ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップが必要なことをご存知でしょうか。
バッテリーを個人で交換する際は、各メモリーのバックアップ作業が必須となります。
購入時からの走行メモリーは、普段の快適なカーライフを送るために欠かせないものです。
ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップ|バッテリーを交換する前に
今の車は、エンジンやオーディオ、セキュリティなどいろいろな部分が電子制御されていて学習機能があります。
何もせずにバッテリー交換をしてしまうと、電子制御されているあらゆる箇所の不具合が発生します。
カーオーディオ、ラジオ、時計、トリップメーター、セキュリティ、リモコンドアロック、パワーウィンドウやサンルーフ、車両安全制御システムなどなど。
電子制御によって便利なで快適な分、バッテリーというただ1つの部品を何もせずに交換するだけで、このシステムが全てパーになってしまいます。
そこで、バッテリーを交換する前にバックアップを取って電子機能を確保する方法を教えます。
ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップ|バックアップ電源1
バッテリー交換の前にやらなくてはいけない作業があります。
これをやらないと後々面倒なことになります。
そう、バックアップです。
前述の通り、電子制御で快適なマイカーライフを楽しんでいますが、バックアップを忘れると電気系統の誤作動が発生して、大きな事故にもつながりかねません。
バックアップ電源を正しくとるためには必ず、バックアップ電源を使用しましょう。
バックアップ電源を取る方法は2種類あります。
まずは1つめからみていきましょう。
ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップ|バックアップ電源2
2種類とは、バッテリーターミナルに繋がるケーブルの端子で取る方法とシガーソケットから取る方法とあります。
シガーソケットから取る方法では、キーをアクセサリー位置まで回す必要があります。
実はこの状態ではクルマのシステムの一部が作動した状態となります。
この状態でバッテリー交換作業を行うと、システムに流れる電圧の方がバックアップ電源よりも高い場合、電流が逆流してパンクするといったトラブルが発生することがありますので、注意が必要となります。
ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップ|バックアップ電源3
次に2つ目の方法です。
まずバッテリーのケーブル端子で電源を供給するタイプの製品を用意します。
作業前の準備として、キーを完全に抜き取り5分以上そのまま放置します。
その間は、ドアの開閉をしたり、スイッチ類を操作したりといったことは控えてください。
その後、バックアップ電源を端子に接続してから、バッテリー交換作業を行います。
ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップ|設定を確認
バッテリーを交換したら、エンジンをかけてみて、カーナビ、カーオーディオ、トリップメーターなどのデータを確認しましょう。
正常に動けば問題ないですが、エンジンの調子が悪いようなら20分程度、アイドリング状態にしておきます。
もちろん、カーナビ、カーオーディオ、時計あたりは初期化してしまうので、設定のし直しが必要になります。
ヴェルファイア バッテリー交換時のバックアップ|まとめ
車に詳しくなくても、バッテリーが上がると車が動かなくなることから、バッテリーは電気系統の大事なものだということはわかると思います。
便利で快適なマイカーライフを維持していくためにも、バッテリー交換時のバックアップはきちんととっておきましょう。