ヴェルファイアのvip仕様であるコンプリート車、ロイヤルラウンジをご存知でしょうか。
トヨタ自動車は昨年、「ヴェルファイア」に専用VIPシートを装備する4人乗りのコンプリート車「Royal Lounge(ロイヤルラウンジ)」を発表しました。
一体どのようなものなのでしょうか。徹底解説します!
ヴェルファイアvip仕様車の概要
ロイヤルラウンジの開発コンセプトは“J Modern Lounge”であり、従来以上の頭上空間と足下スペースを確保し、充実した装備により「くつろぎ」と「おもてなし」の移動空間を提供するとしています。
リヤキャビンを2座席設置し、プライベートで落ち着きのある空間を提供するフルパーテーションを全車に装備しています。
このロイヤルラウンジの注目すべきポイントは、その豪華な内装と充実した設備、また国内車トップクラスの価格設定です。
究極のくつろぎ空間を実現するために様々な工夫が施されています。
ではまずその中身を詳しく見てみましょう。
ヴェルファイアvip仕様車の特徴1
ヴェルファイアロイヤルラウンジは、リヤキャビンを2席のみとし、従来のVIPセダンよりもはるかにスペースを広く保っています。
足元空間は約60cm確保され、思う存分足を伸ばしてくつろぐことができます。
またこの2席には“専用VIPシート”が設置されています。
これには、背中から頭部まで包み込まれるようなプレミアムナッパ本革のハイバックチェアを採用、また8個のエアーセルを配置した3つのリラクゼーションプログラムを装備しており、フルフラットまでリクライニングが可能です。
さらにマッサージ機能まで付いており、溜まった疲れを十分に癒してくれます。
ヴェルファイアvip仕様車の特徴2
リヤ席には、24インチ液晶ディスプレイとJBLプレミアムサウンドシステムのリヤエンターテインメントシステムが装備されています。
さらにフルパーテーションを装備し、フロントとリヤの空間を完全に遮断することによって、よりプライベートで落ち着きのある空間を確保できます。
テレビやラジオ等のオーディオ機器を操作できる集中コントロールタッチパネルのほかに、冷蔵庫、リヤコンソール(カップホルダー、パワーウインドウ用スイッパネル、USB充電端子、格納式大型テーブルなど)、専用フロアマット(リヤ)、ラゲージ(床下収納・LED 照明付) バニティミラー(リヤ)、大型ハンガーフックなど装備が充実してます。
ヴェルファイアvip仕様車のカラー(内装&ボディー)
ヴェルファイアロイヤルラウンジのボディカラーは、メーカーでラインナップされているカラーと同じです。
ホワイトパールクリスタルシャイン、ブラック、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン、バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク、ダークレッドマイカメタリック、スティールブロンドメタリック、グラファイトメタリックの7色があります。
またインテリアオーナメントはローズウッドとバンブーの2種類があります。
そしてインテリアカラーはブラックとフラクセンの2種類が用意されています。
つまり2×2の4通りの組み合わせの中から選択することができます。
ただし、ロイヤルラウンジにはベース車両Executive Lounge Zに設定のある内装色「ブラック&ホワイト」の設定はありません。
ヴェルファイアvip仕様車の価格
さて気になるお値段ですが、「ロイヤルラウンジ」コンプリート車の価格(架装メーカー希望小売価格)は、15,311,160円~15,785,280円です。
ハイブリッドタイプかガソリンタイプか、また各々のモデルによって多少価格が変動します。
普通のヴェルファイアでさえ高価格の設定ですが、ロイヤルラウンジの価格は別次元です。
国内車トップクラスの価格設定といえるでしょう。
こだわりのある品質や空間、さらにこれらの豪華な設備からするとエグゼクティブオーナー層に向けた価格設定となっています。
最上級の癒しを得るもてなし空間のためには妥当な価格でしょう。
ヴェルファイアvip仕様車まとめ
値段から考えると、購入をためらう人も多いかもしれません。
しかし室内の高級感や充実した装備からすると納得のいく価格であり、まるで移動式のスイートルームと言えます。
多忙な日々から解放され、コンセプトの通り「くつろぎ」と「おもてなし」を与えてくれることでしょう。
進化を続けるヴェルファイアロイヤルラウンジ、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。