トヨタの人気のコンパクトカーである「アクア」。
2017年の年間販売台数が3位と非常に人気の高さが伺えます。
新車で購入した場合、いくらになるのかをオンライン上の見積もりシミュレータで検証してみました。
月々の支払いがいくらになるのかや、通常のローンのほか、残クレでのシミュレーション結果など、「アクア」を新車で購入する場合の方法についてご紹介いたします。
アクア 見積もりシミュレーション|トヨタ人気モデルの新車価格はいくら?
トヨタのアクアの新車価格をトヨタHP購入サポートの購入シミュレーションのページ(https://toyota.jp/service/estimate_simulation/dc/top)でアクアの一番人気(リストの最上位)を計算すると、
グレード:Crossover 燃費:34.4km/L 排気量:1.5L 2WD FF 定員:5名
オプション:T-Connectナビ LEDヘッドランプパッケージ の場合、
総額:¥2,441,837 (車両現金販売価格:¥2,327,400、税金等諸費用:¥114,437 の合計)
となりました。
アクア 見積もりシミュレーション|トヨタ人気モデルの月々の支払い額は?
続いて、購入シミュレーションで販売店:ネッツ東京店、頭金なし、ボーナスなしで月々の支払いをシミュレーションした結果が以下のとおりになります。
通常ローンの場合(トヨタのシミュレーションの他、金利2.5%のマイカーローンのシミュレーション結果を含みます)
年数 | 支払額 |
---|---|
3年 | 70,000円~74,000円 |
5年 | 43,000円~47,000円 |
残価設定型クレジットプランでの場合
年数 | 支払額 |
---|---|
3年 | 約48,000円 |
5年 | 約38,000円 |
という結果となり、残価設定型プランのほうが3年契約で約2万円、5年で6千円前後月々の支払いを抑えることができるということがわかりました。
アクア 見積もりシミュレーション|残クレでの契約した場合、満了後の価格(残価)は?
「アクア」を残価設定プランで購入した場合、3年から5年の支払いが完了した時に、「別の車に乗り換える」、「返却する」、「その車を購入する」の3つの選択肢があります。
「車を購入する」を選んだ場合、契約年によって変動する「残価」を一括または再びローンを組んで支払うことになります。
シミュレーションでの契約満了時のアクアの「残価」は、
年数 | 支払額 |
---|---|
3年 | 約970,000円 |
5年 | 約620,000円 |
となり、支払い金額を同様に支払うとすると、3年契約では月々42,000円の24回払い、5年契約では月々38,000円の18回払いとなります。
3年契約の場合、あと2年で、また5年の場合は1年半同様の支払いをすれば完済となり、完全に自分の車となります。
アクア 見積もりシミュレーション|新車で購入後、3年後5年後の買取価格をT-UPでシミュレーション
「アクア」を一括購入または、ローン購入して完済後の売却価格はいくらになるのかについてここでシミュレーションで確認します。
中古車の買い取り価格は、トヨタのT-UPのサイトで買取・下取り価格をシミュレーションするとします。
- 新車購入3年後の場合、2015年購入、2018年売却の「アクア G G’s」(225万円)で行うこととすると、売却価格は、152万円となりました。残価率は、約65%。
- 新車購入5年後の場合、2013年購入、2018年売却の「アクア Gブラックソフトレザーセレクション」(184.5万円)で行うこととすると、売却価格は、74万円となりました。残価率は約40%。
となりました。
走行距離や車の状態、中古車市場の価格などによって実際の価格は上下しますのであまり参考になる売却価格ではありませんが、傾向として、「アクア」は3年程度であれば車の価値を高めに査定してもらえ、5年になると査定価格が悪くなってくるということがわかりました。
残価設定プランの残価とあわせてみると、少なくとも3年で100万円、5年で60万円程度の価格で売却できそうです。
アクア 見積もりシミュレーション|オススメの購入方法
自動車を購入する場合、燃料費や消耗部品の交換費用、保険料や車検代、税金などの維持費がかかり、ローンを組んでも思わぬ出費で困ることも少なくありません。
そこで、「アクア」を新車で購入する場合のオススメの購入方法についてご紹介します。
「アクア」を「残価率設定プラン」で3年契約で購入します。
月々の支払いは約48,000円になりますので通常のローンを組んだつもりで2万円を積み立てていきます。
契約の満了後、順調に積み立てが出来ていれば72万円手元にあることになります。
アクアを実際に3年乗ってみて、このまま乗り続けて行けそうなら「購入する」を選ぶといいと思います。
また、自分には合っていないと思ったり、3年で状況が変わって大きい車が必要になったりの場合には「車を乗り替える」または「車を返却する」を選択すると良いです。
積み立てた72万円を、「購入する」の場合は、車検費用や購入費用に当てることが出来ますし、「乗り換え」を選択した場合は、新車の購入費用などに使うことができます。
初めて「アクア」に乗るなど、維持費やその他の実際に乗ってみないとわからないことがあり、不安がある方などにはオススメの購入法だと思います。
アクア 見積もりシミュレーション|結果のまとめ
これらのシミュレーションの結果から、「アクア」を新車での購入は、ローンで購入する場合は3年で購入すると下取り価格が高めに残るため月々の支払いは高いですが、3年程度での乗り換えには、比較的向いています。
5年のローンで購入すると、下取り価格が下がってしまうため、長く乗る予定の人にはお勧めです。
残価設定型プランでの購入は、車のカスタムなどに制限がかかりますが、月々の支払いが抑えられているため、長く乗るかどうか決めかねている人には3年で契約し、実際に乗ってみてから判断することが出来る点がメリットといえるのではないでしょうか。