コペンの評価を辛口で見かけることもあるでしょう。
しかし、コペンの魅力は万人受けするものではないものの、その魅力をじっくりと把握しているオーナーからは高評価を得ている部分もあるのです。
では、コペンにおける正しい評価とは何でしょうか。見てみることにしましょう。
コペン評価の辛口コメントとインテリア
おそらく、辛口評価を下している方の多くが、インテリアにも言及しているかもしれません。
外観からしてレトロな雰囲気を醸し出しているコペンは、インテリアも今風の高級デザインではなく、一昔前のスポーツカーデザインを彷彿とさせるものとなっています。
そのため、作りは非常にシンプルであり、悪くいえば面白みのない、特徴のないインテリアとなっています。
収納スペースはほとんどありませんし、実用性でいえばその他の自動車と比べて劣ります。
しかし、エクステリアのレトロ感に合わせるように作られてはいるので、その点を気に入るかどうかが大きいのではないでしょうか。
コペン評価の辛口コメントとエクステリア
このエクステリアに惹かれてコペンを購入される方が多いのではないでしょうか。
コペンは特徴的なエクステリアをしているので、この自動車を購入している時点でエクステリアを気に入って購入したことになるはずです。
文字に表すと、その曲線的なデザインとスポーツカーらしさが相まって、シンプルながらもレトロな自動車となっていることがわかります。
コペンは軽自動車であるため、スポーツカーのように力強い走りはできませんが、独特の愛らしいデザインが人を惹きつけている可能性は大いにあります。
反対に、このデザインが肌に合わない方は低評価になります。
コペン評価の辛口コメントとルーフ
ルーフを開けながらドライブを楽しめる点も、コペンの魅力です。
しかし、ルーフを固定する必要性からその部分が軋む音が聞こえてしまい、乗り心地に影響するという意見もあります。
一方で、コペンのルーフは電動のため気軽に操作できる利点も見逃せません。
安全上の都合から、走行中操作することはできませんが、それでも手動で動かさなくてよいのは大きなメリットといえるでしょう。
また、ルーフの存在により遮音性に違和感があるのでは、と思われるかもしれません。
2代目コペンはデザインこそレトロなものの新しい自動車なので、遮音性もバッチリです。
コペン評価の辛口コメントと走行性能
走行性能は、小さなボディでありながら手足のように動かせるほどの、違和感のないドライブを可能にしています。
カーブでも直線でも、先程のルーフの存在も相まって非常にドライブを楽しめる1台でしょう。
ハンドリングも極力個性を抑えたものになっていて、その点も違和感のない走行性能に繋がっています。
ただし、悪く言えば無個性なので、その点が気になるオーナーもいるかもしれません。
次にエンジン性能や加速性能ですが、軽自動車のためそこまでの性能ではありません。
期待するほどのものではありませんが、水準は超えているので安心です。
コペン評価の辛口コメントと乗り心地
気になる乗り心地ですが、ルーフの開閉具合では当然遮音性も何もありません。
また、ミニスポーツカーという名前から多少ガタつきを感じるかもしれません。
高級ミニバンのように安定した重心は持っていないので、突き上げる感覚には慣れるまで時間がかかる可能性があります。
この自動車を購入される方の多くは、コペンの実物を見た瞬間に乗り心地について把握できるかもしれませんが、問題は同乗者です。
乗り心地は決して良いとは言えないので、助手席に乗せた家族等から苦情が来るかもしれません。
段差には他の車以上に気を配る必要があるでしょう。
コペン評価の辛口コメントと最新レトロ
現在はコンパクトカーが女性を中心に人気を博しているため、あまりこうしたミニオープンカーには目を向けられない時代かもしれません。
しかし、レトロ感溢れるコペンにも使われている技術は最新のものですし、あえて独特なエクステリアや乗り心地を体験してみるのも悪くないでしょう。
気持ちのよいドライブをしたい方におすすめの1台です。