ハリアー gr スポーツの評価を様々な面から解説します!
トヨタが1997年から販売し、高級クロスオーバーSUVの先駆けであるハリアー。
快適な乗り心地と優れた走行性能を併せ持っていることから、人気のSUVです。
現行型は3代目ですが、その中でもトヨタ「GR」シリーズの1モデルであり、2017年9月に追加されたハリアーGRスポーツについて様々な面から評価してきたいと思います。
ハリアー gr スポーツ 評価|全体的な評価とは
そもそもGRシリーズは、GAZOO レーシングというトヨタのモータースポーツチームが展開しているモデルです。
ですからハリアーのGRスポーツも、よりスポーティーさが追求され、ボディやサスペンションを徹底的に鍛え上げあげることによってスポーツドライビング好きにはたまらない車となっています。
ハリアーには、価格順にエレガンス・プレミアム・プログレスという3つのグレードがありますが、GRスポーツのベースとなっているのはエレガンスのグレード。
その標準モデルと比較すると、かなりエクステリアやインテリアはカッコよく個性を主張し、性能や走りのパフォーマンス的にも大きくアップしています。
ハリアー gr スポーツ 評価|エクステリアの評価は
まず GRスポーツと標準モデルのエクステリアを比べると、GRスポーツはブラックフェイスを施して、より精悍な顔つきといった印象。
アッパーグリルやフロントバンパー、リヤバンパー、LEDイルミネーションビームなどが全て専用で、モータースポーツ直系のデザインにドレスアップされています。
またGRシリーズ専用エンブレムが、車体の前後・サイドに装着されているのもポイント。
ボディ自体も標準モデルより全長が45mm長くなり、全高は35mmローダウン。
アルミは専用デザインの19インチホイール。より力強い走りを追求できるモデルとなっています。
ハリアー gr スポーツ 評価|インテリアの評価は
標準モデルと室内の広さの面では違いはありません。
インテリアの装飾やシートは、もちろんGRスポーツ専用のものを装備。
フロントシートは、ブラック&グレーのスポーティーシート。
ホールド性や疲れにくさにも配慮された設計です。
コックピットはGRロゴ付の専用メーターなど、スポーティさと上質さを両立したデザイン。
さらにシルバーステッチ入り本革巻き3本スポークステアリングホイールやロゴ付きエンジンスイッチ、アルミペダルなど、プレミアム感あふれるインテリア仕様。
あちこちに数々のこだわりが散りばめられたデザインになっています。
ハリアー gr スポーツ 評価|パフォーマンス面の評価は
GRスポーツのパワートレインは、標準モデルと同様の2.0L 直列4気筒NAエンジンとターボエンジンの2種類で、ハイブリッドの設定はありません。
ボディはより剛性を高め、専用チューニングサスペンションを採用。
またGR SPORT用に専用チューニングも行われているので、ハンドリングが自在で一体感ある安定した走りを実現しています。
乗り心地は上質かつフラットなので、長時間ドライブでも快適。
ターボ車にはスポーツモードがあり、回頭性のよさが意識されています。
ストレスなくスポーティな走りを存分に楽しむことができる車です。
ハリアー gr スポーツ 評価|価格から見た評価は
標準モデルとGRスポーツの価格を比較してみると・・。
ベースになっているグレードのエレガンスの価格帯は約295万~約314万。
一方GRスポーツには、ガソリン車のエレガンスGRスポーツ(2WD)とエレガンス GRスポーツ(4WD)があり、さらにターボモデルのエレガンス GRスポーツ(4WD)があります。
価格はそれぞれ約340万、約360万、約400万となっており、標準モデルよりも25~40万円ほど高い価格。
ただエレガンスより上位のグレードであるプレミアムそしてプログレスと比べると、やや安い価格帯と言えます。
人によって評価は異なりますが、GR SPORTを選ぼうと考える人には満足できる価格差なのではと感じます。
ハリアー gr スポーツ 評価|おすすめしたい人とは
前述したようにハリアーは高級感があり、快適な乗り心地と優れた走行性能を持つ車。
GRスポーツはエクステリアやインテリアも標準モデルとガラッと印象が異なり、スペックもスポーティーさがアップ。
ですからハリアーに乗って走りも楽しみたいという人におすすめの車です。
反対におすすめできないのは燃費重視の人。
GRスポーツにはハイブリッドの設定がありませんから、少しでも燃費が良い車を求める人には向いていないと言えます。