アルファードの値引き率はどのくらいが妥当なのでしょうか。
本記事ではアルファードの値引き率実例や妥当な値引き率、値引き率を高める方法などを詳細に解説します。
最高の値引き率を引き出す手引きになれば幸いです。
アルファード 値引き率 実例
アルファードのオーナーが実際にどのくらいの値引き率で購入しているのか確認してみましょう。
下の表は、価格.comに報告されているアルファードの値引き率実例です。
車種 | 値引き額 |
---|---|
30系 アルファードS Aパッケージ 車両本体価格 375万円 |
本体値引き額 30万円 値引き率8% オプション値引き額 15万円 |
30系 アルファード S Cパッケージ 車両本体価格 417万円 |
本体値引き額 35万円 値引き率8.4% オプション値引き額 10万円 |
30系 アルファード SA TYPE BLACK 車両本体価格 431万円 |
本体値引き額 45万円 値引き率10.4% オプション値引き額 0万円 |
30系 アルファード S 4WD (7人乗り) 車両本体価格 382万円 |
本体値引き額 35万円 値引き率9.2% オプション値引き額 15万円 |
30系 アルファード S Aパッケージ 車両本体価格 375万円 |
本体値引き額 40万円 値引き率10.7% オプション値引き額 30万円 |
30系 アルファード S Aパッケージ TYPE BLACK 車両本体価格 392万円 |
本体値引き額 25万円 値引き率6.4% オプション値引き額 30万円 |
30系 アルファード S Aパッケージ 車両本体価格 375万円 |
本体値引き額 30万円 値引き率8% オプション値引き額 5万円 |
30系 アルファード S Cパッケージ 車両本体価格 417万円 |
本体値引き額 40万円 値引き率9.6% オプション値引き額 10万円 |
30系 アルファード S Cパッケージ 車両本体価格 417万円 |
本体値引き額 25万円 値引き率6% オプション値引き額 25万円 |
実例の中では、アルファード車両本体の値引き率の最低値は6%、最高値は10.7%です。
値引き率は8~9%程度が一番多いようです。
オプションの値引き率についてはもともとのオプション料総額が報告されていないので不明です。
アルファード 値引き率は時期により変動する
アルファードの値引き率は時期によって変動します。
以下のグラフは、2009年1月から2017年6月までのアルファードの値引き額をグラフにしたものです。
グラフのデータは値引き率ではなく値引き額ではありますが、時期による変動を知る上では問題ないでしょう。
値引き額が最も高くなっているのは、2011年4月前後と2014年7月~10月あたりです。
これらの時期の直後にはアルファードはモデルチェンジをしています。
2011年9月はアルファード20系がマイナーチェンジされた時期ですし、2015年1月は新型のアルファード30系が発売されています。
新しいモデルが発売されると前のモデルの人気は無くなってしまうので、売れなくなる前に割引率を高くして売ってしまおうというわけです。
アルファード 値引き率は決算期も高くなる
アルファードの値引き率は、新型発売前以外でもディーラーの決算期などに上がる傾向にあります。
企業としては決算で良い業績を示したいので、利益が薄くなろうとも売上を大きくするために決算期は値引き率を高くしているのです。
他にも以下のようなタイミングは値引き率は大きくなります。
- 1月~3月の年度末決算期
- 6月7月のボーナス時期
- 8月お盆明け~9月の中間決算期
- 12月のボーナス・年末商戦
これらの時期になるとディーラーはキャンペーンを打ち出したりしてきますから、ディーラー情報を小まめに集めたりして値引き率が高くなっている時にアルファードを買うようにしましょう。
アルファード 値引き率はどれくらいが妥当?
