ハリアーgrの評価について徹底解説いたします!
ハリアーの”gr”とは、トヨタが展開するスポーツチューンモデルの総称であり、”GRシリーズ”を意味しています。
ここにはハリアーだけでなく、ヴィッツ、アクア、プリウスなどの人気車種だけでなく、ミニバンのヴォクシーやノア、さらには人気セダンのマークXまでもがラインナップされています。
云わば、トヨタを代表するスポーツモデルであり、SUVではハリアーだけなので一際注目を集めています。
ハリアー gr 評価|ハリアーなどgrシリーズに対する世間の評価とは?
いくら車好きでも、結婚をしたり子供が生まれると、流石に本格的な二人乗りスポーツカーを購入する事は難しくなりますよね。
また、家計を考えても数台を維持するのは、現実的な選択とは言えません。
そんな方に喜ばれているのが、grシリーズなのです。
なぜなら、トヨタのお墨付きがあるスポーツチューンなので、本格的でありながら同時に安心感もあります。
ヴィッツなどコンパクトカー、ノアなどのミニバン、そしてハリアーも含まれるので、豊富な車タイプの選択肢が広がります。
それに、通常のノーマルモデルよりも個性を発揮できる事から、スポーティーに目立てる良さもあります。
こんな事から、当然ハリアーのgrに対しても、注目を集めて人気を獲得しています。
ハリアー gr 評価|従来モデルの違い!
一言で「grの何が違うか」と問われるたら、「ボディ剛性が違う」と返答します。
ボディ剛性が違うとコーナーリングが格段に変わり、曲がりやすくなります。
よく思われるのは、スポーツモデルだとスピードが速くなるだけだと、勘違いをされている事です。
確かに、アクセルのレスポンスも良くなるので、体感的にもスピードが上がった気がします。
しかし、そもそも法定速度がありますし、ハリアーはターボモデルもあるので、従来からある標準グレードでも十分速いですよね。
それよりも、grになる事でサスペンションが変わり、ボディ剛性アップの為に専用溶接も増やし、乗り心地の良さがコーナーでも味わえると思って下さい。
すると、曲がる時や振動の少なさなど、日常生活でもワンランク上の高級車になったと感じるのです。
ハリアー gr 評価|ライバルカーについて!
ハリアーの国産ライバルカーは、日産のエクストレイルやマツダのCX-5あたりとなります。
同じトヨタならC-HR、少し高級になりますが似たデザインのレクサスのNXを挙げても良いですね。
これらを比較すると、お気付きの方もいると思いますが、トヨタやハリアーgrほどの本格的なスポーツモデルは存在しません。
公平に分析しても、日産にはニスモや最近オーテックが誕生し、スポーツカー部門を強化していますが、ハリアーgrのライバルカーはありません。
一応、ジュークのニスモバージョンはありますが、ちょっと趣向が違いますよね。
マツダやホンダも今後は分かりませんが、現状ではまだスポーツチューンSUVに力を注いでいません。
ハリアー gr 評価|価格設定を評価する!
ハリアーの価格ラインナップは、大凡で300~500万となっています。
最廉価は2000ccのノーマルタイプ、最上級グレードは2500ccのハイブリッドモデルです。
対するgrは、340~400万となり意見すると価格的なお得感があります。
その理由として、残念ながらgrには、ハイブリッドモデルは存在しません。
しかし、プリウスなどはPHVでありながらgrモデルがあるので、今後のハリアーハイブリッドのgrモデル投入を期待しています。
新たなスポーツモデルと言う事で、価格はかなり高くなると想定したのですが、トヨタはかなり良心的な価格を提示しています。
ですから、もしハリアーのハイブリッドモデルを購入検討するなら、ぜひgrバージョンも候補に入れてみて下さい。
ハリアー gr 評価|ハリアーgrに対する個人的な評価!
最後にハリアーgrに対する、個人的な感想や評価を述べます。
当初はそこまで知識なかったので、見掛けだけのスポーツモデルだと思ったのですが、調べるほどにトヨタが本気で力を入れているのが肌で感じられます。
サスペンションだけでなく、スポット溶接を追加する事で、まったく違った車に生まれ変わったと言っても過言ではありません。
もし、外観をスポーツスタイルにする為、エアロパーツを組んだだけと勘違いしているなら、それは大きな間違いです。
ハリアーgrなら価格も従来モデルと大差なく、十分新車の購入候補に入ります。
トヨタの本気のスポーツシリーズを体感する大きなチャンスなのです。
ハリアー gr 評価|まとめ
それにしても、トヨタが新しいスポーツブランドにgrに、ハリアーを導入したのは、嬉しい半面で大変驚きだった人も多いですよね。
まさか、ハリアーの様な高級SUVが、ヴィッツやプリウスと同じラインナップの仲間入りを果たすとは、想像が出来なかったのです。
さらに、価格をかなり抑えながら、外観以上に中身をかなり変えて、走りの面で本格スポーツチューニングとなっているので、これならスポーツカー好きでも絶対に満足できる一台に仕上がっています。