シエンタの残価率を考慮した賢い購入方法について紹介します。
トヨタのシエンタは、現行ではハイブリッドとなっているトヨタの人気車種。
コンパクトミニバンなので、運転が楽々で、広々とした車内を楽しむことができるため女性からも注目を集めています。
そんな家族持ちの方にもおすすめのシエンタですが、新車で購入するとなると、それなりのお値段なので購入方法は自分の経済状況に合わせた賢い選択が必要です。
シエンタ残価率を考慮した賢い購入方法|1シエンタの特徴
シエンタの特徴の一つは、ミニバンでありながら重心が低いことです。
普段重心が低い車に乗っていて、それから重心が高い車に乗り換えると、景色が変化してしまうため、運転を戸惑ってしまう人も少なくありません。
シエンタミニバンであれば、重心が低いままなので、これまでセダン車を運転してきた人でも安心して運転することができます。
また乗り降りがラクラクなだけでなく、車窓から見える景色も快適になるように、配慮された設計となっています。
さらにシエンタには充実したカラーラインナップが用意されています。
メタリックなグリーンやイエローだけでなく、シックな茶系や黒など、好みに合ったカラーを選ぶことができます。
シエンタの種類は、HYBRID G、X、X”Vパッケージをはじめとした、様々な種類があり、価格帯が異なりますので、機能と価格に合わせたタイプを、無理のない残価率で購入することをおすすめします。
シエンタ残価率を考慮した賢い購入方法|2シエンタの価格
シエンタの価格は、バージョンによって異なります。
もちろん残価率の設定によって初回の支払い金額はそこからさらに変わりますが、まずはバージョンごとの価格を見ていきましょう。
グレード | 価格 |
HYBRID G “Cuero”(特別仕様車) | 2,465,855円~ |
G“Cuero”(特別仕様車) | 2,116,327円~ |
HYBRID G | 2,329,855円~ |
HYBRID X | 2,226,763円~ |
G | 1,980,327円~ |
X | 1,816,363円~ |
X”Vパッケージ” | 1,689,709円~ |
このように価格帯は100万円代後半~200万円代前半となっていますが、ハイブリッド車で高機能なものほど、高めの価格設定となっています。
エコカー減税やクリーン化特例などの制度を上手く使えば、優遇割が適用されるので、購入の際は、残価率だけでなくそういった減税もふまえて考えるべきだといえるでしょう。
現在などの優遇は、上手く組み合わせた形であれば、10万円程度の優遇となることもあります。
【参考】トヨタHP
https://toyota.jp/sienta/
シエンタ残価率を考慮した賢い購入方法|3上級と標準のグレードの違いについて
前述の通り、シエンタには様々なバージョンがあり、それらは大きく分けて二つのグレードに分かれます。
それが上級グレードと標準グレードです。
上級グレードは「G」で、標準グレードは「X」です。
これらの違いの分かりやすいところは価格帯ですが、大きく異なる部分に、ドアの挟み込み防止機能があります。
この機能は、上級にも標準にもあるものですが、標準では一つのドアのみ、上級では運転席と助手席、両方のドアに備え付けられています。
また標準と上級では、内装にも様々な違いがあります。
長時間車を運転するなら、内装やシートにはこだわりたいところっですが、上級の場合、シートの表皮は上級ファブリックです。
標準の場合はファブリックとなります。
上級か標準かで迷い場合は、実際の乗り心地など細かく精査することがポイントです。
シエンタ残価率を考慮した賢い購入方法|4残価設定プランとは
トヨタの販売店でシエンタの購入を検討しているなら、理解しておきたい支払い方法があります。
それが残価設定プランです。
残価設定プランとは、最初に最終回に支払う金額を設定して、それ以外の金額を分割で支払う、というものです。
分割の回数が多ければ多いほど、月々の支払は安くなりますが、その分長期的に支払い続けなければならない、などのデメリットもあるので、支払い回数には慎重な判断が必要です。
ではこの残価設定プランの魅力はどこにあるのでしょうか。
それは引越しや転職で車を手放すことになった場合、ある一定の条件を満たす状態でトヨタに車両を返すことができれば、最終回の支払いが不要になる、ということです。
また別のトヨタ車に乗り換えることになれば、最終回の支払い残価から下取り価格を差し引いで余った金額を新車の購入にあてることもできます。
今後数年の生活で変化が予想できる場合、残価設定プランは賢い購入方法の一つだといえるでしょう。
シエンタ残価率を考慮した賢い購入方法|5通常割賦プラン
ネッツトヨタからシエンタを購入する場合、残価設定プラン以外にも、通常割賦プランがあります。
通常割賦プランと残価設定プランとの違いは最終支払い価格を設定しないこと。
24回払いであれば24回、36回払いであれば36回に支払総額を分割して支払う、という支払い方法です。
金利は6.50%となり、残価設定プランよりも高くなりますが、最終回にまとめて払うような支払い方法を避けたい場合はおすすめの支払い方法です。
ただシエンタの次の車もトヨタ車で検討している場合などは、残価設定プランの方がメリットは大きいといえるでしょう。
シエンタ残価率を考慮した賢い購入方法|まとめ 購入時の残価率は無理なく設定しよう
ここまでシエンタと購入方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
残価率は最終支払い金額の設定とイコールとなります。
仮に300万円の自動車を50%の残価率で購入すれば最終支払い金額が150万円となり、残りの150万円を分割で支払うことになります。
このように高めに残価率を設定すれば、月々の支払は楽ですが、最終支払い金額が高くなってしまうので、乗り換えとなった場合のメリットは小さくなります。
また走行距離の条件以上に車を使用した場合や、車両の状態もある一定以上でなければ返却や乗り換えに応じて貰えない可能性が出てくるので、残価設定でシエンタを購入する場合は、残価設定プランのデメリットも理解しておくべきだといえるでしょう。
いずれにせよ自動車の購入は生活に直結する重要なものです。
これからシエンタの購入を残価率設定プランで検討している場合、ご自身の状況に合わせた無理のない設定をおすすめします。