シエンタダイスの税金や維持コストはどれくらいなのでしょうか?
現在も中古車市場で人気ですが、購入すれば当然自動車税や自動車重量税などの税金や、保険や車検の維持コストが掛かります。
これらは一体どのくらい掛かるものなのか、シエンタダイスの税金や維持コストについて解説していきます。
シエンタダイスの税金や維持コストを知る前に
シエンタダイスはトヨタが生産販売している人気のミニバンです。
特に中古車市場で購入者が多いようで、古いモデルであっても買う人がたくさんいるようです。
一体なぜ、それだけ支持を集めているのでしょうか?
まず死角が少ないとの意見があります。
運転席からボンネットがハッキリ見えるため、狭い道等も通りやすいようです。
また燃費の良さもあります。
ミニバンの中でも秀逸であり、セレナやステップワゴンに劣らないもののようです。
さらに、14インチのタイヤであるのでコスパが優れ、さらに女性にとってはポップな感じの内装が気に入られているようです。
シエンタダイスの税金には自動車税がある
車を持つのであれば、税金を支払う必要があります。
自動車税が代表的であり、シエンタダイスであっても同様です。
では、自動車税ではどれくらいの金額を支払うのでしょうか?
まず自動車税は排気量で金額が決まっています。
シエンタダイスの場合、排気量が1,500㏄でるので、年間34,500円となります。
また自動車税はエコカー減税が適用されます。
シエンタダイスの場合、燃費基準をクリアしているため、エコカーの部類に入ります。
しかしエコカーでありながらも、減税対象とはなっていません。
ちなみに、シエンタ4WDはシエンタダイスと同様エコカー減税が適用されませんが、シエンタハイブリッドは自動車税が安価になります。
シエンタダイスの税金には自動車重量税もある
車を持っているのであれば自動車税ばかりでなく、自動車重量税も支払うようになります。
その名の通り、自動車の重さに課せられる税金であり、シエンタダイスであっても同様です。
では、どれくらいの金額になるのでしょうか?
まず単純に計算すると、シエンタダイスは1,310から1,360キロの重さのため、自動車重量税は年間7,500円です。
しかし、エコカー減税が適用されるので、25%減の5,600円になります。
購入時から3年目まで適用され、4年目からは7,500円となります。
※自動車税は変わらないため、合計すれば3年目までが40,100円、4年目以降が42,000円になります。 |
シエンタダイスの税金のほかに保険や車検もある
シエンタダイスであっても税金のほかに保険や車検も維持費用に含まれます。
保険は強制保険の自賠責保険があるため、必ず支払うようになります。
購入時に3年分の39,120円を一括で支払い、以後2年の車検毎に2,7840円を納めるようになります。
しかし任意保険については、個々の状況で異なります。
年齢やドライバー歴などが大きく関わってくるでしょう。
それでも年間平均は約65,000円となっています。
次に車検においても、任意保険と似ています。
整備費用や部品交換代などが個々の状況で違いがあります。
しかし平均的には40,000円程度と見られています。
なお車検ではすべてのドライバーの共通して掛かるお金として、印紙代の1,800円があります。
シエンタダイスの税金以外にガソリンや駐車場代
車を持っていれば、税金がばかりでなく、ガソリンや駐車場代が掛かります。
シエンタダイスであっても同様であり、一体ガソリンや駐車場代はどれぐらいするのでしょうか?
まずガソリン代は、1万キロ走行を基準とします。
カタログ燃費では1リットルで19.6キロであり、実燃費で1リットル13.7キロです。
これを1リットル125円で計算すると、91,100円となります。
また駐車場代に関しては、個々の状況で異なります。
自宅に駐車スペースがあれば、その分のコストは掛からないでしょう。
けれども、月平均で8,000円ほどであり、年間で96,000円の費用が掛かるようです。
シエンタダイスの税金や維持コストのまとめ
シエンタダイスはエコカーでありながらも、自動車税の減税がありません。
また自動車重量税で25%減税とはいえ、それ程金額の大幅な割安感がなく、3年間を乗ることになるでしょう。
しかし燃費の良い車でもあるので、税金がそれ程変わらない分、ガソリン代を節約できるかもしれません。
ともあれ、シエンタダイスにおいても、それなりの維持コストが掛かると言えるでしょう。