新型アクアの9インチナビはどれがいいのでしょうか。
2017年に2度目のマイナーチェンジを行い新型となったトヨタアクアは2011年の発売以降、取り回しの良い小柄なサイズに燃費の良さや手ごろな購入価格などがユーザーから支持されロングセラーを続けています。
そんなアクアを購入する際の迷いどころの一つにナビの選択があります。
本記事では新型アクアの9インチのナビについて解説します。
新型アクアの9インチナビ どれがいい?|純正ナビと社外ナビ
新型アクアに限らず車のナビを選ぶ際にまず考えなくてはいけないのは純正ナビにするか社外ナビにするかという事です。
純正ナビとはその名の通り車のメーカーによる純正品のナビで、車種にフィットするように作られているため見栄え的には非常に良い場合が多く、車の機能との連携が可能であったりしますが、車を乗り換えの際は次の車で使用する事ができません。
また地味に大きなメリットとして社外ナビと比較すると保証期間が長いです。
社外ナビは車のメーカー以外のメーカーのナビであり、基本的に純正ナビに比べて価格性能比が優れており、純正品と比べると選択肢が広いのがメリットです。
デメリットとして後付けになるため自分で取り付ける事ができない場合、取り付け工賃がかかります。
以上を踏まえて、アクアの9インチナビの代表的なものを見てみましょう。
スポンサーリンク新型アクアの9インチナビ どれがいい?|T-Connectナビ 9インチモデル
T-Connectナビ 9インチモデルはトヨタアクアの純正ナビです。
前章で紹介した一般的な純正ナビの利点に加えてT-Connectナビ 9インチモデルの最大の利点はナビの名称にもなっているT-Connectのサービスを使うことができる事です。
T-Connectとはナビが通信を利用してドライバーに様々なサポートをしてくれるサービスです。
T-Connectのサービスの中でも利便性が高いのはエージェントによる音声対話サービスで、SiriやAlexaのように会話を行って行先の検索や目的地設定が行えます。
ナビの音声サービスはサービスによって音声認識の精度にムラがある事が多いいです、T-Connectは例として挙げたSiriなどに劣らない高い精度での会話が行えます。
緊急時には直接人間のオペレーターに連絡ができたり、リアルタイム情報によるルート探索などT-Connectのサービスの幅は広く、純正ナビを選ぶ理由となりうるでしょう。
新型アクアの9インチナビ どれがいい?|ケンウッド MDV-M906HDL
社外ナビの場合は選択肢が広いのですが9インチのナビで評価が高いのはケンウッドのMDV-M906HDLです。
同サイズの純正ナビと比べても10万円近く安いうえに操作性、使いやすさといったユーザビリティの評価が高く、またオーディオに強いケンウッドの強みとして音響システムが非常に優秀です。
ケンウッド以外で評価が高い社外ナビにはアルパイン、パナソニックなどがあります。
社外ナビを後付けする場合、業者に依頼する場合それなりの工賃がかかります。
取り付け作業自体は比較的簡単ですので、作業が苦手な方でなければ自分で行うのが良いでしょう。
新型アクアの9インチナビ どれがいい?|どちらを選ぶべきなのか
新型アクアの社外ナビは性能面の多くで純正ナビより優れており、それでいて純正ナビより価格も大幅に安いためコスパの面では純正ナビを圧倒しています。
また主要な社外ナビでステアリングスイッチやステアリング連動のバックガイドモニターを対応させることが可能(部品が必要になります)なため純正ナビのメリットは弱いです。
それでも純正ナビを選ぶ価値があるかどうかはT-Connectの機能にどこまで魅力を感じるか次第でしょう。
スポンサーリンク新型アクアの9インチナビ どれがいい?|まとめ
ここまで新型アクアの9インチナビについて解説してきました。
新型アクアの純正ナビは価格は高いですが通信を利用した様々なサービスを受けられるT-Connectの機能が最大の魅力です。
一方でT-Connectの機能以外では多くの面で社外ナビの方が優れている点が多いうえに価格も社外ナビの方が大幅に安いため、T-Connectに魅力を感じないのであれば社外ナビの方に軍配が上がるでしょう。