プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説します。
いろいろある警告灯には、ビックリマークが付くものが何個かあります。
表示灯とは違い、警告灯とは車本体、またはシステムに何らかの異常が起きていること、起きそうなことを知らせるものです。
点灯したままにして走行すると、重大な事故につながることもあります。
取扱説明書を読んで対処する、販売店に連絡するなど対処の仕方はいろいろですが、いずれにしろ速やかに対応しなければなりません。
プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説|種類①
ブレーキ警告灯、電子制御ブレーキ警告灯が点灯したときは、次のようなことが考えられます。
●ブレーキ警告灯(赤色)
・ブレーキ液の不足
・ブレーキ系統の異常
→速やかに安全な場所に停車して、販売店に連絡してください。
●電子制御ブレーキ警告灯(黄色)
・回生ブレーキシステムの異常
・電子制御ブレーキシステムの異常
→速やかに販売店に連絡してください。
プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説|種類②
パワーステアリング警告灯(赤色/黄色)
・EPSの異常
EPSとは電動パワーステアリング(Erectric Power Steerig)のことで、通常のパワーステアリングは油圧ポンプにより作動しますが、電動モーターによって作動されているのが、このEPSです。
緊急を要することではないですが、早目に販売店にて点検をしてもらってください。
プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説|種類③
ハイブリッドシステム警告灯が点灯したときは、次のようなことが考えられます。
・ハイブリッドシステムの異常
このマークが点灯するときは、同時にぶざーが鳴ります。
重大な事故につながる可能性が非常に高いので、直ちに安全な場所に車を停車させて、販売店に連絡しましょう。
このハイブリッドシステム警告灯は、ハイブリッド車限定の警告マークなので、ガソリン車しか知らないドライバーには無縁の警告灯です。
レンタカーなどで見ることがあれば、すぐさま対処してください。
プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説|種類④
マスターウォーニングマーク。
マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示されているときに点灯、または点滅します。
このマークは、異常が起こった、または起こっているシステムの警告灯と連動して点灯されます(システム専用の警告灯があるものは、点灯しない場合もあります)。
マルチインフォメーションディスプレイに対処方法が表示されますが、対処しても消灯しない場合は、直ちに販売店に連絡してください。
プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説|注意点
警告灯が点灯、点滅したら直ちに、取扱説明書に従い対処をするか、販売店に連絡するかしましょう。
そのまま走行するのは大変危険です。
事故になってからでは遅いので、警告灯が点滅した時点で、安全な場所に車を停車させて販売店に状況を伝え、指示に従って対処しましょう。
場合によっては、レッカー車にお世話になることもあると思います。
車には詳しいからと、自分で勝手に判断するのは危険な行為なので、辞めた方がいいです。
プリウスの警告灯のビックリマークを徹底解説|まとめ
ハイブリッド車には、ガソリン車にはない電子制御システムがいろいろ装備されています。
車に付いている取扱説明書には、警告灯の種類、意味、対処方法などが明記されています。
販売店に連絡する旨も明記されています。
いざというときに困らないように、日頃の管理、点検、整備などをしっかり行っておきましょう。
また、販売店の連絡先、保険会社の連絡先などもダッシュボードの車検証と一緒に保管して、すぐに連絡が取れるように準備するのも大切です。
車という機械を運転しているという意識を高く持って、事故や故障を未然に防ぐ努力はしていきたいものです。