ムーヴ キャンバスの残クレとは

ムーヴ キャンバスの残クレって本当にお得なの？

新しい車の買い方として話題の残クレですが、本当にお得に車を購入するにはいくつかの注意点があります。

今回、ムーヴ キャンバスを残クレで購入するメリット・デメリットについてまとめました。

ムーヴ キャンバスの残クレって？

ムーヴ キャンバスはダイハツから販売されているので、残クレもダイハツの「ワンダフルクレジット」を利用することになります。

このワンダフルクレジットは車両本体価格の一部をあらかじめ残価として設定しておき、残りの金額を3年または5年のローンを組んで支払うというものです。

残価は支払い終了時の中古車市場価格を予想して決められるので、自身で金額を設定することはできません。

また通常のクレジットでは5～8％の金利ですが、ワンダフルクレジットの場合4.9％の低金利に設定されています。

他にもメンテナンス費用が無料になるといった特典もあります。

ムーヴ キャンバスの残クレ｜支払い終了後は？

ムーヴ キャンバスを残クレで購入し、支払いが終わるときには3つの選択肢から選ぶことができます。

1.ムーヴ キャンバスを新車に乗り換える

今まで乗っていたムーヴ キャンバスをダイハツに返却し、新しく車を購入することができます。

このとき、新たに購入する車でも残クレを利用することができます。

この場合、残価は支払う必要がありません。

2.ムーヴ キャンバスを返却する

今まで乗っていたムーヴ キャンバスをダイハツに返却して手放す方法です。

この場合も残価は支払う必要がありません。

3.ムーヴ キャンバスを購入する

あらかじめ設定しておいた残価分を支払い、ムーヴ キャンバスを自己の所有にできます。

残価分は一括で支払うか再びローンを組んで支払うか選ぶことができます。

ムーヴ キャンバスの残クレ｜メリット

ムーヴ キャンバスを残クレで購入するメリットは2つあります。

1.月々の支払いが安い

残クレではあらかじめ設定した残価を差し引いた額を支払えば良いので、通常のローンより月々の支払いが安くなります。

また、金利も通常のローンより低く設定されており利息が少なくなります。

例えば購入時に手持ちが少なく、頭金が出せない場合でも月々の支払いを安くできるため購入のハードルが下がります。

2.短期間で新車に乗り換えられる

残クレでは3年または5年から契約期間を選択することができます。

残クレを選択しさらに支払い終了時には乗り換えを選ぶようにすると、短かいスパンでお得に新車に乗り換えることができます。

ムーヴ キャンバスの残クレ｜デメリット

ムーヴ キャンバスを残クレで購入すると次のようなデメリットがあります。

1.ダイハツ車以外を選ぶことができない

残クレで新車に乗り換える場合はダイハツ車しか選ぶことができません。

ライフステージの変化などで軽自動車から普通乗用車などに乗り換えたい場合は残クレでないほうが良いでしょう。

2.残価をローンで支払うと損

残クレでは車両本体価格から残価を引いた額を支払うことになりますが、実は金利は車両本体価格全部にかかってきます。

ですから支払い終了時に残価分をローンで支払おうとすると、余分に金利を支払うことになり総支払額が多くなります。

3.車両状態の制限がある

残クレでは支払い終了時の走行距離の制限があり、既定の距離数を超えてしまうと追加で料金を支払わなくてはいけません。

また、事故等で車両の状態が著しく悪いと最悪の場合引き取ってもらえなくなります。

ムーヴ キャンバスの残クレ｜こんな人におすすめ

ムーヴ キャンバスの残クレはこんな人におすすめです。

1.月々の支払いを安くしたい

月々の支払いを少しでも安くしたいかたや、購入時に手持ちが少ないかたには残クレがおすすめです。

ただし、契約終了時には残価分でローンを組まないよう注意してください。

2.ダイハツ車にお得に乗り換えたい

ダイハツ車にしか乗り換えるつもりがないかたは、短期のスパンでお得に新車に乗り換えることができるので残クレがおすすめです。

3.走行距離が少ない

近所への買い物や送り迎えなど、年間走行距離が少ないかたは追加料金を支払う心配がないですし、軽自動車なら燃費も良いのでおすすめです。

ムーヴ キャンバスの残クレ｜ハードルが下がる

https://goo.gl/iFtyYD

ムーヴ キャンバスの残クレのメリット・デメリットについてまとめました。

残クレを利用すると月々の支払い料金を安くできるので車購入のハードルが下がることが一番のメリットです。

ただし、残価支払時に再ローンを組むと総支払額が多くなるのでご注意ください。

自身の状況にあわせて最適な支払方法を選択すると良いでしょう。