オーリス ターボの実燃費はどのくらいかご存知でしょうか?
最近では車の性能も上がってきており、実燃費も向上しています。
せっかく車に乗るのであれば、少しでも燃費が良い方が維持費が安くなり嬉しいですよね。
そこで今回、オーリス ターボの実燃費についてまとめてみました。
オーリス ターボの実燃費と比べたカタログ燃費
トヨタのコンパクトカーであるオーリスは、コンパクトカーならではの燃費の良さが評判です。
オーリスはハイブリッドカーやガソリン車、ターボ付きなど様々なグレードがラインナップされており、それぞれカタログ燃費が異なります。
ハイブリッドはカタログ燃費30.4km/Lとすべてのグレードで最もカタログ燃費が良いです。
グレード | カタログ燃費 |
---|---|
ターボ 1,200㏄ |
19.4km/L |
ガソリン車 1,800cc |
16.2km/L |
4WDガソリン車 1,500cc |
15.6km/L |
意外とターボ車はカタログ燃費が良いことがわかります。
オーリス ターボの実燃費
では実際にはオーリスの実燃費はどのくらいなのでしょうか。
グレード | 実燃費 |
---|---|
ハイブリッド |
19.0km/L |
ターボ 1,200cc |
13.4km/L |
ガソリン車 1,800cc |
14.0km/L |
4WDガソリン車 1,500cc |
9.8km/L |
実燃費はハイブリッド車が最も良く、続いて2WDのガソリン車、ターボ付きガソリン車、4WDガソリン車という結果になりました。
オーリス ターボの実燃費とカタログ燃費の違い
なぜ実燃費とカタログ燃費では値が異なるのでしょうか。
カタログ燃費とは国が定めた条件に沿って各メーカーが測定して出した値であり、実際の燃費は車道や車のコンディションによって変わってきます。
例えば坂道が多いルートや曲がりくねったルートでは余計な燃料を消費してしまい燃費が悪くなります。
渋滞に巻き込まれればもっと燃料を無駄に消費してしまいます。
また、冬の寒い朝などエンジンが十分に温まっていない場合、車の性能が十分に発揮されず燃費性能は落ちてしまいます。
このように、各種条件が重なってカタログ燃費より実燃費のほうが悪くなっています。
オーリス ターボの実燃費が悪い理由
ターボ車はノーマルのガソリン車より燃費が悪くなってしまいます。
その理由のひとつは、ターボ車はパワーを出すためにノーマル車より多くの燃料を消費させるからです。
また、ターボ車には過給機というエンジンのシリンダーに余分に空気を送り込む機械がついています。
エンジンはより多くの空気を取り込んだ方がパワーが出ますが、その分燃料を多く消費し燃費が悪くなります。
もうひとつはターボ車では燃料で冷却も行うからです。
燃料室が熱いままになっているとターボエンジンが破損してしまう恐れがあるため、ターボ車では多くの燃料を噴射してその気化熱で燃料室を冷やします。
このような理由でターボ車はノーマル車より多くの燃料を消費してしまい、燃費が悪くなります。
オーリス ターボの実燃費を良くする方法
オーリス ターボの実燃費を良くする方法として次のようなことが挙げられます。
急発進・急加速をしない
エンジンは発進や加速の時に最も燃料を消費します。
このようなときにはオートマ車のクリープ現象を利用して車を発進させ、緩やかにアクセルを開けると燃費が良くなります。
ルートを選ぶ
できるだけ急な坂道や連続カーブなどの道を避けるようにしましょう。
また、少し早めに出発して余裕を持ったコース取りをすると渋滞にもはまらず無駄燃料を消費しません。
メンテナンスをおこなう
タイヤの空気圧を適正に保つことでしっかりタイヤが路面をグリップし、燃費が良くなります。
月に一度は空気圧のチェックをしましょう。
また、エンジンオイルをこまめに交換することも有効です。
エンジンオイルが汚れるとエンジンを燃焼させるのに余分なパワーを使ってしまいその分燃費が悪くなります。
既定の期間でしっかり交換するよう心掛けましょう。
オーリス ターボの実燃費は悪くない
オーリス ターボの実燃費についてまとめました。
オーリス ターボはカタログ燃費19.4km/Lに対し、実燃費は13.4km/Lとなっており悪くない数字と言えます。
しかし、一般的にターボ車は実燃費が悪くなるため、急加速や急発進をしないようにしたり、定期的にタイヤの空気圧やエンジンオイルのメンテナンスをするなどの心がけで少しでも燃費が良くなるようにすると良いでしょう。