nワゴンターボの実燃費徹底検証

nワゴンターボ実燃費は、走り方や走行条件等によって変化しますのでカタログ燃費とはだいぶ違ってきます。

そこで少しでもカタログ数値に近付ける為の運手方法についてご紹介します。

さらに、ターボ車ではあるものの軽自動車本来の経済性やコスパの良さについても解説します。

nワゴンターボ実燃費とカタログ燃費

nワゴンターボ実燃費とカタログに記載されている燃費の差を見てみましょう。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

nワゴンターボのカタログに記載されている燃費は、JC08モード燃費と呼ばれる物で下記のようになります。

JC08モード
2WD車	26.0km/L
4WD車	24.2km/L

一方の実燃費の平均値は、下記のようにカタログ値に対する燃費達成率は2WD車4WD車とも70%程度となっております。

実燃費の平均値
2WD車	18.2km/L
4WD車	16.9km/L

勿論、この平均燃費は運転の仕方や走行条件、更に道路事情等によって変化しますので街中での燃費の悪化や、高速道路等の車の流れの良い所では良い燃費を出す事も出来ると考えます。

nワゴンターボ実燃費を向上させる為に、どの様な運転の仕方が適しているのか確認しておく事で、実燃費をカタログ値に近付ける事が出来ます。

そこでその方法を確認しておきましょう。

実燃費の向上に効果的な運転は急発進や急ブレーキ等「急」が付く運転をしない事が最も大切ですが、nワゴンターボにはECOMモードと呼ばれるエコ運転をサポートする機能が搭載されております。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

このECOMモードを使う事でエアコンの制御やアクセルの踏みこみとエンジンのレスポンスを緩やかにする事が出来る為燃費の向上に効果を得られ、特に燃費が悪くなりがちな市街地走行等では効果を発揮してくれます。

又、nワゴンターボに搭載されているアイドリングストップ機能も燃費向上に効果のある装備ですので積極的に活用しましょう。

nワゴンターボ実燃費を走行条件別に調べて見ると、ターボ車特有のエンジン特性の為、高速道路等のエンジンパワーが必要な条件で燃費が良いと言う結果が出ております。

先ず市街地等の渋滞が多い道路での実燃費は12.0km/L程度に落ち込み、アイドリングストップも頻繁に作動した状況でも他の軽自動車と比較しなり悪い結果となっております。

次に郊外等の比較的車の流れがスムーズな道路では21.0km/L迄燃費の伸びを確認する事が出来ました。

更に高速道路では、時速90km/hをキープした走りによって24.0km/Lに迫る実燃費を記録しました。

郊外の道路や高速道路の走行時には、ECOMモードを使用する事でエアコンとアクセルの絶妙なコントロールが行われ低燃費を記録する結果に繋がっている物と考えます。

nワゴンターボ実燃費で考えられる経済性のメリットについて考えて見ましょう。

主な用途を通勤とした場合には次の様な試算をする事が出来ます。

※平日の通勤距離を20kmx20日=400km/月、休日の移動距離は5kmx8日=40km/月とした場合、1ヶ月の走行距離を合計440kmとします。

1ヶ月のガソリン代「440　÷　平均燃費　x　135円/L（ガソリン単価）」
「nワゴンターボ」平均燃費18.0km/L	3,300円
「一般的な日本の車」平均燃費13.5km/L	4,400円

nワゴンターボの場合には月当たり1,000円程経済性が良い事が判ります。

これは普通自動車と軽自動車全般で比較した場合、全てに言える事ですがnワゴンターボを始めとした軽自動車の経済性の高さを表した数値で有ると言えます。

nワゴンターボ実燃費とコストパフォーマンスを調べて見た場合、nワゴンにはターボエンジン車とノンターボエンジン車が有ります。

その車両価格は下記の通りです。

「車両価格」	2WD	4WD
ターボエンジン車	155万円	167万円
ノンターボ車	137万円	161万円

このように、比較をすると価格差は18万円程になります。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

一方、nワゴンターボ車を選択するユーザーとしては低燃費とターボ車特有の力強い走りを救めている為、価格差が18万円でカタログ上の燃費の差がわずか1.8km/Lで有る為、コストパフォーマンスの良いのはターボ車で有ると言えます。

nワゴンターボ実燃費を調べて見ると、当然カタログ燃費には及ばない迄も走り方やECOM等の省エネ装備を有効的に活用する事で、ご自身でも納得の行く実燃費を出す事が可能となります。

良い実燃費は直接ユーザーにとっての経済性に関わって来る事ですので、少しでも実燃費の向上に努めた運転を心掛ける事が大切です。

出典：http://www.honda.co.jp/auto-archive/n-wgn/2016/webcatalog/interior/

又、nワゴンにはターボ車とノンターボ車が有りますが、コスパの良いのはターボ車で、経済性とパワーを両立出来た車で有ると言えます。