cx3の評価について、2017年版のマイナーチェンジではマツダのポリシーが反映された車で大変人気が高く、2017年6月にガソリンエンジン車を追加する等の改良が加えられております。
特にマツダは車の「顔」とも言えるグリル周りのデザインに統一感を持たせ、一目でマツダの車で有る事が判りcx3は小型のSUVクラスとしての地位を守っている車です。
cx3評価 2017年版|格段に向上した走行性能
2017年に販売が開始されたcx3のSKYACTIV-G2.0はガソリンエンジンを搭載しており、そのエンジンは109kw(148ps)の出力と192Nm(19.6kgf・m)のトルクを発生するエンジンとなっております。
その為、従来の1.5Lのディーゼルエンジンに比べ、とてもパワフルな走行性能を実現しております。
又、エンジンと合わせオプション装備が可能な18インチホイールとの組み合わせでは、コーナーリング性能の向上や直進の安定性をより感じる事が出来ます。
一方では従来のcx3でも感じられる事ですが、クリーンディーゼルエンジンの静寂性は評判が高く、cx3の評価の高さに繋がっております。
cx3評価 2017年版|経済性の高さ
マツダと言えばクリーンディーゼルエンジン搭載車として大変有名ですが、このcx3の2017年版は2.0Lのガソリンエンジン車を追加販売しました。
しかもこの2.0Lエンジン車はWLTCモード走行試験の認可を取得し、ドライバーの実際の走行により近いモードの燃費をカタログ上で確認する事が出来ます。
このWLTCモード走行試験とは、市街地モード、郊外モード、更に高速道路モードでの走行試験とカタログ表示が許される国際的に認められている試験で、車を購入する前の充分な検討材料とする事が出来ます。
マツダではその試験結果を受けて燃費向上への対策を今後も継続して行くとされております。
気になるcx3の燃費ですが、2.0Lのガソリンエンジン車でWLTCモードで11.6km/Lから18.0km/L、クリーンディーゼルエンジン車ではJC08モード燃費で21.0km/Lから25.0km/Lとされており、納得感のある燃費性能には高い評価が与えられております。
cx3評価 2017年版|マツダらしさが現れている安全性能の向上
マツダのcx3の2017年版はその安全性能が大きく向上した事への評価が高まっております。
マツダの安全技術は「i-ACTIVSENSE」と呼ばれており、国が推奨する安全運転サポート車の最高ランクである「サポカーS・ワイド」に該当する仕上がりとなっております。
その主な安全装備としては、従来の前方確認カメラに加え、ミリ波レーダーと赤外線レーザーを併用し、衝突の危険性を回避する為に自動ブレーキをかけるサポートや、最近AT車で多いアクセルとブレーキの踏み間違え防止をサポートするAT誤発進抑性制御、車線変更時に斜め後方にいる車を知らせてくれるBSM等を標準装備しております。
cx3評価 2017年版|デザイン変更は軽微であった
cx3のデザインと言えば、あのマツダの顔とも言えるグリル周りに代表されておりますが、2017年に2.0Lのガソリンエンジン車の販売開始に合わせたデザインの変更はほぼされておりません。
しかし、元々のデザインには定評が有り、デザイン性の変化が無くもその人気の高さを維持しております。
元来、コンパクトSUVと言われるカテゴリーに当てはまるcx3では有りますが、2.0Lのエンジンが搭載された事によって、従来の1.5Lのディーゼルエンジンの走りよりもより快適な走りが可能になり、マツダのデザインがより際立ってくる物と考えます。
cx3評価 2017年版|車内エクステリアと居住性
CX3の車内エクステリアは、従来より直線的なデザインを主体としておりますが、乗車しているドライバー等を包み込む様なデザインが取り入れられております。
更にステアリングは黒を基調とした本皮巻きを採用しており、ドライバーがハンドルを握った時の握り心地と操作性の向上に繋がっております。
更にハンドル部には様々な操作スイッチが集中しており、ドライバーが運転の集中しながらも他の操作性の向上に配慮されております。
一方その居住性を見てみた場合、外観からは一見窮屈そうに見える車内の居住性は悪く無く、後部座席に乗った人でも窮屈感を感じる事は有りません。
しかし、後部座席を広めに設定した事によって不便さは感じない物の、若干トランクルームの広さが犠牲にされている感が有ります。
cx3評価 2017年版|マイナーチェンジ車で見た場合の経済性やデザイン、走行性能や車内エクステリアや居住性、更に安全性能の評価について
2017年にマイナーチェンジを受けたマツダcx3は基本的なデザインの変更はされてはいない物の、ガソリンエンジン車の追加投入やWLTCモード燃費の認可取得、更に安全装備の大幅な改良によってその評価は高まりを見せております。
特に2.0Lのガソリンエンジンを搭載する事による走行性能の向上は、コンパクトSUVファンにとっては堪らない存在になっております。
車両価格は他のコンパクトSUVに比べてやや高めの設定になっておりますが、そのデザインと相まって評価の高い車に仕上がっております。