ヴォクシーハイブリッドの高速燃費は？

ヴォクシー・ハイブリッドの高速燃費が気になるという方は多いかと思われます。

ミニバンと言えばヴォクシーと連想される方も多いでしょう。

それ程、ヴォクシーは新車市場で売れていると言えます。

今回は、そんなヴォクシーのハイブリッド車の高速燃費を見てみたいと思います。

ヴォクシー・ハイブリッドの高速での燃費｜ヴォクシーの概要

ヴォクシーとは、トヨタ自動車株式会社が販売しているミニバン用乗用車です。

ヴォクシーのライバル車種と言えば「セレナ」「ステップワゴン」ですが、そのライバル車種と比べて値段が割高です。

しかしその分、外装内装共に丁寧に作られており、シフトノブが操作しやすい位置に来ており、また視界性能もよく、ミドルサイズミニバンということもあってとても運転しやすいという特徴があります。

ミニバンに必要な居住性も、ライバル車種と比べて高いです。運転しやすさに特化したミニバンと言えます。

しかし動力性能と乗り心地は、背の高いミニバン然とした性能で、安全機能もまだまだこれからと言った感じです。

これらをまとめると、ミニバンの中では初心者向けの車種と言えるでしょう。

さて、そんなヴォクシーのハイブリッド車の、高速での燃費を見てみようと思います。

普通に走っている際の燃費は18km/L～22km/L程度でハイブリッド車然とした燃費だと思います。

しかし注目したい点があり速走行していると、バッテリーがどんどんたまっていきます。

エンジンが「走行＋充電」になっているので、エアコンがバッテリーで動いているこの車は、高速走行中に「少し熱いな」と思ってクーラーを付けたりしても走行にも燃費にも関りが少なく済みます。

さらに、渋滞時にはバッテリーを効率よく消費してくれるので、渋滞時にも燃費を減らさずに済みます。

総合的に考えると、燃費はかなり良い方ではないでしょうか。

では、具体的にどの程度の速度で走ると走行中にバッテリーを充電してくれるようになるのでしょうか。

基本的に70km/hの速度でも充電してくれるみたいです。

この速度から速度中の充電をしてくれるこの車は、とても地球にやさしいと言えますね。

そして、基本的に燃費を上げるテクニックを使用してなくても上記に挙げた燃費で走ってくれるようです。

基本的に80km/h程度で一番燃費が良くなると言われています。

その１その２をまとめると、基本的に高速走行時はどの条件でも18km/L～22km/L程度で走ってくれるようです。

燃費が良いと、家計も助かりますね。

では、市街地での燃費はどうでしょう。

結論から書くと、市街地での燃費は15km/L～16km/L程度です。

ヴォクシーの欠点の一つとして「加速力不足」があり、ミニバンという大型車を動かすにはパワー不足と言われています。

それが直接燃費にも関り、信号待ちからの発信の際に「ECO」の範囲内で留めておくことが難しく、それが燃費の下降の原因という事です。

この点はヴォクシーの改善点といったところでしょうか。

しかし、クーラーを使用しても燃費が減ることがないという長所で、「街中でクーラーを付けたままで運転してもこの燃費」という長所とも取ることができます。

最後に、周りにあまり施設がないような郊外や田舎ではどういった燃費になるのでしょうか。

先程書いた「加速力不足」が、山道での走行に大きく響いてしまいます。

ここでの燃費は16km/L程度まで落ちて行ってしまいます。

しかし、それ以外の条件では21km/L程度で走行してくれます。

総合的にみると、そこまで悪いわけではないと思います。

なお、高速走行編で述べた「走行中の充電」で溜まったバッテリーをうまく使う機会がありません。

停止の少ない田舎道ではエアコンしかバッテリーの使い道がなくなるためです。

このバッテリーを、加速力不足の方面に少しでも活かすことができればまた違った燃費になるのかもしれませんね。

「高速編」「市街地編」「郊外編」の３つに分けて書いていきましたが、やはり加速力不足が大きく響いているものの、エアコンを、燃費を気にしないで使用できる所も大きいと思います。

おまけに、高速走行中にバッテリーを充電してくれる所も大きく、ここを加速力不足に補ってくれるだけでかなり違うと思いました。

初心者運転者にも優しい「ヴォクシー・ハイブリッド」が気に入った方は、是非調べてみてください。