アルファードを残価設定5年で購入する場合のオススメ点をご紹介します。
2002年に登場して以降、トヨタのミニバンのフラッグシップモデルとしてモデルチェンジを繰り返しながら現在も販売され続けているアルファード。
そのミニバンでありながら高級感のあるデザインは日本国内のみならず北米市場でも高く評価され、トヨタの人気車種となっています。
ですが、人気車種であることで中古車市場でも高値で取引されているため、若い人には手が届きにくくなっています。
そんな人気車種であるアルファードにどうしても乗ってみたいという方には、残価設定プランの5年を検討してみてはいかがでしょうか?
アルファード残価設定5年|残価設定プランって何?5年以外にはないの?
残価設定プランは、分割のローン契約の一種で、契約時に設定された年数(3から5年)や車種によって残価率が設定され、設定された残価率から求められる残価を新車価格から引いた残金を設定された年数で分割して支払う新車の購入方法のことです。
例えば、価格200万円で3年契約で残価率50%の場合、新車価格200万円から残価100万円(200万円の50%)を引き、残りの100万円を3年のローン(36回払い)で支払うというものです。
通常の分割払いに比べ、月々の支払い料金が大幅に減るのが特徴で、車のローンが家計を圧迫するのを軽減する点が挙げられます。
残価設定プランは、当初3年契約しかありませんでしたが、最近では5年契約ができる販売店も多くなってきており、新車購入の選択肢が広がっています。
アルファード残価設定5年|メリットは?
トヨタの車種のなかで、アルファードをはじめ、ヴェルファイアやハイエース、アクア、プリウスなどの車種は中古車市場においても価格が下がりにくい人気の車種であるため、残価設定プランで購入する場合の残価率が高く設定されています。
3年契約で大体55~65%、5年契約で大体35~45%程度で設定されていますが、アルファードの場合、車両本体価格が高く、3年契約では月々の支払いが高額になります。
5年契約だと残価率が下がりますが、もともとの残価率設定が高めに設定されているため月々の支払いとのバランスを考えると5年契約を選んだ方が負担が少なく支払っていくことができるのではないでしょうか。
アルファード残価設定5年|どういう人に向いているの?
残価設定プランの特徴として、分割契約を満了した際にいくつかの選択肢が用意されていることがあります。
- 別の新車へ乗り換える。
- 車を返却する。
- 残価を一括またはローンで支払って買い取る。
の三点で、まず、「新車への乗換え」は3年契約であれば車検を通す必要が無くその分の費用を浮かせたまま次の新車に乗りかえるため、いろいろな車種へ乗ってみたい人にはオススメです。
また5年契約の場合、一度だけ車検を通さなければなりませんが、新車からの車検なので交換が必要な箇所が少ないはずなので費用は低く抑えられます。
次に、「車の返却」はそのままの意味で、車に乗る必要がなくなった場合に選択します。
最後に「買い取る」場合は、3年~5年の間に実際に乗ってみて、自分の生活にあっていたり愛着がわくなどで、長く乗り続けようと思ったなどの場合には、残価を一括やローンで支払い買い取ることで自分の車として扱えるようになります。
5年契約で残価設定プランを組む場合、高級車を購入する場合でも支払いの負担が軽くなり易いため、購入した車種が気に入って、その後も長く乗り続ける予定で居る人などに向いています。
アルファード残価設定5年|契約時の注意点は?
残価設定プランでの契約の場合、契約満了後に車を再査定し契約時の残価と満了後の残価を計算し、マイナスならそれを支払わなくてはなりません。
例えば車をぶつけて凹んでいたり、傷が付いている場合や、またタバコやペット、子供のいたずらなど、車内の傷や汚れなどで交換が必要となる場合などが挙げられます。
車を交換や返却の場合、販売店は引き取った車を中古車として販売するため、できるだけきれいな状態で返却してもらう目的でそうなっており、契約内容にも織り込まれていますので、契約の際は確認することをお勧めします。
また、走行距離にも注意が必要で、年間の走行距離にも制限があり(大体1万km)、それを超えた場合には、満了時の残価が減額されますので、日常での長距離の運転を頻繁に行う場合には契約するかどうか注意が必要です。
アルファード残価設定5年|実際の見積もりは?
アルファードを残価設定プランで購入した場合の見積もりのシミュレーションの一例をご紹介します。
アルファードX8人乗り
カラー:白、ナビ付き
販売店:東京
頭金:なし
ボーナス払い:なしの場合
()内は同条件で、通常のローンを組んだ場合の支払い料金
- 残価設定プラン3年:初回65,381円(117,430円)、二回目以降:65,200円(115,800円)
- 残価設定プラン4年:初回58,715円(92,628円)、二回目以降:56,300円(90,200円)
- 残価設定プラン5年:初回51,949円(78,394円)、二回目以降:51,900円(74,900円)
となっております。
なお、別のグレードの見積もりや追加オプションをつけた場合など、ほかの条件が知りたい方は、トヨタのホームページ内のアルファードのページ(http://toyota.jp/alphard/)にて確認することができますのでそちらをご参照ください。
アルファード残価設定5年|最大の魅力は人気車種の新車に手が届きやすい点
いろいろと契約内容に注意が必要であったりと気をつける点はありますが、それを差し引いてもアルファードやヴェルファイア、プリウスなどの人気車種に新車で乗れるのは最大の魅力です。
車と言うのは買った後にも維持費としていろいろとお金が掛かります。
ですので車のローンの月々の支払いはできるだけ低く抑えたい方も多いと思われますが、それで妥協して安い車に乗るのも面白くありませんよね。
どうせ乗るならちょっといい車に乗ってみたいと思っている方は、残価設定型プランでの購入を検討してみるのもいいのではないでしょうか。