ワゴンr20周年記念車の実燃費について御存知でしょうか?
この車は、1993年に初代ワゴンrが販売開始されてから20年目という節目を記念して販売がスタートされました。
販売開始当初からワゴンrと言えば、低燃費と居住性の両立が図られている軽自動車として人気の高さを誇っている車です。
そこで、今回はワゴンr20周年記念車の実燃費は、どのくらいの実力を誇っているのかを検証してみましょう。
ワゴンr20周年記念車|実燃費について
ワゴンr20周年記念車実燃費は、街乗りでは17km/L程度に落ち込んでしまう場合が有りますが、遠乗り等のロングドライブの場合には25.0km/Lを記録する程の実力を持っております。
このワゴンr20周年記念車のカタログに掲載されているJC08モード燃費では30.0km/Lとされておりますが、遠乗りでもその数値に届かせる事は難しいと考えます。
また、この20周年記念車にはターボエンジン車も同時に販売されましたが、此方のJC08モード燃費は27.0km/Lとされており、軽自動車のターボエンジン車としてはNo1の数値を叩きだしております。
ワゴンr20周年記念車|実燃費の口コミ
ワゴンr20周年記念車実燃費について、ユーザーからの口コミを調べて見ると多くの方の意見としては満足の行く実燃費であることが伺えます。
そこで、いくつか口コミ評価をご紹介します。
実燃費が20.0km/Lを維持されている方は、燃費も良くガソリンの給油の回数が少なくとても助かるや、実燃費が15.0km/Lの方は逆に常に15.0km/Lを維持してくれるので、カタログ値には届かないが満足している等の意見が寄せられております。
一方、夏場の実燃費が20.0km/Lで、冬場になると17.0km/L迄落ち込んでしまう。
ヒーターやエアコンの影響なのだろうと思っているや、中にはエンジンオイルを純正品のオイルにすることで実燃費の15.0km/Lを維持できている等と言った声が聞かれております。
ワゴンr20周年記念車|実燃費の向上方法
ワゴンr20周年記念車の実燃費を少しでも良くするために、どの様な運転を行えば良いのかを考えてみましょう。
この車の駆動は「CVT方式」が採用されており、従来のオートマ車のような変速機構を持ちません。
その為、アクセルを踏み込むだけの簡単操作ですが、そのアクセルの踏みこみ量をコントロールすることで、実燃費の向上に繋げることが可能になります。
ポイントは、メーター内に内蔵されている「ECOマーク」のランプをどれだけ点灯させることが出来るかという点です。
このECOランプは、アクセルの開度(アクセルの踏みこみ量)が多いほどランプの点灯が遅くなり、ECO運転にはなっていないことを意味します。
そのため、車を発進させる際には無駄にアクセルを踏み込むのではなく、早めにECOランプが点灯するくらいまでアクセルの踏み込み量を抑える運転が大切です。
街乗りが多い方でも、この点に気を付けて運転を行うことで、実燃費20.0km/Lくらいを維持することができます。
ワゴンr20周年記念車|実燃費が良い理由
ワゴンr20周年記念車実燃費は一般のユーザーにとっては受け入れやすい実力を持っておりますが、その実燃費の良さには次のような理由を挙げることができます。
まず新たに搭載された副変速機構付きCVTです。
この新しいCVTの搭載とVVT等のエンジンの制御の最適化を研究した結果、最も効率の良いエンジン回転域での走行を実現しています。
また、エンジンに余計な負荷をかけることなく、さらにはガソリン供給の無駄をも大きく削減することができています。
エンジンにも改良が加えられており、エンジン内部の摩擦抵抗を低減することができた点でも燃費の改善に大きな効果を得ることが出来ております。
ワゴンr20周年記念車|実燃費とスズキの取り組み
ワゴンr20周年記念車の実燃費の向上のためにスズキが取り組んできたことは、徹底したエンジン効率の向上と、車自体の軽量化、走行時の空気抵抗の低減などです。
特に、エンジン効率の向上はスズキ独自のCVTの良さを充分に活かせる様に、バルブの開閉タイミングを見直す事で、より効率的なタイミングでガソリンを供給できる様にし、供給されたガソリンの無駄を徹底的に排除してきました。
また、車種によっては、エンジンアンダーカバーを装備することで、空気抵抗の低減が図られたりと、大変地道な開発が進められております。
これらの研究や改良によってワゴンr20周年記念車のCVT搭載車は、免税対象車としての認定を受けるまでに進化を遂げております。
ワゴンr20周年記念車|実燃費とカタログ燃費
ワゴンr20周年記念車実燃費は、カタログに記載されている30.0km/Lには届かない物の、一般ユーザーの日常の足としては充分な実燃費を出せていると考えます。
ユーザーからの口コミも比較的良い意見が多く寄せられており、私達ユーザーの運転の仕方次第では実燃費を大きく向上させる事も可能となります。
また、ワゴンr20周年記念車の実燃費が良い理由は、開発されたスズキの研究と開発力の高さによると思われますので、今後も環境に優しい車作りを続けて頂きたいと考えます。