デミオの残価率設定型プランをご存知でしょうか。
デミオ(DEMIO)と言えば、マツダが製造・発売しているコンパクトカーです。
1990年代のマツダの経営危機を救ったと言われている実用的なコンパクトカーで、発売当初は、同クラスに競合するミニバンクラスの車がおらず、軽自動車のユーザーや、大型クラスのユーザーまで幅広い支持を集め、カーオブザイヤーなどの賞を多く受賞。
この大ヒットでマツダの経営が持ち直したため「マツダの救世主」なんて呼ばれ方をすることもあります。
3代目以降はコンセプトを「汎用ミニバン」から、ハッチバックスタイルへと変更し、4代目となる現行モデルではサイズを広げつつも5ナンバーを維持し、初代から続く実用性や利便性を受け継ぎつつ、走りを追求した車種となっており評価が高い車となっています。
そんなデミオについて残価率設定型プランで購入する場合、月々の支払いはいったいどれくらいになるのかのシュミレーションをご紹介します。
デミオの残価率設定型プランって何?
残価設定クレジットプランとは、契約時に設定された年数(3から5年)や車種によって残価率が設定され、設定された残価率から求められる残価を車両価格から差し引き、その残金を設定された年数で分割して支払う新車の購入方法のことです。
例えば、価格200万円で3年契約で残価率50%の場合、新車価格200万円から残価100万円(200万円の50%)を引き、残りの100万円を3年のローン(36回払い)で支払うというものです。
通常の分割払いと比較して、月々の支払い料金が大幅に減るのが特徴で、車のローンが家計を圧迫するのを軽減する点が特徴です。
デミオの残価率設定型プランを契約するメリットは?
残価設定クレジットプランは、特徴として車体価格から残価率から求められた残価を差し引いた金額を分割で支払うことです。
そのため、通常のローンでの月々の支払い金額の、6割から7割程度の支払い金額に抑えることができます。
また、月々の支払いが少ないため、その差分を、燃料代や自動車保険料など自動車を維持するためのコストへと振り分けることができるため、日々の生活に負担を掛けにくいのもメリットと言えるのではないでしょうか。
そのほか、通勤などで軽自動車を利用している方のセカンドカーとして購入し、休日はデミオを使うなんて利用法も出来るのではないでしょうか。
デミオの残価率設定型プランはどういう人に向いている?
残価設定型プランは、契約でローンの支払いがを満了した際にいくつかの選択肢が用意されています。
「別の新車へ乗り換える」「車を返却する」 「残価を一括またはローンで支払って買い取る」の三点です。
まず、「新車への乗換え」は3年契約であれば車検を通す必要が無くその分の費用を浮かせたまま 次の新車に乗り換えることができるため、もし購入した車種が自分にあっていないと思ったら、その時にスパッと車種を交換することができます。
ですので、主に軽自動車を乗っていた人などが普通車を初めて購入した場合などには、実際の維持費やその他乗ってみないと分からない事を知るための入門用として残価設定型プランを利用して購入するのをオススメします。
次に、「車の返却」はそのままの意味で、車に乗る必要がなくなった場合に選択します。
最後に「買い取る」場合は、3年~5年の間に実際に乗ってみて、自分の生活にあっていたり愛着がわくなどで、長く乗り続けようと思ったなどの場合には、残価を一括やローンで支払い買い取ることで自分の車として扱えるようになります。
デミオの残価率設定型プランで購入するにあたっての注意点は?
残価設定型プランで購入した車はローンの満了時に購入時の姿に戻す必要があり、購入時に設定された残価と現在の査定結果によって決められた残価を計算し、マイナスであった場合、追加で支払いが発生する点に注意が必要です。
自動車をカスタムして楽しむ人のほか、車をぶつけるなどして、凹んでいたり、傷が付いている場合や、またタバコやペット、子供のいたずらなど、車内の傷や汚れなどで交換が必要となる場合などは残価の査定でマイナスになる原因となります。
車を交換や返却の場合、販売店は引き取った車を中古車として販売するため、できるだけきれいな状態で返却してもらう目的でそうなっており、契約内容にも盛り込まれていますので、契約の際は確認することをお勧めします。
走行距離も確認しましょう
そのほか、走行距離にも注意が必要で、年間の走行距離にも制限があり(月間1000km~1500km)、それを超えた場合には、満了時の残価が減額されますので、日常での長距離の運転を頻繁に行う場合には契約するかどうか注意が必要です。
デミオの残価率設定型プランで購入を行った際の月々の支払いは?
「デミオ / 13C(4WD 6AT)」の場合、カラー:白、 頭金:なし、ボーナス払い:なし、月1000kmの場合(()内は同条件で、通常のローンを組んだ場合の支払い料金)
残価設定プラン3年:約25,000円(約48,000円)
残価設定プラン4年:約22,000円(約37,000円)
残価設定プラン5年:約20,695円(約30,000円)
となっております。
なお、別のグレードの見積もりや追加オプションをつけた場合など、ほかの条件が知りたい方は、マツダのホームページ内のデミオのページ(http://www.mazda.co.jp/cars/demio/)から確認することができますのでそちらをご参照ください。
デミオの残価設定型プランはオススメです
デミオを残価設定プランで購入する場合、満了後の買取をオススメします。
と言うのもデミオは、車体価格が低く、また、残価率設定も低いため、契約期間の満了後の残金が大体80~50万円となっていますので、5年契約で乗って50万円一括で支払いと言うことも比較的容易です。
月々の支払いも低く、普段使いの軽のほかに旅行などの用途にこちらを購入すると言う使い方も効率的ではないでしょうか。