4wdのヴェルファイアの性能を、色々な面から徹底的に調査していきます。
手始めに、車が持つ性能やスペック面を詳細に調べてみました。
燃費や排気量から、全高に全幅まで記載してあるので、車がどんな能力を持っているのかがよく分かると思います。
所有者達が、どんな気持ちで利用しているのかについても触れてみました。
記事には実際に乗っている人達の感想や口コミを、包み隠さずに紹介してあります。
良い面だけでなく悪い面の話も出ていますが、2つを見比べればヴェルファイアのことがよく分かるので読んでみてください。
ヴェルファイア4wdの性能 2015年に発売された2.5Xの情報
全長4,930mmで全幅1,850mm、全高は1,895mmで車両重量は1,980kgです。
燃費は12.4km/L、レギュラーで動いています。
エンジン形式は2AR-FE、最高出力は134(182)6000、最高トルクは235(24)4100です。
ミッションはCVTかATで駆動方式は4WD、排気量は2,500ccで5ドア、限界定員数は8名です。
ハンドルは右にあるので、左は助手席となります。
色はシルバーメタリックやホワイト、ブラックなどがあり、ややホワイトに人気が集まっています。
付属しているオプションはエアバッグやエアコン、ABSにパワーウィンドウなどです。
キーレスエントリーやパワーステアリングもついていますが、テレビやカーナビなどは車の種類によっては追加オプション扱いになる場合もあります。
ヴェルファイア4wdの性能 2018年に発売された2015年モデルX4wdの情報
マイナーチェンジとなることから、基本性能は2015年バージョンと似ています。
全長は少し伸び4,935mm、車両総重量2,420kg、ホイールベースは3,000mmで、積載していない状態の最低地上高は170mmです。
室内は、室内長3,210mmで室内高は1,400mm、ヘッドルームの前が1,040mmで後が1,120mmです。
荷室容量は、リアシートを立てた時で616L、倒せば1,891Lとなります。荷室容量の測定方式はVDAです。
タイヤサイズは前が215/65R16で後ろが215/65R16、ホイールサイズ後は16.0インチ6.5Jで、前は16.0インチ6.5Jです。
トレッド幅後は1,595mm、前は1,600mmです。あと、アルミホイールとパンク修理キットは購入時に付いてきます。
エンジンの排気量は2,493cc、エンジン形式は2AR-FEで最高出力134(182)/6000、最高トルクは235(24)4100です。
燃料タンクは65L、エコカー扱いなのでアイドリングストップが付いています。
平成27年に設定された燃費基準を達成しているので、重量税は25%引きとなります。
ヴェルファイア4wdの性能 2008年に発売された3.5Zの情報
全長4,865mmで全幅1,840mm、全高は1,915mmの高さで車両全体の重量は2,010kgです。
右ハンドルでドアの数は5、最大で8名まで乗車可能です。
ミッションは6段階ATで駆動方式は4WD、排気量はヴェルファイアシリーズの中で最も高い3,456ccとなっています。
エンジン形式は2GR-FEなので、最高出力は206(280)/6200、最高トルクは344(35.1)4700と高めです。
使用燃料はハイオク、燃費は6から7km/L前後です。
初期に発売された車ですが、未だに根強い人気を誇っていることから、中古で安く設定されていればすぐに買われる傾向にあります。
走行距離が短めで修復歴がない場合は、新車とそれほど変わらない価格で取引されているのも特徴です。
ヴェルファイア4wdの性能 SNS内での反応
良い感想
4WDでありながらエコカー減税の対象なのが凄いと褒めている人がいました。
車にかかる税金は高いので、安くできる方法があると分かれば嬉しくなるのは自然なことです。
雪道の走行はヴェルファイアだと楽、馬力があるので峠道が走りやすいなどの意見もみられました。
安定性とパワーの両方を兼ね備えた車であることが分かります。
バイトが終わった後にドライブするのが日課と、楽しそうに書いていた人もいました。
加速力がある車なので、バイトにより生じたストレス解消に役立ちそうです。
悪い感想
ハイオク満タンにした3.5Zに乗った人が、300km前後乗っただけで燃料切れに近づいたとコメントしていました。
燃費が良くないと感じたのか、普通の車ならもっと走ってくれるとも書いています。メーター部分の写真も掲載されていたので、説得力がありました。
他にも何人か、ヴェルファイアの燃費の悪さをネタにして投稿した人がいたようです。
新車は高すぎて手が届かないので、中古車で買ったのを乗っているとツイートした人もいます。
ただ、価格の高さは仕方が無い面もありそうです。
ヴェルファイア4wdの性能 販売サイトの口コミ
良い意見
2.5XやX4WDなどのタイプを乗っていた人達は、燃費の面を評価していました。
この車体でありながら、10を上回る燃費は凄いと褒めていた人もいるほどです。
ハンドルが軽いので運転しやすい、室内が綺麗で高級感がある、雪道や坂道などが安心して走行できるなどの意見が目立っていました。
10万㎞乗ったと書いた人もいれば、20万㎞近くまで乗ったと報告する人もいるなど、ヴェルファイアが長持ちする車だと認識できる話も多かったです。
中には頑丈さに惹かれたのか、買い換えの時は必ずヴェルファイアを選んでいると書いた人もいます。
悪い意見
3.5Zで1,000km走行した人が、燃費は5km/Lくらいだったと書いていました。
しかも使ったガソリンはハイオクなので、燃料代が相当かかったと予想されます。
カーブがやや曲がりにくく感じる、運転音が小さすぎて眠くなる、足回りが良くないせいか乗車していると酔うなどの意見もみられました。
曲がりにくいのは車体が大きいのが要因で、運転音が小さいのは評価すべき点に見えます。
足回りについては、特にカーブでの揺れが激しいとコメントしていたので、車高対策が必須かも知れないです。
中古で買った人は価格を絶賛していましたが、新車で購入した方の大半は価格が高いと感じていたようです。
ヴェルファイア4wdの性能まとめ
3台のヴェルファイアをご紹介しましたが、口コミなどで燃費が悪いと言われているのは3.5Zシリーズに限定されるようです。
他のバージョンの方は、逆に燃費が良くて助かるといった声が相次いでいました。
ただ、3.5Zは最も高めな排気量を見ると分かるように、パワーの面で一番優れています。
この点が非常に大きいので、雪道や急な坂道などでは強みを発揮して楽に走行できるみたいです。
悪い面もあれば良い面もある、これは全てにおいてそうなので気にする必要はないと思います。