エクストレイル「乗り心地悪い」を検証

エクストレイルの乗り心地が悪いという評判もちらほら聞こえますが、果たしてその評価は正しいのでしょうか。

自動車は自分で試乗してみないとわからないことも多く、また乗り心地は主観に左右されやすいポイントでもあるので、今確認してみましょう。

エクストレイル乗り心地悪いを検証｜SUV

出典 https://goo.gl/nge4ZZ

日産が販売しているエクストレイルは、そもそもがSUVであるためある程度スポーティーな乗り心地が保証されています。

そのため、悪路などでの走行性能は高いのですが、そのスポーティーな部分が人によっては運転の固さとなって現れやすいようです。

特にSUV車に慣れていない方は、その独特な固さに慣れることができず後悔される方も多いので、エクストレイルがどうこうという前にまずSUVに合っているかを試乗して確認したいところでしょう。

つまり、街乗りばかりを目的としているのなら、エクストレイルのSUVという部分が悪い形で現れやすいのです。

タイヤ圧を気にしているでしょうか。

もしもエクストレイルの固さが気になるのなら、タイヤ圧が影響しているかもしれません。

最初からタイヤ空気圧が高い場合、燃費が良くなる反面明らかにゴツゴツとした道でなくても道路の影響を受けやすくなります。

有り体に言えば、乗り心地が悪くなります。

燃費の良さという最大のメリットは見逃せませんが、もしも乗り心地に我慢できないようであればタイヤの空気圧を低くすることも検討しましょう。

エクストレイルは最初から高めになっていることも多いので、不慣れな方はディーラーとあらかじめ相談することも大切です。

エクストレイルの乗り心地で高評価を受けやすい部分は、カーブでしょう。

カーブにおいてエクストレイルは安定した曲がり心地を提供し、安定感のある走りを演出します。

カーブの曲がり心地がいまいちだと、特に影響を受けやすい後部座席に乗車している方が乗り物酔いをしやすくなります。

運転手はそれほど乗り物酔いの影響を受けないにしても、不快なコーナリングに悩まされることはあるかもしれません。

どちらにせよ、カーブの曲がり心地が良いに越したことはないので、その点が安定しているエクストレイルはSUVの中でもコーナリングに優れた1台といえます。

突き上げた感覚を覚えやすい高速道路ですが、エクストレイルはそんな高速道路でも影響を極力少なくした状態で運転可能です。

ガツンとした突き上げ感は運転中不快になってしまいがちですが、それもありません。

乗り心地が固すぎると、この突き上げ感が強くなってしまうこともありますが、SUVの中でも比較的乗り心地の良さに定評のあるエクストレイルなら問題ないのです。

また、この耐衝撃性は普段の運転でも遺憾なく発揮されるので、静粛性に関しても問題ないでしょう。

本格的な高級車には敵わなくても、この価格帯の自動車の中でもかなりの評価を得られるはずです。

出典元 https://goo.gl/Dk7Bnz

遠出をする時には十分なスペースが求められますが、エクストレイルはフルフラットシートに対応しているので、シートを全て倒すことでかなりのスペースを確保できます。

また、ラゲッジボードは防水加工されており、水気が残りやすいサーフボードをうっかり乗せてしまっても自動車への影響を最小限に留めることができるのです。

また、大容量のスペースに見合うだけの荷物を乗せる場合、リヤゲートの開閉が煩わしくなることもあるかもしれませんが、キック動作で自動開閉する機能を搭載しているので簡単に開閉できるメリットも持ち合わせています。

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コーナリングの安定感や耐衝撃性など、SUVでありながら運転を安定して行えるだけのポテンシャルを持ち合わせています。

乗り心地の良いSUVという分野を確立している自動車なので、総合力に自信のあるSUVをお探しの方におすすめできる自動車です。

全くの街乗り専用であるなら他に適した自動車がありますが、キャンプなども頻繁に使用するなら適しています。