クラウンの見積もりをシミュレーションすると月々いくらになるのでしょうか?
「いつかはクラウンに…」など昔からトヨタのフラグシップモデルとして君臨し続けてきた「クラウン」シリーズ。
最近はレクサスに最高級ブランドの地位は譲りましたが、トヨタの歴史や伝統とともに歩み続けてきた実績は健在で今でもファンの多い車です。
クラウンの現行シリーズは、「アスリート」「マジェスタ」「ロイヤル」の3つのモデルがラインナップされています。
また、2017年7月には、トヨタ70周年を記念した特別仕様車が「アスリート」「マジェスタ」から発表となりました。
これら特別仕様車の新車を購入する場合の月々の支払いがいくらになるのか、トヨタホームページの見積もりシミュレーションの結果から紹介したいと思います。
クラウン 見積もりシミュレーション結果|クラウンアスリート「アスリートS-T“J-FRONTIER Limited”」
「2.0アスリートS-T J-FRONTIER LIMITED」は、2リッターのガソリン車ながらも高い走行性能を持ったモデルで非常に人気の高い「アスリートS-T」グレードをベースとした特別仕様車です。
ハイブリッドでないため価格は安くなっています。
見積もりシミュレーションで使用するオプションは、色:白 ナビ:T-Connectナビ DCMパッケージとして見積もりを行った場合の支払い総額は、¥5,065,657となりました。
頭金または下取りで100万円、ボーナス払いで20万円支払うと想定すると、以下のようになります。(括弧内は全額ローンの場合。)
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3年契約 32,000円(92,000円)残価:約222万円
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4年契約 25,000円(78,000円)残価:約190万円
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5年契約 22,000円(72,000円)残価:約154万円
となり、また通常のローンを組んだ場合は、
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3年(36回)払い 100,000円(150,000円)
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4年(48回)払い 71,600円(117,000円)
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5年(60回)払い 53,000円( 97,500円)
となります。
残価設定プランであれば、月々の支払いを抑えることができ、年収500万円程度あれば住宅ローンなど他のローン次第なところもありますが、比較的楽に支払える金額に収まっています。
契約期間5年で契約した場合、差額の3万円を積み立てることで、5年で180万円積み立てることが出来ます。
残価設定プラン終了後に一括で購入するほか、別の車の頭金として使用するなど選択肢が広がるためお勧めです。
クラウン 見積もりシミュレーション結果|クラウンハイブリッド 「アスリートS J-FRONTIER LIMITED」
クラウンハイブリッド「アスリートS」グレードをベースとした特別仕様車である「アスリートS J-FRONTIER LIMITED」は、「アスリートS」との違いは内装や外装に違いがあり、スポーティさが特徴のアスリートに高級感を与える特別仕様車となっています。
上記と同様のオプションで見積もりシミュレーションを行った結果、支払い総額は、¥5,344,160となりました。
先述と同条件で支払う場合の見積もりシミュレーション結果は以下の通りです。
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3年契約 41,000円(100,000円)残価:約243万円
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4年契約 34,000円( 86,000円)残価:約209万円
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5年契約 30,000円( 78,000円)残価:約169万円
となり、また通常のローンを組んだ場合は、
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3年(36回)払い 120,000円(164,000円)
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4年(48回)払い 84,000円(128,000円)
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5年(60回)払い 63,000円(106,000円)
となります。
ハイブリッドタイプの場合、車両本体価格が高いため、月々の支払いは当然高くなっています。
燃費や保険など、自動車の維持費はハイブリッド車の方が安くなるため、最終的には月々の支払いは多いですが、こちらのハイブリッド車を購入した方がお得であるといえます。
クラウン 見積もりシミュレーション結果|クラウンマジェスタ「Fバージョン・J-FRONTIER」
「クラウンマジェスタ」をベースに快適性を向上させる装備を付けた「Fバージョン」の特別仕様車である「J-FRONTIER」は、ブラウンウッドレイヤーを使用した大人な内装に仕上がっています。
通常の「Fバージョン」との違いは、インテリア・エクステリアの装備のみです。
見積もりシミュレーションの結果、支払い総額は、¥7,381,517となりました。
