プリウスエンジンスターターの取り付け工賃について解説します。
車の性能は日々進化を続けています。
それはエンジンの力や車体デザインなど車本来に対してもそうですが、カーステレオの機能やリモコンドアロックなど、オプション機能についても同様です。
離れた場所からエンジンをかけることが出来る「エンジンスターター」もそのひとつ。
この便利なアイテムの機能と取り付けなどを含めた費用についてご紹介します。
プリウスエンジンスターターの取り付け工賃: エンジンスターターとは
エンジンスターターとは、車にキーを差し込む事なくリモコンでエンジンの操作が出来るアイテムです。
例えば寒い冬の朝など、エンジンを温めたり霜を落とすためにあらかじめエンジンをかけて少し待ってから車を出す、といった経験のある方は多いかと思います。
でも、そのためだけに寒い野外に出るのも億劫ですよね。
エンジンスターターがあれば、暖かい屋内からエンジンを先にかけておくといったことも可能になります。
またエアコン操作が可能なものを使えば、真冬や真夏でも先にエアコンをかけておいて快適な車内温度にしてからおでかけ、といったことも簡単です。
プリウスエンジンスターターの取り付け工賃:選び方のポイント
エンジンスターターを選ぶ時に注意したい点は、
- 車種が対応しているか
- 有効範囲はどのくらいか
- どんな機能があるか
- 価格
の4つです。
まず一番大切なのはご自身の愛車に対応しているか。
機種によって対応車種は違いますので、しっかりと確認が必要です。
次に有効範囲。
使いたい距離に電波が届かない物であっては意味がありません。
そして機能。
エンジンスターターの主な機能はリモートのエンジン起動ですが、起動した事を知らせてくれる「アンサーバック」など、その他の機能が搭載されている場合もあるので、希望によって選びましょう。
価格が大切なのは言うまでもないですが、値段が安すぎるものは性能や故障のしやすさも相応な事が多いので十分注意しましょう。
プリウスエンジンスターターの取り付け工賃:純正品の利点
プリウスで取付を考えている場合、やはり純正品の使用をおすすめします。
まず最大の利点はリモコンがドアキーと一体化したタイプがある事。
他社製品だとキーとエンジンスターターのリモコンの2つを持ち歩く必要がありますが、純正品の場合1つだけですみます。
またリモコンの電波を受ける車載アンテナはインストルメントパネル内に搭載されるので外部から見えません。
車の見栄えが気になる方でも安心です。
操作できるのはエンジンに限らず、エアコン・デフロスター・デフォッガー、ミラーヒーターなどもOK。
寒い朝に霜がおりてしまったときなどの対処に役立ちます。
価格もそれなりのものになりますが、その分の信頼感はあります。
プリウスエンジンスターターの取り付け工賃:価格と取り付けについて
エンジンスターターの本体の価格は、純正品の場合はキー
- 一体型タイプが6万円程度
- そうでないベーシックタイプが5万円程度
純正品にこだわらない場合、機能に多くを求めなければ安くて1万~2万円程度からの物を、Amazonなどネットで購入する事も可能です。
この場合、取り付けはご自身で行う事になります。
エンジン操作という車の根幹に関わるカスタマイズですので、やはりきちんとした物をディーラーなどから購入し、取り付けも行ってもらうのが安心です。
取り付け工賃は店により異なりますが、大体5千~1万円程度で行ってもらえるようです。
プリウスエンジンスターターの取り付け工賃:利用上の注意
使う上で注意が必要なのはリモコンの扱いです。
便利な機能も操作が出来なくなれば無用の長物で、リモコンもただの荷物になってしまいます。
純正品ではキー一体型タイプとそうでないタイプ共に電池残量警告機能がついています。
インジゲーターのランプが点滅したら電池切れ間近のサイン。
早めに電池交換を行ってください。
またリモコンも電子機器ですので、ダッシュボードなど高温になる場所に長時間放置すると故障の原因になります。
テレビや携帯電話など磁気を発生する電化製品のそばに置く事も、電池の消耗を招くためできるだけ避けてください。
プリウスエンジンスターターの取り付け工賃:まとめ
十数年前にはドアのロックですらキーを差し込んで操作するのが当たり前でしたが、今やドアに限らずエンジンやエアコンなどの各種機能もリモートで操作できる、便利な時代になりました。
特に冬の時期、寒さや霜に悩まされる時に重宝する機能です。
あなたの希望と愛車に合ったアイテムをしっかり選び、より便利に使いこなしましょう。