アルファードの値引き率はどの程度が妥当なのでしょうか。
値引き交渉ではディーラーと一生懸命交渉することになると思いますが、妥当な値引き率が分からないと交渉のゴールが見えてきません。
交渉を始める前に、どの程度の値引き率を引き出せればよしとするか、決めておく必要があります。
前述の値引き率実例をもう一度確認してみましょう。
値引き率実例では、8~9%の割引が最も多く、最高の値引き率は10.7%でした。
このことから、アルファードの本体車両の値引き率は10%を超えることができればかなり成功したと判断できます。
オプションについては実例からは判断できませんが、一般に20~30%程度の値引き率になると言われています。
アルファード 値引き率を高めるには
アルファードの値引き率を高める交渉の仕方をご紹介します。
値引き率を高めようと思っても、ディーラーに「値引きしてよ」と言っただけで値引きしてくれるのなら苦労しません。
値引き率を高めるには、それ相応のテクニックが必要です。
値引き率を高めるためのポイントは以下です。
- 初回で予算を伝えない。
- 競合車と迷っていることを伝える。
- 複数のディーラーを比べる。
- ディーラーを競合させる。
- 買取店で下取り車の見積もりを取る。
初回で予算を伝えない
値引き率を高める交渉において、自分の予算を伝えるのはNGです。
財布の中にいくら入っているかを知られるのは交渉において大きなマイナスです。
初回は予算を伝えず、相手がどのような条件を出してくるのかを確認しましょう。
競合車と迷っていることを伝える
値引き率を高める交渉において、競合車と迷っていることを伝えるのは鉄則です。
アルファードの競合車は、例えば日産のエルグランドなどです。
エルグランドはアルファードと同様ミニバンの高級車で、価格やスペックなどが良く似ています。
ただし、エルグランドはスペック、ブランド、売上、人気など全てにおいてアルファードを下回っているので、単純に「エルグランドと迷っている」と伝えてしまうと営業マンにアルファードの優れた点を指摘されて反論の余地が無くなります。
「好み」を伝える
ではどうするか?
それは「好み」を伝えることです。
例えば、エルグランドはアルファードに比べて車高が9cm低いので、その点が好みだと言ったりしてみましょう。
スペックや人気では反論しようがなくとも、「エルグランドのここが好きなんだ」と言ってしまえば、営業マンも他人の趣味にまで口出しはできないでしょう。
そうなればアルファードの値引き率を上げて来てくれる可能性が高いです。
競合車にも詳しくなっておく
また、エルグランドと真剣に迷っている演技をするため、エルグランドのスペックなどについても詳しくなっておく必要があります。
営業マンに突っ込まれて、「本当にエルグランドと迷っているのか?」と思われてしまったら値引き率を上げてくれなくなる可能性があります。
複数のディーラーを比べる
これは交渉では無く、調べるだけです。
何か所もディーラーを巡り、それぞれが提示してくれる条件をかき集めましょう。
値引き率が高い所と低い所がそれだけで分かります。
あとは値引き率が高いところを中心に交渉を進めていきます。
ディーラーを競合させる
値引き率が高いディーラーがいくつか見つかったら、そのディーラー同士で競合させましょう。
「あっちのディーラーではこの値引き率だったけど、こちらはどう?」
という感じで、一番高い値引き率の条件を2番目や3番目に高い値引き率のディーラーにぶつけてみます。
なんとしても売りたいディーラーであれば、値引き率を引き上げてくれるでしょう。
そして今度はその条件を持って最初に一番値引き率が高かったところに条件をぶつけます。
これを繰り返し、ディーラーの値引き率の限界を引き出しましょう。
買取店で下取り車の見積もりを取る
値引き率を引き上げる交渉が煮詰まってくると、ディーラーは下取り車の買取価格を上げることで調整しようとしてきます。
5万、10万、15万と少しずつ引き上げて来てお得感を出してくるでしょう。
でも下取り車は買取店でも査定してもらうようにします。
買取店の価格よりもディーラー価格の方が高ければディーラーに下取りしてもらえばよいですし、そうでないなら買取店で売ってしまいます。
場合によっては10万~20万くらい違いが出ますので、ディーラーの言いなりで下取りさせるのは止めましょう。
アルファードの最高の値引き率を引き出そう!
アルファードは高級ミニバンですから、一番安いグレードでも300万円を超えてきます。
値引き率が1%違うだけでも数万円の差になりますから、面倒くさがらずに根気よく値引き交渉するようにしましょう。
金額が大きなものの買い物なので麻痺してしまいがちですが、例えば1時間の値引き交渉で数万円分安くなるとします。
その数万円分を稼ぐのに、あなたはどのくらい働く必要があるでしょうか。
一日で稼ぐ人もいれば、何日も働く必要がある人もいるでしょう。
そう考えれば、値引き交渉を面倒がる気にはならないと思います。
がんばって最高の値引き率を引き出してください!
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