ノア・ハイブリッドの見積書について、車をノア・ハイブリッドに買い換えたいのだけれども、希望金額に近い見積書を作成してもらうにはどうしたら良いのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?車の購入と言うのは人生の中でも高額な買い物の一つとなるため、安易な選択はできません。
希望額で購入するためには一定の努力と情報収集も必要となってきます。
今回は、ノア・ハイブリッドの見積書について、できるだけ希望金額に近い見積書を作成してもらう為のポイントなどを中心に調べてみました。
ノア・ハイブリッドの見積書|シミュレーションしてみる
販売店で実際に見積書を作成してもらう前に、まずはインターネットによる見積シミュレーションを行ってみましょう。
シミュレーションはトヨタ公式サイト内にある購入サポートやノア専用ページから行う事ができます。
このシミュレーションには販売店で配られているパンフレットと同じ内容の装備品やグレードの説明、オプションで装着が可能な装備などが記載されていますので、販売店で緊張しながら見積書を作成するのとは異なり、気軽に見積が行えますので予行演習にもなります。
ノア・ハイブリッドの場合エアログレードであるSi、内装の装備を充実させたG、それにベースグレートとなるXの3種類の中から選ぶ事になります。
ここでのポイントは、あまり深く考えずそれぞれのグレードで付けたい装備を全て付けた見積と、最低これだけは欲しいと言う見積の2種類を作成する事です。
販売店での見積書は値引き額などが記載されると金額も大きく変わっていくため、ここで深く悩む必要はないのです。
印刷も行えますので、販売店へ持ち出す事も可能です。
ノア・ハイブリッドの見積書|販売店で仮の見積書を作成してもらう
ノア・ハイブリッドは、トヨタ自動車の販売チャンネルの一つである「トヨタカローラ店」から販売されています。
そのため他のトヨペット店やネッツ店ではノア・ハイブリッドの見積は出してもらえませんので注意して下さい。
販売店に着いたら試乗を行うと良いでしょう。
試乗車には売れ筋やおすすめの装備品が装着されている事が多いので、見積書を作成する上で参考になると思います。
また、カタログで見るのと実物で見るのでは印象が異なっている物もあるため装着の判断基準にもなると思います。
最初の見積書作成では、他車との比較材料にされる事を前提にした額の見積書を作成される事が多く、値引き限度額の3割程度の見積書しか作成してもらえないことが大半ですので、この見積書を基本として最終的な装備品を決めていきます。
ノア・ハイブリッドの見積書|ハイブリッドGの見積書
2017年7月のマイナーチェンジで大規模な改良を行った80系ノア・ハイブリッドですが、80系ノア・ハイブリッドが登場してから一番の売れ筋となっているのがハイブリッドGと言うグレードです。
このハイブリッドGと言うグレードは、外観の派手さは無いものの内装の装備品が充実しており、中にはGグレードしか選択のできないオプションも存在します。
売れ筋グレードと言う事で、値引き額は他のグレードよりも少なめとなっていますが希望額に近い見積書を作成してもらうためには、ライバル車との比較を行うと良いでしょう。
対象となるライバル車は、同じトヨタのネッツ店から販売されている「ヴォクシー ハイブリッドVグレード」や日産「セレナ e-POWER XVグレード」が有効です。
ノア・ハイブリッドの見積書|ハイブリッドSiの見積書
80系ノア・ハイブリッドには当初エアロモデルであるSiグレードは設定がありませんでした。
その為ライバル車との溝を空けられた形となってしまったためにグレード設定されたのがハイブリッドSiと言うグレードです。
販売状態は、決して悪い事はありませんが先に販売されていたハイブリッドGの装備が充実している事から、そちらを選ぶユーザーが多く販売台数を伸ばすためGグレードよりも多めの値引きが期待できるグレードとなっています。
また、ライバル車でもある「ホンダ ステップワゴン・スパーダ」の台頭もあり、販売が伸び悩んでいる事から「Si W×B」というハイブリッドGグレードに近い装備内容の特別仕様車も販売される事になりました。
総合的な見積書の金額はハイブリッドSiよりも安くなる傾向にあります。
ノア・ハイブリッドの見積書|ハイブリッドXの見積書
80系ノア・ハイブリッドの中でもベース車両となるハイブリッドXグレードですが、内装品の簡略化やシート表皮のランクを下げるなどした廉価グレードとなっており、家庭の乗用車としての販売よりも病院や施設の送迎用に販売される事が多いため、個人購入としての車体値引き額はハイブリッドGグレードよりも少ない傾向にあります。
法人向けに購入する場合、2・3台と大量注文を行う事で値段が下がった見積書を作成してもらえることがあるため、購入の際は販売員と相談すると良いでしょう。
また、最初から装備品が簡略化されている為に、追加できる装備品が多いためディーラーオプション品の値引き額が多いグレードでもあります。
オプション品が多い場合には、こちらのグレードを選択すると希望金額に近い見積書を作成してもらえるでしょう。
ノア・ハイブリッドの見積書|まとめ
ノア・ハイブリッドの見積書について、できるだけ希望金額に近い見積書を作成してもらう為のポイントなどを中心に調べて来ましたが、希望金額に近い見積書を作成してもらうには、ライバル車などとの交渉材料を自ら揃えなければならない事が分かりました。
特にハイブリッド車は人気故に値引き額も厳しい事が現状の様です。
見積書の作成は、納得が行かなければ他の同じ系列店で行うと言う手もあります。
ノア・ハイブリッドの場合同じトヨタカローラ店同士で競わせると言う事です。
納得した見積書をもらうには、ある程度の情報や知識が必要になる場合もありますので、他車のモデルチェンジや特別仕様車の発表など情報を集める事も大切です。
購入を考えている方は、まずシミュレーションで見積書を作成すると、後々の交渉がスムーズに行く場合があるためおすすめです。