nワゴンスタイリッシュパッケージで評価されているのは、従来型のnワゴンと比べ特別仕様の装備を身にまとったスタイリッシュパッケージのお得感を感じる事ができるという点です。
どの様な部分にお得感や特別感が有るのかデザイン面や走行性能、エクステリア等の面で調べて見ましょう。
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価|デザイン
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価で従来のnワゴンと比較した場合、そのデザイン面に特別感が有ります。
デザイン面での主な変化点は、車の内装部分のパネル部分やドアの内側を黒を基調とした大変シックな色合いに変えた事で高級感が増した事を挙げる事が出来ます。
又、外装面では専用の14インチアルミホイールの装備や、ドアミラー埋め込み型のLEDウインカーの装備、スタイリッシュパッケージ専用の車体カラーバリエーションの追加等を挙げる事が出来ます。
更にヘッドライトのロービームとハイビームを自動切り替えできるオートライトコントロールや、スマートキーシステムやプッシュエンジンスタート等の装備も充実されており、評価を上げる為の特別な装備が充実しております。
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価|走行性能
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価では、走行性能についても調べて見ましょう。
nワゴンスタイリッシュパッケージのエンジンは水冷直列3気筒DOHCエンジンを搭載しておりますが、ターボエンジンで無く一般的なNAエンジンです。
その為、パワーはターボ車には劣りますがホンダのNシリーズ用の無段変速オートマチック(CVT)を更に改良する事で、走行性能を向上させる事が出来ております。
これは従来の同クラスの軽自動車に比べパワー不足等のストレスを感じさせない加速は勿論、坂道や高速道路でも機敏な走りを見せてくれます。
特に日常的な使用領域で有る時速50km/h迄のトルクを重視した設定により走り易さと扱い易さを両立しております。
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価|居住性
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価において、その居住性を確認しておきましょう。
通常のnワゴンにも言えますが、nワゴンの特徴の一つにフラットな床面を挙げる事が出来ます。
車内の床面をフラットにする事によって足元のゆとりや広さを確保出来る事は元より、前部座席と後部座席の一体感を作りだす事が出来ます。
又、天井部迄の高さを確保している為窮屈感を感じる事は有りません。
後部座席は大人が乗ってもその広さを感じる事が出来、後部座席の人が足を組む事が出来る程の広さが確保されております。
この後部座席は20cmのスライド機能を持っている為、座席を後ろにスライドすればより広いスペースを作り出す事も可能です。
又、トランクルームは2層構造になっており、トランクルームの床面の下には荷物スペースも設けられている為、より多くの荷物を積み込む事も出来ます。
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価|経済性
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価の経済性を調べて見ましょう。
このスタイリッシュパッケージのエンジンは一般的なNAエンジンを搭載しており、カタログに記載されている燃費はJC08モード燃費で29.4km/Lとされております。
一方、実走行時の燃費は市街地走行時は16.0km/Lから郊外等の車の流れのスムーズな道路及び高速道路では20.0km/Lを超える燃費を出す事が出来ますので、燃費達成率は55%から70%程になり、他の軽自動車と比較した場合にも平均的な燃費で有ると考えられます。
但し、nワゴンに搭載されているエンジンはホンダの軽自動車初のツインインジェクションシステムを導入している為、ガソリンと空気の混合効率が改善されており、低燃費の実現に向けた取り組みがされております。
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価|安全性能
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価の安全性についてですが、ホンダ車の多くが「ホンダセンシング」と呼ばれる安全運転支援システムの導入を進めている中で、このnワゴンスタイリッシュパッケージの安全システムは、やや役不足感を感じます。
スタイリッシュパッケージに装備されているシステムとしては、VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)やエマージェンシーストップシグナル、頚部衝撃緩和フロントシート等になり、衝突軽減ブレーキや歩行者事故低減ステアリングシステム等の装備がされておりません。
特別なnワゴンだからこそこれらのホンダの安全運転支援システムの装備が欲しい所です。
nワゴンスタイリッシュパッケージ評価|まとめ
特別な装備を持つデザインやnワゴンの走行性能、更に元来nワゴンの持つ居住性や経済性は、特別装備を持つスタイリッシュパッケージの高評価に繋げる事が出来ます。
しかし、一方では安全運転支援システムの装備には、ホンダの最新技術が詰まったホンダセンシングが装備されていない等の不満も残る為、この点で評価点がやや下がってしまうと考えます。