スペーシアXリミテッドの実燃費はどれくらいなのでしょうか?
せっかく軽自動車に乗るなら少しでも燃費が良いほうが嬉しいものです。
スペーシアXリミテッドは軽自動車の中で断トツの燃費性能を誇ると評判ですが、実際にはどのくらい燃費が良いのでしょうか。
今回、スペーシアXリミテッドの実燃費についてまとめました。
スペーシアXリミテッドのカタログ燃費と実燃費
スペーシアXリミテッドはスズキから販売されている軽自動車のスペーシアの特別仕様バージョンで、燃費が良いと評判です。
駆動方式は前輪駆動FFの2WDと4WDがありますが、カタログ燃費は2WDが29.0km/L、4WDが26.8km/Lとなっています。
実燃費は2WDが18~25km/L、4WDが17~23km/Lほどです。
実燃費がカタログ燃費の65~80%となっており、またどちらも20km/Lを超える実燃費をたたき出しているので燃費性能は良さそうですね。
ちなみにどのような自動車でも正確に計測できていれば実燃費はカタログ燃費の70%ほどになります。
スペーシアXリミテッドの実燃費がカタログ燃費と違う理由
カタログ燃費とは国が定める一定基準の方法で車を走行させたときの計測上の燃費です。
一方実燃費とは実際に公道や高速道路を走行したときの燃費です。
実際の道路では真っ直ぐな平坦な道だけでなく曲がりくねった道や坂道があり、それらを走行する時は余分にガソリンを消費してしまい燃費は悪くなります。
また、渋滞にはまることもありそのようなときは燃費はもっと悪くなります。
また、車はエンジンが温まって初めて本来の性能を発揮できるので、近場の買い物や送り迎えが中心で短距離をちょこちょこ乗っているような場合には燃費が悪くなってしまいます。
また、寒い冬の朝などもエンジンが冷え切っているので燃費が落ちてしまいます。
スペーシアXリミテッドで駆動方式の違いによる実燃費の違い
普通自動車においてグレードが違えば実燃費も変わってきますが、スペーシアXリミテッドにおいては特別使用車でグレードが存在せず、駆動方式の違いによって実燃費に差が出てきます。
スペーシアXリミテッドには2WDと4WDの2つの駆動方式があります。
2WDはFFで、フロントに取り付けられたエンジンでフロントの2本のタイヤを駆動させて進めます。
一方4WDはフロントに取り付けられたエンジンでフロントとリアの4本のタイヤを駆動させて走らせます。
4WDのほうが多くのタイヤを回すためパワーは出ますが、その分多く燃料を消費してしまうため2WDより燃費が落ちてしまいます。
しかし4WDでも20km/Lを超えているので、燃費性能としてはかなり優秀といえるでしょう。
スペーシアXリミテッドで実燃費を良くする走り方
スペーシアXリミテッドを運転する時に実燃費を良くする方法があります。
フットブレーキを使わない
停止するときにフットブレーキを使うのではなくできるだけエンジンブレーキで速度を落とすようにしましょう。
エンジンブレーキが効いている間は燃料を消費しないので燃費が良くなります。
急発進・急加速を避ける
車は発進や加速時に最も燃料を消費します。
発進時にはブレーキを離してクリープ現象で車を動かしてから緩やかにアクセルを踏み込むと燃費が良くなります。
坂道や渋滞を避ける
出来るだけ坂道を避けた道を選択すると良いでしょう。
またカーナビや道路交通情報を駆使して渋滞を避ける進路どりも有効です。
スペーシアXリミテッドで実燃費を良くするメンテナンス
スペーシアXリミテッドで日頃から以下のようなことを気を付けると燃費が良くなります。
タイヤの空気圧をチェックする
タイヤの空気圧が低くなっているとタイヤと路面で無駄な抵抗を生じてしまい、余分にパワーを使うことになります。
少なくとも月に1度はガソリンスタンドなどに行き、適正空気圧かどうかをチェックすると良いでしょう。
ちなみに適正空気圧は車によって異なり、運転席側のドアの部分に書いてあることが多いので確認してみてください。
エンジンオイルを定期的に交換する
エンジンオイルが汚れているとスムーズにエンジンを回転させられなくなり燃料を多く消費してしまいます。
既定の間隔または走行距離でエンジンオイルは交換するようにしましょう。
スペーシアXリミテッドの実燃費は優秀
スペーシアXリミテッドの実燃費についてまとめました。
軽自動車の中でも燃費性能が良いと評判のスペーシアXリミテッドは2WDで18~25km/L、4WDで17~23km/Lと優秀な実燃費を誇っています。
さらに運転の仕方や日頃のメンテナンスに注意するとさらに燃費性能を向上させることができるので是非試してみてください。