ノアの排気量と税金って年間いくらぐらいなのか?
ファミリーカーとして人気のノアですが、排気量が大きいだけにその税金や維持費が気になるところです。
では実際にノアの排気量やかかる税金はいったいいくらなのでしょうか?
今回、ノアの排気量と必要な税金についてまとめました。
ノアの排気量と税金
ノアはトヨタ自動車から販売されている自動車で、ミニバンといった分類となります。
ノアには3ナンバー車と5ナンバー車がありますが、どちらも排気量は2000ccと同じです。
実はこの3ナンバーと5ナンバーの違いはエアロパーツを付けることによる全長と車幅の違いによるものなので、排気量や燃費などは変わりません。
税金は3ナンバーでも5ナンバーでもどちらも同じなので安心してください。
ノアで必要になる税金は自動車税、自動車重量税、自動車取得税です。
この中で排気量が関係するのは自動車税のみで、排気量が多くなるほど税額も高くなります。
ノアの排気量と税金の関係
ノアを購入するにあたり必要な税金は自動車税、自動車重量税、自動車取得税の3つです。
1.自動車税
自動車税とは自動車を所有しているもの全員にかかるもので、用途や排気量によって金額が異なります。
自家用自動車の場合、
排気量 | 金額 |
1000cc以下 | 29,500円 |
1000~1500cc | 34,500円 |
1500~2000cc | 39,500円 |
2000~2500cc | 45,000円 |
などで定められています。
自動車税は4月1日時点の所有状況によって決まり5月に通知されます。
2.自動車重量税
自動車重量税は車両の新規登録や車検時にかかる税で、自動車の重量によって金額が異なります。
3.自動車取得税
自動車取得税は500,000円以上を支払って自動車を取得した場合に課税される地方税です。
ノアの排気量と税金に関係する制度
自動車の税金に関する制度としてエコカー減税とグリーン化特例があります。
1.エコカー減税
エコカー減税とは国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準を満たす自動車に対して、自動車重量税と自動車取得税を減額する制度です。
達成度に応じて50、75、100%と3段階に分けて減税されます。
例えばハイブリッド車や電気自動車など排出ガスが少なく燃費が良い車に対しては100%減額のエコカー減税が適用されます。
2.グリーン化特例
グリーン化特例とは排出ガス性能および燃費性能に応じて、自動車税を減額もしくは重課する制度です。
排出ガス性能や燃費性能が良い自動車に対してはその性能によって50~75%減税し、新規登録から13年を経過した自動車に対しては反対に重課されます。
ノアの排気量と税金|ガソリン車
新型ノアですとエコカー減税の対象となり、自動車重量税が25%、自動車取得税が20%減額されます。
しかし残念ながらグリーン化特例には当てはまらず、自動車税は減額されません。
実際の税額はグレードによって異なります。
- Xの2WD:自動車重量税が7,500円減額されて22,500円、自動車取得税が約12,500円減額されて約49,900円となります。
- Gの2WD:自動車重量税が7,500円減額されて22,500円、自動車取得税が約13,900円減額されて約55,700円となります。
自動車税はどのグレードでも同じで、排気量1500~2000ccの年間約39,500円となります。
ノアの排気量と税金|ハイブリッド車
ノアハイブリッドですとエコカー減税の対象となり、自動車重量税が免税、自動車取得税が非課税となります。
グリーン化特例も適用され、自動車税が約75%減額となります。
ハイブリッドX・G・Siともに自動車重量税が免税で0円、自動車取得税が非課税で0円となります。
つまり100,000~110,000円ほど税金が安くなります。
自動車税はグリーン化特例が適用され、排気量1500~2000ccの約39,500円から75%減額され約29,500円となります。
年間約10,000円の減額となります。
税金だけであればガソリン車よりもハイブリッド車のほうがお得です。
ノアの排気量と税金|排気量では変わらない
ノアの排気量とかかる税金についてまとめました。
ノアの排気量はグレードやナンバーでは変わらないので、自動車税はどれも同じです。
ただしハイブリッド車のみグリーン化特例が適用され税金が安くなります。
自動車重量税や自動車取得税はエコカー減税により減額されますが、ハイブリッド車ならばどちらも免税となります。
税金のみで考えるとガソリン車よりもハイブリッド車のほうがお得です。