エブリィワゴンに車高調と乗り心地を実際に検証してみました。
今回検証に使ったのは「ABA-DA64W」という2005年から2014年に生産されていたモデルです。
まだまだ街中を見ると新型は出ていますが働く車という意味ではガンガン活躍しているモデルです。
エブリィワゴンの車高調と乗り心地|一般道編
まず一般道を走ってみると、そんなに乗り心地は悪くないというのが筆者の第一印象です。
筆者は仕事でも上記モデル(ノーマル)を使っていますので、乗り心地が極端に違うのであればすぐに分かりますが、そこまで乗り心地は正直悪くはありません。
というより、全然分かりませんでした。
むしろ足回りが少し硬くなってレーシーな感じに仕上がります。(笑)
そんなこんなで、仕事、プライベートでの使用では全く問題は感じませんでした。
しかし、車高調を付けて走っている分、車高は低くなるのでコンビニ等の段差には気を付けていないと、フロントからバキッと異音がすることになると思いますので気を付けて下さい。
エブリィワゴンの車高調と乗り心地|高速道路編
今度は高速道路を走ってみました。
高速道路では自然と速度も一般道よりは上がるので段差をよく拾います。
そういった点では、高禄道路の継ぎ目での「ガタンッ」という揺れは少し気になります。
しかしあくまで法定速度で走っている限りは少し気になるといった程度です。
高速走行を目指して作った車ではないのでこればっかりはしょうがないのかもしれません。
ノーマルのエブリィワゴンでも正直高速道路に乗ると物足りなさを感じますし、乗り心地も悪いです。
ちなみに120キロを超えた速度で走ってしまうとタイヤハウスとの干渉をバシバシするので気を付けて下さい。
エブリィワゴンの車高調と乗り心地|悪路編
今度は険しい山道を走ってみました。
流石に山道では段差を拾ってしまい、かなりガタガタするといった印象があります。
更に車高を下げて走っているとタイヤハウスに下手すると干渉してしまうので注意が必要です。
正直言うと悪路ではオススメ出来ません。
かなり気にしながら走行することになるので他の車からはガンガン煽られます。
しかし、そんなことは気にしてはいけません。
もともとエブリィワゴンは仕事やレジャーでの積載量を重視した車です。
悪路走行は設計上向いていないのです。
後部座席に誰かを乗せて走ったら苦情が来そうな気がします。
エブリィワゴンの車高調と乗り心地|カッコよさ
エブリィワゴンは軽バンとして確固たる地位を築いている車です。
デザインの良さと使い勝手から数多くのファンが居ることも事実です。
積載量については、他社の同様軽バンと比べてみても、ナンバーワンの積載量を誇ります。
カッコよさについては、筆者が実際に乗っていてこんなエピソードがあります。
とあるコンビニで一休みしていた時に、職人風の男性から「良く弄ってあるエブリィだね」と尊敬のまなざしで声を掛けられたことがあります。
中古車市場でも車高調を付けているエブリィワゴンはなかなかないので目立てるかもしれません。
友達や家族からの評判もなかなか良いものでした。
エブリィワゴンの車高調と乗り心地|車高調とダウンサス…どっちが乗り心地良いの?
これはなかなか難しい問題になってきます。
なぜかというと車高調とダウンサスでは金額が全然変わってきてしまうからです。
ダウンサスだと高くても1万円~2万円の間だと思いますが、車高調ではものによっては10万円を超えるものもざらにあります。
肝心の乗り心地ですが、仕事仲間の同型のエブリィワゴンにダウンサスを取り付けている人がいたので、趣旨を話して運転させてもらいました。
すると…ちょっとダウンサスでは普段乗れないなという印象でした。
なんだか一般道でも悪路を走っているゴツゴツ感に襲われます。ダウンサスよりも車高調のほうが筆者はオススメします。
エブリィワゴンの車高調と乗り心地|まとめ編
最後になりますが、エブリィワゴンに車高調を付けてみて実際に現在も乗っていますが、全く問題なく仕事にレジャーに大活躍してくれています。
乗り心地も筆者の家族、友人からは文句も出ていません。
ノーマルよりも見た目は締まってそこまで乗り心地も正直変わらないので、筆者はオススメしたいですね。
ただ中古車市場ではなかなか車高調を掲載しているものは販売しているのを見たことがないので、程度の良い中古車を購入し、自分で取り付けたほうが安くなりそうです。