ヴェルファイアのマイナーチェンジを徹底予想します。
2015年1月に登場し、2017年12月にデザインの変更や予防安全装備の強化などのマイナーチェンジを行った現行モデルヴェルファイアですが、フルモデルチェンジまでの期間に一回程度マイナーチェンジがあると考えられます。その方向性を探りました。
ヴェルファイアのマイナーチェンジ予想|タイミングと内容
ヴェルファイアは2017年にマイナーチェンジが行われていますが、先代モデルが7年のモデルライフだったことを考えるとフルモデルチェンジはまだ先のことで、マイナーチェンジは2019年までには1回以上行われることが考えられます。
ただし、前回のマイナーチェンジとフルモデルチェンジまでのつなぎと言えるマイナーチェンジのため、変更箇所はそれほど大きくなく、変更規模も小さいものとなることが考えられます。
そのため、例えばプラグインハイブリッド車の登場や、2WDハイブリッドの登場のような大胆な変化は考えられないでしょう。
ヴェルファイアのマイナーチェンジ予想|外観
ヴェルファイアは2017年12月のマイナーチェンジによってヘッドライトを含むフロント、リアコンビネーションランプを含むリアともにデザインが変更されています。
そのため次回マイナーチェンジではあまり大きな変更は考えられないところで、具体的にはグリルやリアガーニッシュのダークメッキ化、メッキ範囲を広げることなどが考えられます。
LEDヘッドライト周りがゴールドに彩られた特別仕様車のゴールデンアイの登場も考えられます。
なお、フルモデルチェンジまでの期間が長引いた場合はヘッドライトそのものやグリルの変化も考えられます。
ヴェルファイアのマイナーチェンジ予想|性能
ヴェルファイアの前回のマイナーチェンジでは3.5リッターエンジン車では8速オートマチックの採用で燃費が向上するなどの変化がありました。
そのためフルモデルチェンジまでの期間内の変更は、あまり大きくないものと考えられます。
トヨタは新プラットフォームの展開を進めていることもあり、マイナーチェンジの範囲ではハイブリッドを含め全体的なグレードで燃費向上があったとしても0.3km/l程度が限界でしょう。
2.5リッターのCVTやハイブリッドシステムは前回のマイナーチェンジでは変化がありませんでしたが、フルモデルチェンジを含め、少なくとも2020年辺りまでは大きな変化はないと言えそうです。
ヴェルファイアのマイナーチェンジ予想|内装
内装の変更では木目やメーターの装飾に変化があったヴェルファイアですが、フルモデルチェンジまでの期間のマイナーチェンジで考えられるのは木目の新しいデザインの追加、メッキパーツのダークメッキの採用、シート生地の色の追加、ツートンカラーのシートなどの採用です。
シートアレンジやシートスライド機構に関しての変更は大掛かりなものになることから、フルモデルチェンジまでは行われない可能性が非常に高いです。
次世代ヴェルファイアの登場までの期間が長引き、マイナーチェンジでシート機構の変更が行われたとしてもセカンドシートスライド幅の向上程度となるでしょう。
ヴェルファイアのマイナーチェンジ予想|安全装備
ヴェルファイアは前回のマイナーチェンジでトヨタ車で最も進んだ予防安全装備のToyota Safety Senseとインテリジェントクリアランスソナーを装備しています。
そのためこの面でも次回マイナーチェンジまで大きな変更は無いと考えられますが、レーダークルーズコントロールから進歩した同一車線自動運転技術の一部が搭載される可能性は考えられます。
エアバッグなど室内の衝突安全装備に関しては一般的にマイナーチェンジでは変化がないもので、ヴェルファイアでも変化はないでしょう。
また、ボディの衝突安全性能に関しても次世代ヴェルファイアへのフルモデルチェンジが長引かない限りは変化はないでしょう。
ヴェルファイアのマイナーチェンジ予想|小変化にとどまる
ヴェルファイアのマイナーチェンジは行われたとしても小変化にとどまる事が考えられますが、場合によっては特別仕様車の追加のみの変化にとどまる可能性もあります。
2020年以降のフルモデルチェンジはトヨタ車のプラットフォームやハイブリッドシステムの変化で劇的な性能向上を含む変化が考えられます。
フルモデルチェンジまでの期間が長引けばマイナーチェンジでの変化は特に外観や内装で大きなものになるでしょう。