トヨタの高級車ブランド「レクサスLS」は、残価設定プランでの購入が可能です。
現行モデルは5代目で、4代目からはハイブリッド車も製造販売されているレクサスLSですが、残価設定型プランで購入する場合、月々の支払いはいったいどれくらいになるのか?
細かくシュミレーションしてみましたので、ご紹介したいと思います。
レクサスLSの残価設定プランとは何か?
「残価設定クレジットプラン」は、ローン契約の一種です。
契約時に設定された年数(3年から5年)や車種によって「残価率」が設定され、「設定された残価率から求められる残価」を「車両価格から差し引いた残金」を「設定された年数で分割して支払う」新車の購入方法のことです。
例えば、価格200万円で3年契約で残価率50%の場合、新車価格200万円から残価100万円(200万円の50%)を引き、残りの100万円を3年のローン(36回払い)で支払うというものです。
通常の分割払いと比較して、月々の支払い料金が大幅に減るのが特徴で、車のローンが家計を圧迫するのを軽減する点が特徴です。
レクサスLSの残価設定プランをクレジットで購入するメリット
残価設定型クレジットプランで購入した場合、月々の支払いを抑えることができます。
そのため、浮いた費用を燃料費や自動車保険料、エンジンオイルなどの消耗品の交換費用、重量税含む車検費用などの「維持費」として使うことができる点は大きなメリットです。
また、残価設定クレジットプランの契約は3年から5年で、満了となり新しい車へと切り替えがしやすいため、通常のローンで購入する場合と比較して契約に縛られる期間が短くなる点もメリットとしてあげられます。
月々の支払いについても、「車体価格」から「残価率から求められた残価」を差し引いた金額を分割で支払うため、通常のローンの支払い金額の6割程度に抑えられます。
レクサスLSの残価設定プランが向いている人は?
残価設定型プランは、契約でローンの支払いがを満了した際にいくつかの選択肢が用意されています。
「別の新車へ乗り換える」「車を返却する」 「残価を一括またはローンで支払って買い取る」の三点です。
まず、「新車への乗換え」は3年契約であれば、車検を通す必要が無くその分の費用を浮かせたまま 次の新車に乗り換えることができます。
そのため、もし「レクサスLS」が自分にあっていないと思ったら、その時にスパッと車種を交換することができます。
初めて高級車を購入する人は、実際の維持費や乗ってみないと分からない事を知るための入門用として、残価設定型プランを利用されるのは良いかもしれません。
レクサスLSの残価設定プランで購入する注意点
残価設定型プランで購入した車はローンの満了時に購入時の姿に戻す必要があります。
「購入時に設定された残価」と「現在の査定結果によって決められた残価」を計算し、マイナスであった場合、追加で支払いが発生する点に注意が必要です。
車をぶつけるなどして、凹んでいたり、傷が付いている場合や、またタバコやペット、子供のいたずらなど、車内の傷や汚れなどで交換が必要となる場合などは残価の査定でマイナスになる原因となります。
「レクサスLS」は高級車ですので、修理部品や工賃など修理費用が高額になります。
ですので、購入の検討の際にはあらかじめ確認を取っておくことをお勧めします。
そのほか、走行距離にも注意が必要で、年間の走行距離にも制限があります。
月間1,000km~1,500kmを超えた場合には、満了時の残価が減額されますので、日常での長距離の運転を頻繁に行う場合には契約するかどうか注意が必要です。
レクサスLSの残価設定プランでの月々の支払いは?
レクサスの残価設定型プラン「スマートバリュー」
「レクサスLS」モデル500Ipackageの場合、カラー:白、ナビ付き、販売店:東京 頭金:なしボーナス払い:なしの場合、(()内は同条件で、通常の分割プラン「スタンダードプラン」を組んだ場合の支払い料金)
- スマートバリュー3年:約200,000 円(約310,000円)
- スマートバリュー4年:約170,000円(約240,000円)
- スマートバリュー5年:約150,000円(約192,000円)
となっております。
なお、別のグレードの見積もりや追加オプションをつけた場合など、ほかの条件が知りたい方は、レクサスのホームページ内の「LS500」のシミュレーションのページ(https://lexus.jp/request/finance/simulation/)をご参照ください。
レクサスLSの残価設定プランで検討する価値は?
トヨタ最高級車だけあって、残価率設定クレジットプランでの月々の支払いも大きいです。
ですが、想像していた額よりは安いと感じます。
頭金とボーナスを工夫すると、年収800万円以下の人でも無理なく手が届く範囲に入ってくると思います。
憧れの高級車に乗ってみたい方は、残価設定型クレジットプランで検討してみることをお勧めいたします。