nワゴンの残クレは本当にお得？

nワゴンの残クレって本当にお得なのか解説します。

元々車両本体価格が安く手が届きやすい軽自動車でも、できるだけ安く購入したいですよね。

最近話題の残クレは、新車を購入するハードルが下がる購入方法として注目されています。

今回、nワゴンを残クレで購入する場合のメリット・デメリットについてまとめました。

 nワゴンの残クレとは

残クレとは残価設定型クレジットのことで、あらかじめ残価を設定し車両本体価格から残価を差し引いた分でローンを組むという方法です。

nワゴンはホンダから販売されている車なので、残クレもホンダのものを利用することになります。

ホンダの残クレでは契約期間を3年、4年、5年から選ぶことができます。

残価は自身で決めるのではなく、支払い終了時の中古車市場価格を参考に決められる点に注意が必要です。

また、残クレ契約期間中でもローンを繰り上げて返済する一部繰上返済や、残り分を全て一括で返済する早期一括返済も可能なので、臨時収入があった時などに利用すると利息を減らすことができます。

 nワゴンの残クレで支払い終了後は

残クレ支払い終了後には、所有していたｎワゴンをどうするか3つの選択肢があります。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

 1.ｎワゴンを新車に乗り換える

ｎワゴンをホンダの販売店に返却し、新しく新車に乗り換えるという方法です。

この場合残価は支払う必要がありません。

 2.ｎワゴンを返却する

今まで乗っていたｎワゴンを手放してホンダに返却します。

この場合も残価は支払う必要がありません。

 3.ｎワゴンを買い取る

今まで乗っていたｎワゴンを買い取り、そのまま自己所有にするという方法です。

この場合には残価を支払う必要がありますが、残価は一括で支払うか再びローンを組んで支払うか選ぶことができます。

nワゴンを残クレで購入するメリット

ｎワゴンを残クレで購入した場合の主なメリットが3つあります。

 1.月々の支払いが安い

残クレでは車両本体価格から残価を差し引いた残りでローンを組むので、月々の支払いを抑えることができます。

金利もｎワゴンなら年率3.5％と自動車会社のローンにしては安い方です。

例えば頭金なしかつボーナス払いなしでも月々の支払いを10,000円以下に抑えることも可能です。

 2.新車に乗り換え続けるとお得

車両を返却し新車に乗り換える場合には通常のローンよりお得に購入できます。

 3.下取り金額が保証されている

残クレではあらかじめ設定された残価がいわゆる下取り価格となります。

もし中古車市場価格が下落してもあらかじめ金額を設定しているので安心です。 

nワゴンを残クレで購入するデメリット

nワゴンを残クレで購入する場合のデメリットがいくつかあります。

 1.ホンダ車にしか乗り換えられない

残クレ支払い終了後に車両を返却して新車に乗り換える場合、当然ですがホンダの車しか選ぶことができません。

 2.残価で再ローンを組むと損

残価を支払う　場合再ローンを組むと総支払額が多くなる可能性があります。

なぜなら残クレにおいて金利は差引分ではなく車両本体価格すべてにかかってくるからです。

 3.下取りで損をすることがある

前述の通り残価は下取り価格と同様の意味を持ちます。

もし車両の状態がよく、下取り価格が残価分より多く見積もられても残価の金額での売却となり損をしてしまいます。

nワゴンの残クレがおすすめなかた

ｎワゴンを残クレで購入する場合のおすすめを挙げていきます。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

 1.月々の支払いを可能な限り安くしたい

残クレでは残価を差し引いてローンを組んでいる分月々の支払いを安くすることができます。

最低価格は3,000円に設定されているのでこの価格を支払い額にすることも可能です。

 2.短いスパンで新車に乗りたいかた

短いスパンで新車に乗り換えたいかたにはおすすめです。

ホンダの残クレは3～5年と比較的短く設定されており、また残価を支払わず新車に乗り換える場合には総支払額が安くなりお得です。

ただし新車はホンダしか選ぶことができない点に注意して下さい。

 ｎワゴンの残クレは新車が買いやすい

ｎワゴンを残クレで購入するメリット・デメリットについてまとめました。

残クレの最大の魅力は月々の支払額を安くできることで、手持ちが少なく新車の購入をあきらめていたかたでも購入できるかもしれません。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

新車購入のハードルが下がりますね。

ただし残クレのデメリットも存在するので、自身の状況に合わせて支払い方法を決定すると良いでしょう。