コペンの残価率設定型クレジットプランをご存知でしょうか。
「コペン」は、ダイハツが製造・販売している軽自動車規格の2人乗りオープンカーです。
名前の由来は軽オープンの略で「K(軽)-Open(オープン)」。後にKをコンパクトカーの(C)に変更し「Copen」となりました。
1999年の東京モーターショーに参考出展されたのが初登場で、2001年に市販化目前にモーターショーに登場し、2002年に販売開始。
独特のデザインと軽オープンカーの珍しさから、話題と注目を大いに集めました。
2012年に製造終了しましたが、2014年フルモデルチェンジをした2代目が発表され販売開始されました。
新たな骨格構造「D-Frame」と、脱着構造「Dress-Formation」が、主な特徴としてあげられます。
その利便性を排除し走る楽しさを追求した独特のスタイルは根強いファンを獲得し、海外でも受け入れられています。
そんな「コペン」ですが、残価設定プランで購入した場合いくらぐらいで購入できるのかをシミュレートしましたのでご紹介します。
コペンの残価率設定型クレジットプラン(残クレ)って何?
残価率設定クレジットプランとは、契約時に設定された年数(3から5年)や車種によって残価率が設定され、設定された残価率から求められる残価を車両価格から差し引き、その残金を設定された年数で分割して支払う新車の購入方法のことです。
例えば、新車販売価格200万円で3年契約で残価率50%の場合、新車価格200万円から残価100万円(200万円の50%)を引き、残りの100万円を3年のローン(36回払い)で支払うというものです。
通常の分割払いと比較して、月々の支払い料金が大幅に減るのが特徴で、車のローンが家計を圧迫するのを軽減する点が特徴です。
コペンの残価率設定型プランを利用するメリットは?
残価率設定クレジットプランは、特徴として車体価格から残価率から求められた残価を差し引いた金額を分割で支払うことです。
そのため、通常のローンでの月々の支払い金額の、6割から7割程度の支払い金額に抑えることができます。
そのため、高額になりがちな新車の購入がしやすい点がメリットとなっています。
また、月々の支払いが少ないため、その差分を、燃料代や自動車保険料など自動車を維持するためのコストへと振り分けることができるため、日々の生活に負担を掛けにくいのもメリットと言えるのではないでしょうか。
また、コペンの場合、車体価格が安いため月々の支払いも安く済むためセカンドカーとして購入できる点もメリットではないでしょうか。
コペンの残価率設定プランはどういう人に向いているのか?
残価設定型クレジットプランは、契約でローンの支払いがを満了した際にいくつかの選択肢が用意されています。
「別の新車へ乗り換える。」「車を返却する。」 「残価を一括またはローンで支払って買い取る。」の三点です。
「コペン」を他の軽自動車のような使い方を目的として購入する層は少ないと思います。
ですから、趣味目的の購入の場合、残価率設定型プランで購入する場合、「3年から5年で引き取ってもらえる」ことで手放しやすいことと、月々の支払いが少なくて済むことでセカンドカーをもつことの負担が小さくなることは大きなメリットになります。
コペンを残価率設定型プランで購入するにあたっての注意点は?
残価設定型プランで購入した車はローンの満了時に購入時の姿に戻す必要があり、購入時に設定された残価と現在の査定結果によって決められた残価を計算し、マイナスであった場合、追加で支払いが発生する点に注意が必要です。
車のカスタマイズは出来ませんし、車をぶつけるなどして、凹んでいたり、傷が付いている場合や、またタバコやペット、子供のいたずらなど、車内の傷や汚れなどで交換が必要となる場合などは残価の査定でマイナスになる原因となります。
また、経年劣化などによるどうしようもない消耗に常識の範囲内の損傷についてはマイナスされることはありませんので、不安な方は購入の際に確認するようお願いいたします。
そのほか、走行距離にも注意が必要で、年間の走行距離にも制限があり(月間1000km~1500km)、それを超えた場合には、満了時の残価が減額されますので、日常での長距離の運転を頻繁に行う場合には契約するかどうか注意が必要です。
コペンを残価率設定型プランで購入を行った際の月々の支払いは?
今回、ダイハツのHP上からはインターネット上から残価設定プランのシミュレーションができないため、正確な残価率は不明です。
変わりにスペックの近いホンダの「S660」の残価率(3年50%、4年45%、5年40%)を参考として同様の試算をしてみました。
「コペンCero CVT」の場合、車体価格:約226万円カラー:白、頭金:なしボーナス払い:なしの場合、(()内は同条件で、通常のローンを組んだ場合の支払い料金)
残価設定プラン3年:約35,000円(約66,000円)
残価設定プラン4年:約30,000円(約50,000円)
残価設定プラン5年:約26,000円(約41,000円)
となっております。
あくまで試算した結果です。販売店やその他の理由などにより、実際の見積もりと大きく外れることもありますので、正確な見積もりはダイハツの販売店へ問い合わせていただくことをお願いします。
コペンの残価率設定プランは一度乗ってみたい方にオススメ
コペンのシミュレーションの結果では、車体価格が安いこともあって月々の支払いはかなり安くお得であると言えます。
ですが、コペンは趣味の車であるため、出来るなら一括購入してもらいたいです。
もしくはローン購入か。
いろいろとカスタマイズする楽しみや、ドライブを楽しむためのおもちゃのような車ですから、乗るからには気兼ねなく乗りたいのが本音です。
だだ、どうしても乗ってみたいと言う人には3年契約で試しに購入するのは良いかもしれません。
また、小型のスポーツタイプですから、かなり小回りがきき、また走れますので、街乗りでは意外と便利に使えます。
セカンドカーとして所持するのであれば悪くない選択ですので興味がありましたら残価率設定型クレジットプランでの購入をしてみても良いかもしれません。