ムーブ カスタム rsの実燃費っていったいどのくらいなの?
維持費が安いことで人気の軽自動車なので、できるだけ実燃費が良くガソリン代がかからない車種を選びたいですね。
そのなかでも人気のムーブ カスタム rsの実燃費についてまとめました。
ムーブ カスタム rsの実燃費と比較したカタログ燃費
まずはダイハツで公表されているカタログ燃費をご紹介します。
ムーブ カスタムは様々なグレードが発売されており、駆動方式などでそれぞれでカタログ燃費が異なってきます。
グレード | カタログ燃費 |
---|---|
カスタムXの2WD | 31.0km/L |
カスタムXの4WD | 27.6km/L |
カスタムrsの2WD | 27.4km/L |
カスタムrsの4WD | 25.6km/L |
このように、2WDのほうが4WDより燃費が良く、またrsよりXグレードのほうが燃費が良くなっています。
ムーブ カスタム rsの実燃費
ムーブ カスタム rsのカタログ燃費はグレードによって異なりますが、実燃費も同様にグレードによって異なります。
グレード | カタログ燃費 |
---|---|
カスタムXの2WD | 18.6~24.8km/L |
カスタムXの4WD | 16.5~22.1km/L |
カスタムrsの2WD | 16.4~21.9km/L |
カスタムrsの4WD | 15.4~20.5km/L |
こちらも2WDのほうが4WDより燃費が良く、またrsよりXグレードのほうが燃費が良いという結果になりました。
一般的に実燃費はカタログ燃費の70%程度と言われており、ムーブ カスタムのおいてもおおよそ60~80%の実燃費となりました。
ムーブ カスタム rsの実燃費とカタログ燃費の違い
ではなぜ実燃費とカタログ燃費が異なるのでしょうか。
カタログ燃費とは国が定めた一定基準の方法にのっとり、各メーカーが測定して得られた燃費です。
しかし実際には道路の状況や車の状態によって燃費は大きく変わってきます。
例えば坂道の多い道や曲がりくねった道を走行すれば余分な燃料を消費して燃費は悪くなりますし、渋滞にはまると更に余分な燃料を消費します。
また、車はエンジンが温まって初めて本来の燃費性能を発揮するので、冬の朝などエンジンが冷え切った状態で走行すると燃費が悪くなります。
また、エンジンが温まる前に目的地に着くいわゆるちょこちょこ乗りでも燃費が悪くなります。
ムーブ カスタム rsの実燃費は他より悪い
前述した通り、ムーブ カスタム rsの実燃費はXグレードより悪くなっています。
これはrsにはターボが搭載されているからです。
ターボ付きエンジンではパワーを出すためにより多くの空気を吸入できるようになっています。
より多くの空気を吸入したエンジンはより多く燃料を燃焼させて大きなパワーに変えるので、パワフルな走りができますがその分燃料も多く消費して燃費が悪くなります。
また、2WDより4WDのほうが燃費が悪くなるのは、2WDではエンジンに近い2本のタイヤを駆動させて車を動かしているのに対し、4WDではエンジンに近い2本と遠い2本の計4本を駆動させているため、より燃料を消費するからです。
ムーブ カスタム rsの実燃費を良くする方法
ムーブ カスタム rsの実燃費を少しでも良くする方法があります。
- 急発進・急加速を避ける
車は発進するときに最も多く燃料を消費します。
発進でアクセルをぐっと踏み込むとそれだけ多く燃料を消費して燃費が悪くなるため、ブレーキを離したあとのクリープ現象を利用して少し進ませてからゆっくりとブレーキを踏み込むようにしましょう。
- エンジンを温めてから運転する
エンジンは冷え切っていると本来の燃費性能を発揮できないので、寒い朝などは暖機運転をしてエンジンを温めてから運転するようにしましょう。
- メンテナンスを行う
タイヤの空気圧が低くなっていると十分なグリップ力が得られず余分に燃料を消費します。
月に1度はタイヤの空気圧をチェックし、適正空気圧を保ちましょう。
またエンジンオイルが汚れているとエンジンを回す際に効率が悪くなって余分な燃料を消費します。
エンジンオイルは一定期間または一定走行距離を超えたらこまめに交換するようにしましょう。
ムーブ カスタム rsはパワフルだが実燃費が良くない
ムーブ カスタム rsの実燃費についてまとめました。
ムーブ カスタム rsはターボ付きエンジンでパワフルな走りが楽しめますが、その分実燃費が他のグレードより落ちてしまいます。
しかし急加速や急発進をしないようにしたり、タイヤの空気圧やエンジンオイルの定期的な交換などこまめなメンテナンスを行うことにより多少なりとも燃費が向上するので是非試してみてください。