きのアルファードはあるでしょう。
判別方法としては少し弱いです。
10系前期のアウトサイドハンドル
10系前期アルファードのアウトサイドハンドルは、MZがメッキのメタリック色で、MSとMX/AXがカラードでボディカラーと同じ色に塗られています。
ところが、10系後期になるとこれが変わってしまいます。
10系後期のアウトサイドハンドル
10系後期になると、アウトサイドハンドルはMZとMS/ASがメッキ+カラード、MX/AXがメッキになります。
カラードというのはアウトサイドハンドルの周縁部に色が付いている部分を指して言っていると考えられます。
メッキのみの場合はアウトサイドハンドル全体がメッキのメタリックな色をしています。
アウトサイドハンドルからグレードの違いを見分けるには、まず前期モデルなのか後期モデルなのか判別してから行う必要があるでしょう。
ただし、完全にボディカラーと同色になっていれば、それは前期のMSかMX/AXであり、メッキ+カラードであれば後期のMZであることが分かります。
アルファード グレードの違い 10系の見分け方|ハイブリッド
10系アルファードハイブリッドの中の4グレードはほぼ外装が同じですが、”Gエディション”と”Gエディション・サイドリフトアップシート装着車”の2グレードにはリヤアンダーミラーが付いています。
リヤアンダーミラーはバックドアの上部に付いているミラーのことです。
アルファード グレードの違い 10系の見分け方|まとめ
アルファード10系のグレードごとの違いのうち、見分けるのに使える特徴を以下にまとめます。
アルファードG前期
フロントグリルが横2本
アルファードG後期
フロントグリルが横3本
アルファードV前期
フロントグリルが横4本、縦5本
アルファードV後期
フロントグリルが横2本、縦5本
アルファードハイブリッド前期
フロントグリルが横1本でボディカラー
アルファードハイブリッド後期
フロントグリルが横1本でメタリックカラー
アルファードG/Vの前期MS/AS
エアロパーツ付き
アウトサイドハンドルがカラード
アルファードG/Vの後期MS/AS
エアロパーツ付き
アウトサイドハンドルがメッキ+カラード
アルファードG/Vの前期MZ
トップシェード付き
非エアロパーツ
アウトサイドハンドルがメッキ
アルファードG/Vの後期MZ
トップシェード付き
非エアロパーツ
アウトサイドハンドルがメッキ+カラード
アルファードG/Vの前期MX/AX
トップシェードなし
非エアロパーツ
アウトサイドハンドルがカラード
アルファードG/Vの後期MX/AX
トップシェードなし
非エアロパーツ
アウトサイドハンドルがメッキ
アルファード グレードの違い 10系の見分け方はカテゴリ分けで覚える
アルファード10系のグレードの違いは、前期と後期でも差があるために非常に複雑です。
そのため、グレード一つずつの特徴を覚えていくのはかなり大変です。
ですかアルファードG、V、ハイブリッドの特徴をまず覚え、次に前期と後期の違い、そしてさらに細部の違いとカテゴリで覚えていけば、「あのアルファードはフロントグリルに縦線があるからVで、横線が2本だから後期、エアロパーツが無いからMS/ASは除外して、アウトサイドハンドルがメッキでトップシェードがないからMX/AXということになるから、グレードはアルファードV 後期 MX/AXだな」と適合するグレードを簡単に特定できるようになります。
何度か練習して見るとすぐに何も見なくてもアルファード10系のグレードを当てられるようになりますよ!