ルーミー・ターボの実燃費は、果たしてどのくらいでしょうか?
ルーミーと言えば、2016年11月に出たbBの後継モデルとして、タンクと共にトヨタ自動車から発売されました。
「1LD-CAR」という、リビングとドライビングを掛け合わせたコンセプトが特徴ですね。
今回は、そんなルーミー・ターボの実燃費について見ていきたいと思います。
ルーミー・ターボの実燃費はいくら?
ルーミー・ターボの実燃費は、13km/L~15km/L程度です。
ガソリン車なのであまり燃費が良い方ではないのですが、ターボと言えば燃費を気にせず走りを楽しむ車ですので、この程度が及第点ではないでしょうか。
走りを楽しむと言えば高速です。
高速道路での燃費は15km/L~17km/Lです。
ターボ車としては良い方だと思います。
1時間ドライブを楽しむとしたら、4Lのガソリン消費で済むというわけです。
そのままターボ車を普段使いにする、なんて方もいらっしゃるかと思います。
市街地走行だと11km/L~13km/Lです。
あまり良い方ではありませんが、それでも10を切らない所が長所だと思います。
ルーミー・ターボの実燃費は分かったが、4WDは?
では、4WDはどうでしょうか。
4WDの実燃費は、ターボ車と変わらず12.5km/L~15.5km/Lです。
それ程悪いわけではありませんが、良いわけでもありません。
高速道路の走行も、ターボ車のものと比べて0.2程度良い程度で、市街地走行でも同程度の差しかありません。
ガソリン車ではこの数字は悪い数字ではありません。
ほかの車種は、場合によっては平均でも10を切ったり状況が悪いと6km/Lになったりするものもあるので、この数字はむしろガソリン車としては優秀だと思います。
4WDと言えば寒冷地や悪路走行に強い仕様の車です。
燃費が良くないものの、寒冷地にお住まいの方やよくキャンプをする方の強い味方です。
ルーミー・ターボの実燃費は分かったが、2WDは?
2WDの実燃費は、16km/L~17km/Lです。
2WDですので4WDやターボ車より燃費が良いのは当然ですが、ハイブリッド車一歩手前の燃費まで来ているのはガソリン車としては優秀だと思います。
高速道路での燃費は19km/L~20km/Lです。
場合によっては20の大台を突破する優秀な数字です。
市街地走行では14km/L~15.5km/Lで、ターボ車の高速走行に近い数字です。
寒冷地の方は2WDよりも4WDの方がお勧めですが、それ以外の方はハイブリッド車一歩手前の燃費で走ってくれる2WDの方がおすすめです。
ですが車に求める物は一人一人違うでしょう。
ルーミー・ターボの実燃費は状況によってどう違うのか
勿論、時期やお住まいの地域の気候によって、さらに運転の仕方によって燃費は大きく違ってくるものです。
特に厳寒期厳暑期に燃費が悪くなるものです。
勿論、厳寒期厳暑期に燃費が悪くなるのはクーラーやエアコンにガソリンを使うからです。
一番寒い時期と春だと7km/L程度の燃費の差が出てきます。
具体的に、1月や2月だと11km/L、7月・8月・11月・12月・3月だと13km/L、5月・6月・9月・10月だと17km/L、4月だと18km/Lです。
勿論気候によって若干違います。
勿論、低燃費走行を心掛けるようにすることでこの数字は1~2程度大きくなります。
ルーミー・ターボの実燃費は分かったが、ライバル車種は?
ルーミーのライバル車種・ソリオの燃費を見ていきたいと思います。
4WDの実燃費は15.5km/Lです。
ルーミーの方が若干ながら遅れを取ってしまっています。
2WDは17.7km/Lで、こちらもルーミーの方が不利な数字です。
そして、ソリオにはハイブリッド車が存在します。
4WDハイブリッド車は16.5km/Lとそこまでよい数字ではないものの、2WDハイブリッド車は19.3km/L、ハイブリッド車は22.2km/Lです。
残念ながら、燃費についてはソリオが一枚上手のようです。
しかし、ルーミーと言ったら居住性と走行性能を楽しむ車ですので、この点で燃費のアクセシビリティを解消できるでしょうか。
ルーミー・ターボの実燃費は?|最後に
ここまでルーミー・ターボの実燃費を中心に見ていきました。
状況によって大きく違うものの、ガソリン車としてはとても優秀な部類です。
ソリオなど上には上がいるのですが、居住性と走行性能・そこに燃費の良さを持ち合わせたルーミーはとても良い車だと思います。
そんなこのルーミー。
気になった方は、一度試乗してみてはいかがでしょうか。