デリカD5 2WD実燃費を4WDと徹底比較

デリカD：5

2018.04.262018.07.23

デリカD5の2WD実燃費は4WDとどのくらい違いがあるのでしょうか？

オンロードでもオフロードでも安定した走りが特長のデリカD5ですが、ミニバンだけあってその燃費性能が気になるところです。

そこで今回、デリカD5の2WDと4WDの実燃費はどのくらい違いがあるのか比較していきます。

デリカD5の2WD実燃費を4WDと比較｜カタログ燃費

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デリカD5ではガソリン車が2WDと4WD、クリーンディーゼル車では4WDがラインナップされています。

クリーンディーゼルとは燃料に軽油を使うディーゼルエンジンを改良し、排気される有害物質を減らしたものです。

ガソリンよりも高い出力が得られ、さらに燃焼効率も良いため燃費がよくなると注目の技術です。

三菱から提示されているカタログ燃費ですが、ガソリン車の2WDでは13.0km/L、4wdでは10.6km/Lとなり2WDのほうが燃費が良いです。

一方クリーンディーゼルの4WDは13.0km/Lで、ガソリン車の2WDと同等の燃費性能と言えます。

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ではデリカD5のガソリン車の2WDと4WDの実燃費、クリーンディーゼルの4WDの実燃費は実際にどのくらいなのでしょうか？

実燃費はガソリン車2WDではおよそ9.9km/L、4wdではおよそ7.5km/Lとなっています。

どちらもカタログ燃費に比べると70%程度悪くなっています。

対してクリーンディーゼルの4WDでは10.1km/Lとなり、ガソリン車の2WDよりわずかに燃費が良いという結果となりました。

ここで注目していただきたいのがクリーンディーゼルではガソリンより単価が安い軽油を使っているため、ガソリンの2WDとクリーンディーゼルの4WDでは燃費は同じくらいですがコストの面ではクリーンディーゼルのほうが良いと言えます。

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カタログ燃費はどの車メーカーでも、国が定める一定の条件下において車を走らせた場合の定上の燃費が記載されています。

しかし実燃費は実際に道路を走るため、様々な要因で燃費は悪くなります。

例えば渋滞にはまったりしてなかなか進まないとガソリンばかり消費して燃費が悪くなりますが、高速道路などで一定速度で長距離運転していると燃費も向上します。

他にも曲がりくねった道を運転したり坂道が多かったり道路自体の状況でも燃費は左右されます。

またエンジンは温まる前には本来の性能を十分に発揮できないので、短距離ばかりのいわゆるちょこちょこ乗りや冬の寒い朝晩の走行では燃費が悪くなってしまいます。

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デリカD5ではガソリン車ですと2WDと4WDで2.4km/Lほど燃費性能が違います。

これは2WDではエンジンに近い2本のタイヤのみを駆動させて車を動かしているのに対し、4WDではエンジンに近いタイヤと遠いタイヤの4本を全て駆動させて車を動かしているのでその分パワーは出ますがガソリンを多く消費するからです。

クリーンディーゼルの4WDでも同じく4本のタイヤを駆動させるので多くの燃料を消費しますが、燃費効率が良いディーゼルエンジンを採用しているためガソリン車の2WDと同等の燃費性能が出せるというわけです。

デリカD5のガソリン車の2WDとクリーンディーゼル4WDではどちらが良いのでしょうか？

初期費用の面では2WDのG-Power packageで車両本体価格が2,761,560円なのに対し、クリーンディーゼル4WDのD-Power packageで車両本体価格が3,534,840円と2WDのほうが安くなっています。

しかし維持費の面では軽油を使用するクリーンディーゼル4WDのほうが安くなります。

以上から、購入時の費用を考えるのであればガソリン車の2WDを、長期間乗り続けるのであれば維持費が安いクリーンディーゼルの4WDをおすすめします。

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デリカD5の2WDと4WDの実燃費について比較しました。

ガソリン車同士であれば2WDのほうが4WDより実燃費が良くなります。

これは駆動方式の違いにより使用する燃料の量が異なるからです。

ガソリン車の2WDとクリーンディーゼルの4WDでは同等の実燃費となりますが、クリーンディーゼルは軽油を使っているのでより維持費が安くなります。

各々の状況に合わせてエンジンタイプや駆動方式を選ぶと良いでしょう。