タントの税金がいくらくらいかかるか知っていますか?
スズキのタント言えば、非常に人気のある車であり、家族を持っている人であれば、是非乗ってみたい車種の一つかもしれません。
ここではタントに掛かると税金と維持費用について、解説しています。
タントの税金はいくらするのか|自動車税
車を持てば、自動車税を支払うようになります。
排気量で金額が決まり、年度毎にまとめて支払うようになります。
もっとも新車や中古車を購入した時に、同時に支払うようになりますが、年額を月で割り残り月額分をまとめて支払うようになります。
ではタントはどうなのでしょうか?
排気量が660ccであるので、10,800円になります。
タント4WDであっても同様であり、タント・カスタムやタント・4WD・カスタムでも同額となっています。
ただし、この金額は2017年度のものです。
将来的に金額が変更となる可能性もあるでしょう。
タントの税金はいくらするのか|自動車重量税
自動車重量税は名前の通り、自動車の重量毎に掛かる税金です。
トン単位で税額が決められ、しかも自家用車としての所有年数でも変わります。
さらにエコカー減税の対象車でも金額異なっています。
たとえば2トン以下の乗用車で50%のエコカー減税対象で、なおかつ1年所有であれば、5,000円の支払いになります。
では、タントはいくらになのでしょうか?
タントはエコカー減税対象なので、2,500円の支払いになります。
また、エコカー減税は50%減税もあれば25%減税もあります。
もし50%エコカー減税のタントを購入するのであれば、自動車重量税は1,200円で、25%減税であれば1,800円の支払いとなります。
タントの税金はいくらするのか|その他の費用-保険
車を持っているのであれば、自動車保険も大事でしょう。
法律で義務付けられている自賠責保険には加入しなければならず、税金と同様と見なすことができます。
また、すでに車社会となっている日本では、任意保険への加入もほぼ義務のようでもあるでしょう。
タントを購入しても、それに変わりはありません。
では、保険料はどれくらいでしょうか?
まず、自賠責保険は新車のタントを購入すれば、3年分を支払うようになり、39,120円の金額です。
さらに車検を受ける毎に2年分を支払わなければならず、27,840円の金額です。
そして、任意保険は平均的に見れば、年間で約6,500円のようです。
ただし、各任意保険によって、条件などがあり、金額が前後します。
しかも個々のドライバーによっても年齢等の違いがあります。
あくまで上記の金額は目安のようになっています。
タントの税金はいくらするのか|その他の費用-車検代
車を持っていれば、2年に1度車検を受けるようになります。
車の調子などを把握するために必要であり、その分の費用が掛かってしまうことは致し方ないことでしょう。
もちろん、タントでも同様ですが、一体どれくらいの費用になるのでしょうか?
まず検査手数料として印紙代が1,800円掛かります。
この車検のメインとも言える基本料を支払う必要があります。
しかし、業者等によって価格が変わるため、一般的なことしか言えません。
概ね4万円程度と見られていますが、これより掛かる場合もあるでしょう。
先の印紙代を含めれば、41,800円の費用となり、年間で換算すれば20,900円となります。
ただし、新車でタントを買ったのであれば、車検代は4年目から支払うようになります。
タントの税金はいくらするのか|その他の費用-ガソリン代や駐車場代
いずれは電気自動車が主流になるかもしれませんが、まだまだガソリン車がメインであることは確かでしょう。
タントも同様であり、ガソリン代も維持費用に含まれます。
市場に価格が変わりますが、平均的な価格としては1リットル125円程度です。
また、タントのカタログ燃費は1リットルあたり26キロですが、実際の燃費は18.2キロ程度です。
これで1万キロ走ったとしてガソリン代を計算すると、大体68,000円程度の費用となります。
さらに、駐車場代も費用に入れるべきでしょう。
もっとも自宅に駐車スペースがあれば問題はないでしょうが、全ての人がそうではありません。
月極の駐車場代は大体8,000円程度であり、年間で見れば約10万円程度の費用となります。
タントの税金はいくらするのか|税金+その他費用でどのくらい?
タントに掛かる自動車税や自動車重量税等は、月割で見ればそれほどでもないかもしれませんが、年間の一括払いになるため、計画的に支払うようにしなければ、大きな負担となるかもしれません。
また、保険と共にガソリン代も駐車料金も維持費用として大切なものです。
それなりにお金が掛かるため、タントを持つ際にも十分考慮すべきことでしょう。