これまでと同条件で支払う場合の見積もりシミュレーション結果は以下の通りです。
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3年契約 111,000円(158,000円)残価:約272万円
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4年契約 90,000円(133,000円)残価:約229万円
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5年契約 76,000円(117,000円)残価:約193万円
となり、また通常のローンを組んだ場合は、
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3年(36回)払い 192,000円(225,000円)
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4年(48回)払い 141,000円(175,000円)
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5年(60回)払い 110,000円(145,000円)
となります。
さすがクラウンの高級モデルといえる値段となりました。
クラウンアスリートで想定した年収500万円では、残価設定プランでの購入は無理があるといえます。
どうしても購入したい場合には、頭金を200万円に変更するか、ボーナス払いを30万円に変更すると、5年契約で月々5万円台にすることが出来ますがあまりおすすめは出来ません。
クラウン 見積もりシミュレーション結果|クラウンマジェスタ「Four J-FRONTIER」
「クラウンマジェスタ Four」をベースとした特別仕様車です。
「J-FRONTIER」は、「Four」グレードをベースとした「Fバージョン」の位置づけの特別仕様車です。
「Fバージョン」の快適性をお得に入手したいのであればオススメのグレードとなります。
見積もりシミュレーションの結果、支払い総額は、¥6,892,217となりました。
これまでと同条件で支払う場合の見積もりシミュレーション結果は以下の通りです。
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3年契約 100,000円(148,000円)残価:約256万円
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4年契約 81,000円(125,000円)残価:約216万円
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5年契約 68,000円(110,000円)残価:約182万円
となり、また通常のローンを組んだ場合は、
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3年(36回)払い 177,000円(212,000円)
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4年(48回)払い 129,000円(165,000円)
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5年(60回)払い 100,000円(137,000円)
となりました。
こちらのグレードの方が50万円程度価格が安いため、クラウンアスリート同様の支払い条件でも残価設定プランであれば、月々の支払いは10万円以下に収まります。
頭金を200万円に変更すると62,000円~43,000円、ボーナス払いを30万円に変更すると、80,000円~47,000円になるため5年であれば月々の支払い金額を抑えることができます。
クラウン 見積もりシミュレーション結果|「クラウン」シリーズと「残価」について
残価率設定プランで設定される「残価」は、数年後の中古車販売価格を元に金額が決められます。
そのため、中古車市場で安くなりがちなセダンタイプのクラウンシリーズは、残価が低い傾向にあります。
残価率設定プランでは、新車価格から設定残価を差し引いた額を分割して支払うタイプのため、残価の低いセダンタイプでは月々の支払い額が多くなります。
ですが、残価が低いため契約期間が満了するとその車両を安く購入できるとも言い換えられるため、残価が低いということは考え方によってはメリットであるといえます。
新車で購入したクラウンに長く乗り続ける予定の方には残価率設定プランでの購入は選択肢の一つとなるのではないでしょうか。
クラウン 見積もりシミュレーション結果|クラウンの購入について
クラウンシリーズの見積もりシミュレーション結果について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
結果からもやはり「高い」と感じられる方も多いと思います。
次に気になるのが「残価の低さ」です。
残価の高い高級車の「アルファード」と比較すると、価格700万円の「アルファード」の残価は400万円~280万円と大きく差があります。
このことから、「クラウン」シリーズで残価設定プランで契約する場合、契約期間終了後「買い取る」選択以外にはないということです。
残価設定プランの使い道として新車を次々と乗り換えるというものがありますが車両価格が高く、月々の支払いの多い「クラウン」では無駄が多すぎます。
反面、契約満了後の残価が安いため、「買い取る」ことには非常に適した車といえます。
頭金やボーナスなどで限界まで月々の支払い額を下げ、その差分を積み立てておいて契約満了時に一括で買い取ってしまうという方法も可能です。
これらのことから、「クラウン」に愛着があり、長く乗り続けるつもりであるならば残価設定プランでの購入も選択肢としては悪くないのではないでしょうか。