タントの高速での乗り心地は、家族で地方に旅行へ赴く際などに影響します。
ダイハツ・タントは2003年から続くブランドですが、軽自動車として高速における走行性能は気になるところでしょう。
その点も含めて紹介します。
タントの高速での乗り心地とエンジン音
高速道路ではどうしてもスピードを出さなくてはならないため、軽自動車であるタントはフルパワーに近い状態でエンジンをかけていくことになります。
タントのエンジン音はあまり評価が高くなく、またスピードを出すほどに音がうるさくなるという印象を抱く方も多いようです。
そのため、高速道路とタントの相性はあまり良くないかもしれません。ただし、あくまでもタントは軽自動車であるため、その点を考慮すれば仕方のない側面はあるでしょう。
ご家庭によってはエンジン音により睡眠を阻害してしまうかもしれませんが、気にならない可能性も十分あり得ます。
タントの高速での乗り心地と安定性
タントは角ばった見た目の印象そのままに、安定性の高い1台です。
例え強風の煽りを受けても軽自動車ながらもズッシリとした重心で受け流すため、特に不満を感じることもないでしょう。
また、加速性能も基本的に問題ありません。
高速道路では最高速度に加え加速力も重要になりますが、その点においてはタントは及第点以上を獲得できるでしょう。
重心が低い点も、運転しやすさに影響しているはずです。
総じて安定感のあるドライブ性能を期待できるので、お父さんもお母さんも両方が運転しやすいファミリー向けの自動車ではないでしょうか。
タントの高速での乗り心地と街乗り
元々タントは街乗りに向いている自動車なので、当然街乗りでは高い性能を発揮します。
タントが持つ1番の魅力は、その小回りの効きやすさではないでしょうか。
特に都心のごちゃごちゃとした空間で運転をすると、加速力やスピードよりも何より小回りの良さが重要になります。
そのため、高速道路では後塵を拝するタントでも、街乗りでは無類の強さを発揮するのです。近くに買い物へ行きたい、ちょっと遠出を楽しみたい、そんな日常的な使い方をするうえでは、タントは第一選択肢に入ってくる自動車といえるでしょう。
乗り心地の良さも抜群です。
タントの高速での乗り心地と悪路は対応できる?
一方で、あまり悪路に強い自動車とはいえません。
これら街乗り向けの自動車は、田舎道のように悪路に弱い傾向にあり、タントもご多分に漏れず悪路では乗り心地はお世辞にも良いとはいえません。
特に後部座席に座っている方は、凸凹道による突き上げを感じやすくなるでしょう。
元々タントのシートは固めに作られているため、それも振動を直接受けやすいことに影響しているのではないでしょうか。
高速道路や悪路ではなく、街乗りにしか使わないのであればタントで十分ですが、頻繁に遠出をして旅行を楽しんでいる場合は向いていないかもしれません。
タントの高速での乗り心地とファミリー向けオプション
ご家庭で高速道路に乗り込む場合は、運転中後部座席に座っているお子さんが暇を持て余す可能性もあります。
眠っていれば問題ありませんが、幼い子供は長距離運転に耐えられないかもしれません。
そんな時には、ディーラーオプションである吊り下げモニターをセッティングしてみてはいかがでしょうか。
後部座席からも問題なく見える距離で映像を再生できるので、長距離運転でも暇を持て余すことはありません。
また、ドライバーも子供が映像に集中してくれることで、高速道路でも安全運転を心がけることができます。
Win-Winの関係になれるアイテムです。
タントの高速での乗り心地と街路での乗り心地
やはり、タントは高速において加速性能、燃費面において優れているとはいえません。
反面、街乗りにおいては最高レベルの使いやすさを誇るため、普段使いには十分過ぎる効果を発揮するでしょう。
また、高速道路でも跳ねたりはしないので、その点においては乗り心地は悪くありません。
きちんと道路が整備されていれば、特に問題はないはずです。