アルファードの税金は3000ccの金額はいくらか徹底解説します。
ファミリーカーとして人気のトヨタのアルファードですが、その大きさゆえに維持費が気になるところです。
特に税金に関しては金額も大きいため、購入の際の決め手になるでしょう。
今回、アルファードでかかる税金についてまとめました。
アルファードの税金は3000ccの金額はいくら
自動車を購入・所持するにあたり、関係する税金は3つあります。
1.自動車取得税
自動車を新車もしくは中古車で取得した場合に課せられる税金です。
購入に500,000円以上かかるすべての車に対して課せられますが、取得時の1回のみ払い込めばそれ以降はありません。
2.自動車重量税
自動車の新規登録時や車検での再登録時に課せられる税金で、自動車の重量によって税額が決まります。
新規登録時と3年後の初回の車検の後は、2年に1度税金の払い込みが必要です。
3.自動車税
自動車を所持することに対して課せられる税金で、自動車の用途や総排気量によって税額が決まります。
毎年4月1日時点での自動車の所有状況に応じて税金が決定し、その年の5月31日までに税金を支払わなければいけません。
アルファードの税金は3000ccの金額はいくら|税金に関する制度
自動車の税金が優遇される制度として、エコカー減税とグリーン化特約があります。
1.エコカー減税
エコカー減税とは自動車取得税と自動車重量税を一時的に優遇する制度です。
国土交通省が定める一定の排ガスと燃費の基準を満たす自動車に対し、自動車取得税と自動車重量税をその達成度合いに応じて50、75、100%と段階的に免除するものです。
例えばハイブリッド車や電気自動車などのエコカーと呼ばれる自動車は排ガスが著しく少なく、また燃費性能も良いので100%の減免措置を受けることができます。
2.グリーン化特例
グリーン化特例とは排ガスと燃費性能が優れており環境に与える影響が小さいと考えられる自動車に対し、自動車税を減額する制度です。
反対に新規登録から10数年以上経過しており排ガスや燃費の点において環境に与える影響が大きいとされる自動車に対しては一定額の増額がなされます。
アルファードの税金は3000ccの金額はいくら|実際の税金
アルファード3000ccで課せられる税金について解説します。
まずは自動車取得税ですが、ハイブリッド車はエコカー減税で非課税になるので0円となり、ガソリン車はエコカー減税で20%減税されるので約60,000~80,000円ほどになります。
自動車重量税はハイブリッド車はエコカー減税で100%の免税となり0円で、ガソリン車は25%の減額となり22,500円が課税されます。
自動車税はハイブリッド車はグリーン化特例で約75%現在となり約12,750円となり、ガソリン車はグリーン化特例対象外なので51,000円となります。
同じ3000ccでもハイブリッド車とガソリン車ではかなり税金が違いますね。
アルファードの税金は3000ccの金額はいくら|税金を安くするには
同じアルファード3000ccでも年式やグレードによって大きく税金がことなります。
自動車取得税や自動車重量税はハイブリッド車ではエコカー減税100%の対象となりどちらも0円となるのに対し、ガソリン車では自動車取得税が20%、自動車重量税が25%の減額となり、さらに古い型式ですとどちらも優遇されない場合もあります。
自動車税はハイブリッド車がグリーン化特例75%対象車で安くなるのに対し、ガソリン車では対象外で優遇されません。
年式が古いアルファードの場合は自動車税が増額される恐れもあります。
このように税金だけを考えるとハイブリッド車を選択することが最も維持費を安くできる方法であると言えます。
アルファードの税金は3000ccの金額はいくら|税金以外の維持費
アルファードの3000ccで税金以外にかかる維持費としては車検代やガソリン代、保険料などが挙げられます。
アルファード3000ccの車検代は、まず自賠責保険料が排気量に関係なく27,840円かかり、印紙代が1,800円かかります。
車検基本料は業者によって異なりますが、3000ccクラスのミニバンですとおよそ40,000円程度となります。
合わせて車検費用はおよそ70,000円ほどになります。
任意保険料も保険会社や補償内容によって異なりますが、およそ年間60,000~70,000円ほどになります。
ダイレクト自動車保険などを選択するともっと抑えれる可能性があります。
アルファードの税金は3000ccの金額はいくら|税金は優遇される
アルファードの3000ccの実際の税金についてまとめました。
アルファードの3000ccの税金はハイブリッド車であればエコカー減税100%で自動車取得税と自動車重量税が免税となり、グリーン化特例で自動車税が75%減額されます。
ガソリン車であればエコカー減税で自動車取得税が20%、自動車重量税が25%優遇されます。
グレードや年式によってかかる税金が大きく異なるのでそのことも念頭に置いて車を選ぶと良いでしょう。