ヴェルファイア残価設定の支払いを月5万円台にする方法

ヴェルファイアの残価設定の支払いを楽にしたいと思われている方も多いのではないでしょうか。

トヨタの高級ミニバンラインナップの「ヴェルファイア」ですが、2018年1月には新型が登場し、1月の販売台数は3000台を超え好調を維持しています。

そんな新型ヴェルファイアを残価設定プランを駆使して月々の支払いを5万円台で購入をすることは可能か、トヨタの見積もりシミュレーションで検討した結果を紹介します。

新型ヴェルファイア残価設定プランの支払い｜購入価格について

今回のシミュレーションに使用するのは、新型「ヴェルファイアハイブリッドZグレード」ナビ付きです。

低燃費やエコカー減税対象車で人気のハイブリッドタイプかつ、ヴェルファイアの人気グレードであるエアロを標準装備しているモデルです。

出典：http://toyota.jp/vellfire/grade/hy_z/

トヨタのホームページの見積もりでの販売価格は約500万円。

高級ミニバンにふさわしい価格となっています。

こちらを残価設定クレジットプランで契約した場合、頭金やボーナスなどを除外し全額ローンで支払う場合は、以下の金額となります。

通常のローンよりも支払いは安く、6割程度で抑えられますが、それでも高額となっています。

続いて、頭金や下取りで販売価格を下げた場合どうなるかについて解説します。

新型ヴェルファイアハイブリッド残価設定プランの支払い｜頭金や下取りなどを使用した場合

ヴェルファイア購入時に残価設定プラン契約で、頭金や下取りで100万円を最初に支払った場合の月々の支払い価格は、以下の通りです。

このように、月々の支払いを5万円台に抑えることが出来ました。

気になるところは、残価が減っていないところですがこれは、残価設定プランの特徴で、販売価格から契約年数後の中古車販売価格を残価として設定したものです。

契約期間満了後の支払い金額をあらかじめ差し引くことで月々の支払いを差し引く仕組みのため、残価を減らす方法は特にありません。

契約期間満了後には、250万円、220万円、185万円を一括もしくは分割で支払うことで自分の車として取り扱えるようになります。

頭金や下取りの代金は、こちらの支払いに回すほうが何かと利点が多いため、月々の支払いを抑える方法としてはあまり良い方法とはいえません。

新型ヴェルファイアハイブリッド残価設定プランの支払い｜ボーナス払い利用した場合

続いて、ボーナス払いを併用してヴェルファイアの残価設定プランで契約した場合のシミュレーションについて紹介します。

3年では5万円オーバーしてしまいましたが、4年では5万円代、5年では4万円台に抑えることが出来ました。

3年契約で5万円台にするには、ボーナス払いを25万円に変更すると、約55000円となり、条件をクリアすることができます。

ボーナス払いの回数が増える5年などになると、月々の支払いは大幅に下がっていくことがわかります。

残価設定プランの契約年数は、出来るだけ短いものが望ましいですがボーナス払いの場合は、5年などの長期契約も検討の余地があります。

新型ヴェルファイアハイブリッド残価設定プランの支払い｜気をつけること

残価設定プランは、契約年数満了時に設定された残価を支払わなくてはなりません。

残価は、数年後の中古買取価格をあらかじめ設定してあるもので、 「トヨタ車」で、「人気のミニバン」である「ヴェルファイア」は中古車買取価格が高いです。

そのため残価が高く残ります。

そのため、契約満了後の残価が高く、支払いも高額になるため、購入時に「買い取る」予定の場合には、契約期間満了後の支払い方法についても検討しておく必要があります。

契約満了後に「手放す」選択をする場合、ローンで支払った金額はほとんど無駄になりますが、残価は支払わなくてもよくなります。

新型ヴェルファイアハイブリッド残価設定プランの支払い｜オススメは3年契約

ヴェルファイアを残価設定プランで契約する場合のオススメは3年で契約することです。

当然ながら、月々の支払いは最も高額になり、中々難しいですが、残価設定プランを3年契約で行う場合、契約期間満了までの期間が短いことが最大のメリットとなります。

新車購入などで気になる点の一つが、「車との相性」です。

燃費や保険、メンテナンス費用など、自動車にはローンの支払いに以外にもさまざまな費用がかかります。

そのため、購入したはよいもののいまいち使い勝手が悪いなど、車の選択に失敗したと感じることもあります。

その場合、3年契約で購入している場合、その間に支払ったお金は無駄になりますが、別の車に乗り換えるなど、車を手放しやすいというメリットがあるため、できるだけ短い契約期間が望ましいといえます。

新型ヴェルファイアハイブリッド残価設定プランの支払い｜まとめ

シミュレーションの前提として、頭金100万円もしくは下取り価格100万円、ボーナス払い20から25万円が可能となることが前提条件となるため、若い人には無理のあるシミュレーションではあります。

ですが、自動車のローンでの購入の場合、車の維持費や予想外の出費も想定して余裕を持ったプランを組むことが基本となります。

ヴェルファイアを残価設定プランで購入する場合、「契約満了後にどうするか」が重要になってきます。

長年ヴェルファイアを乗り継ぎ良さも悪さもわかった上で満了後に「買い取る」ことが決定している場合は、頭金や下取りで月々の支払いを限界まで下げて、その間に満了後の支払い金額を積み立てる方法もありだと思います。

月々3万円積み立てることで3年で100万円にはなりますので残り150万円の支払いなら分割でも比較的楽に支払える額です。

それ以外の場合は、ボーナス払い25万円で3年が妥当ではないかと思います。

3年程度乗ればどうするかを決定することができますし、自身の環境の変化などで車の変更にも対応しやすい点からお勧めです。

その場合、頭金や下取り価格は手元に残ったままですので、余裕が持てます。

残価設定プランで新車の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。