レクサスrxを残価設定ローンで購入すると本当にお得なのでしょうか?
レクサスというと高級車のイメージが強いので、ローンを組む場合にも多額になることが考えられます。
現在レクサスでは残価設定ローンを取り扱っていますが、本当にお得に車が購入できるのでしょうか?
今回、レクサスrxを残価設定ローンで購入するメリットとデメリットについてまとめました。
レクサスrxの残価設定ローンとは
レクサスの残価設定ローンは「スマートバリュープラン」という名前で提供されています。
こちらは、あらかじめ車両本体価格の一部を最終回の支払い分として据え置くことで、月々の支払額を抑えるローンです。
支払回数は12・24・36・48・60回から選ぶことができ、回数によって据え置き価格が異なります。
また、車種によっても据え置き額が違い、例えばハッチバックタイプのCTやセダンタイプのISはSUVのNXやRXよりも低く設定されています。
これは中古車市場での人気の高さを反映しており、人気がある場合には据え置き価格も高めに設定されます。
レクサスrxは残価設定ローン完済後にどうするか
残価設定ローンを支払い終わると、その後は3つの選択肢から車をどうするか選ぶことができます。
- 新車に乗り換える
- 車両をそのまま買い取る
- 車両をレクサスに返却する
新車に乗り換える場合は据え置き分は支払う必要がなく、再び新しい車でローンを設定したりキャッシュで購入することになります。
車両をそのまま買い取る場合には、据え置き分を一括で支払うか、再び据え置き分に対してローンを組むことになります。
車両を返却する場合は、据え置き分の料金は支払わず、レクサスに車両を返却することになります。
ただし乗り換えと返却時には車両本体の査定を行い、査定価格が据え置き分の金額を上回った場合にはそのまま返却し、下回った場合には差引金額を別途レクサスに支払わなければいけません。
つまり、レクサスの残価設定ローンに関しては、据え置き金額と下取り価格保証は同一ではないことに注意が必要です。
レクサスrxを残価設定ローンで購入するメリット
レクサスrxを残価設定ローンで購入するメリットは3つあります。
1.月々の支払いが安くなる
残価設定ローンでは、総支払額から据え置き金額を引いた額を月々支払うことになります。
ですから、そのまま全額に対してローンを組むより月々の支払いを安く抑えることができます。
2.短いスパンで新車に乗れる
残価設定ローンで新車に乗り換え続ければ、支払い額を抑えつつも短いスパンで新車に乗り換えることができます。
3.rxは据え置き金額が高めに設定される
rxはレクサスでも人気の車種なので、据え置き金額も他の車種に比べると比較的高く設定される傾向があります。
レクサスrxを残価設定ローンで購入するデメリット
レクサスrxを残価設定ローンで購入するデメリットは3つあります。
1.乗り換え時にレクサス以外選べれない
rxを乗り換えるときに当然ですが、レクサス以外の車は選択できません。
メーカーを変えたい場合には残価設定ローンを選択しないほうが良いでしょう。
2.総支払額が高くなることがある
実はスマートバリュープランは、据え置き分も含めて金利が計算されているので、もし据え置き分を再びローンを組んで返済しようとするとそのまま均等割りするローンプランよりも総支払額が多くなります。
また、ローンは84回以内でしか組めないので60回払いの場合には再ローンは24回払いまでしか組むことができません。
3.査定額が高くなった場合は損になる
もし支払い終了後の査定で据え置き額より査定価格のほうが高くなった場合、据え置き額のほうで計算されます。
他の買い取り業者などでもっと高値がつくことがありますので、その場合は損になります。
レクサスrxの残価設定ローンをおすすめする場合
レクサスrxを購入するときに、少しでも月々の支払額を少なくしたい場合には残価設定ローンがおすすめです。
ローンを組む元金が少なくなるので、その分利息も少なくなり支払いが安く抑えることができます。
また、その後は車両を買い取って長く乗り続けることをおすすめします。
ただし、支払い終了後にもう一度ローンを組んで支払いを続行する場合には、他社のマイカーローンを利用すると良いでしょう。
マイカーローンでレクサスへの支払いを完済すれば、支払い総額が高くなることもなく、84回までのローン支払い回数の制限を受けることもありません。
レクサスrxを残価設定ローンで買うと支払いが抑えられる
レクサスrxを月々の支払い額を安く抑えて購入したいならば、残価設定ローンをおすすめします。
憧れのレクサスという高級車を手頃な価格で手に入れることができます。
ただし、支払い終了後はレクサスで再ローンを組まないことや、車両の状態によっては追加料金が発生すること、状態が良くても据え置き金額以上に見積もり金額がならないことなどに注意が必要です。