パジェロのクリーンディーゼルモデルで税金はいくらかかるの?
自動車を持つうえで避けては通れないのが税金ですが、可能ならばできるだけ安く済ませたいところですね。
今回、税金が比較的安いというパジェロのクリーンディーゼルモデルの実際の税金についてまとめました。
パジェロ クリーンディーゼルモデルに関係する税金
自動車を持つうえで必要な税金は次の3つです。
1.自動車取得税
その名の通り自動車を新車ないし中古車で取得した場合に課せられる地方税です。
取得価額が500,000円を超える全ての自動車に対して課せられますが、取得した1回のみ払い込めば良いものです。
2.自動車重量税
自動車重量税とは新規登録時や車検時に課せられる税金で、自家用自動車の場合車両の重さによって税額が変わります。
3.自動車税
自動車税は自動車を所有することに対して課せられる税金で、毎年1回払わなくてはいけません。
税額は用途や総排気量によって変わります。
パジェロ クリーンディーゼルモデルの税金が安くなる制度
自動車の税金が安くなる制度としてエコカー減税とグリーン化特例があります。
1.エコカー減税
エコカー減税とは自動車取得税と自動車重量税を時限的免除のする制度です。
国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準を満たす自動車に対し、自動車取得税と自動車重量税を50、75、100%の3段階で減税もしくは免税するものです。
例えばハイブリッド車や電気自動車など、排出ガスが著しく少なく燃費も良い車に対しては100%の税金免除となります。
2.グリーン化特例
グリーン化特例とは、排出ガスと燃費性能が優れており環境に与える影響が小さい自動車に対して自動車税を減額する制度です。
反対に新車登録から一定期間が経過し古くなった環境に負荷をかけやすい自動車に対しては一定額の増額を行います。
パジェロ クリーンディーゼルモデルの税金
パジェロのクリーンディーゼルモデルでかかる実際の税金は、エコカー減税100%とグリーン化特例75%が適用され次のようになります。
GR(LONG)5ATは自動車重量税37,500円が免税、自動車取得税93,700円が非課税、自動車税が75%の約43,500円減額で約14,500円です。
EXCEED(LONG)5ATは自動車重量税37,500円が免税、自動車取得税107,000円が非課税、自動車税が75%の約43,500円減額で約14,500円です。
SUPER EXCEED(LONG)5ATは自動車重量税37,500円が免税、自動車取得税123,700円が非課税、自動車税が75%の約43,500円減額で約14,500円です。
VR-Ⅱ(SHORT)5ATは自動車重量税37,500円が免税、自動車取得税100,000円が非課税、自動車税が75%の約43,500円減額で約14,500円です。
どのモデルでも減税額は異なりますが、自動車取得税非課税、自動車重量税免税、自動車税75%減税となります。
パジェロのクリーンディーゼルの税金が安くなる
ディーゼルとは軽油で動くエンジンのことで、ガソリンで動く一般的な自動車のエンジンとは異なります。
ガソリンエンジンもディーゼルエンジンも同様に燃料を燃焼させることでピストン運動をさせ、その力を回転エネルギーとします。
しかしディーゼルエンジンは燃え残りの窒素化合物や粒子状物質が排出され、これが環境汚染になるという問題がありました。
そこでこの有害物質を少なくするために、低圧縮技術などでエンジンから排出される有害物質の量を少なくしたり、フィルターを使って排出量を低減する仕組みを取り入れたものがクリーンディーゼルです。
パジェロ クリーンディーゼルモデルの税金以外のメリット
クリーンディーゼルのガソリンエンジンと比較したメリットは次のようなものが挙げられます。
1.出力が高い
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べ高い出力が得られるので、パワフルな走りが楽しめます。
2.燃料代が安い
ディーゼルエンジンで使う軽油はガソリンよりも単価が安いため、同じ量を入れた場合にディーゼル車のほうが燃料代が安く済みます。
3.燃費が良い
回転数が低くても高いトルクが得られ、燃焼効率が良いため燃費が良くなります。
4.二酸化炭素発生量が少ない
ガソリンに比べ二酸化炭素の発生量が少ないため、地球温暖化を促進しにくくなります。
パジェロ クリーンディーゼルモデルの税金は安い
パジェロのクリーンディーゼルモデルで実際にかかる税金についてまとめました。
パジェロのクリーンディーゼルモデルではエコカー減税により自動車取得税と自動車重量税が0円となり、グリーン化特例により自動車税も75%減額されます。
税金以外にも燃費が良かったり燃料費が安かったりというメリットがあるので、パジェロのクリーンディーゼルモデルは維持費が安い車と言えるでしょう。