アベンシスの評価は2016年の改良点を踏まえたうえで考えたいところです。
ステーションワゴンであるアベンシスは、その見た目に惹かれて購入される方も多いかと思われますが、性能もしっかりと見据えればより正しい評価が下せます。
アベンシスの評価2016年│エクステリア
このエクステリアに惹かれているオーナーも多いでしょう。
欧州で見かけるようなスポーティーな見た目を持つ自動車ですが、それもそのはず元々は欧州向けにトヨタが開発していた自動車なのです。
フロントからバックまで流れるように作られているデザインは、直線的とも曲線的とも言い換えられるような雰囲気を持ちます。
見た目からして大容量とまではいきませんが、一定の容量に保つことでシルエットを美しいエクステリアにしているのです。
街中でも地方へのドライブでも映えるそのフォルムは、どんなオーナーであってもフォルムへの高評価にケチは付けられないはずです。
アベンシスの評価2016年│シート
次にシートに関してですが、シートも程よい柔らかさを保っており、座り心地は上々です。
長時間のドライブであっても問題なく乗り続けられるでしょう。
手触りも良好で、癖のないシートなので体格に関わらず多くの方が使いやすいシートとして春夏秋冬いつでも乗り続けられます。
また、シートの形状はホールドするかのような形となっているので、リラックスした状態を保ち続けられます。
また、このシートの上質さも手伝って乗り心地はなかなかのものです。
トヨタ車同士で比較しても上位に位置する乗り心地なので、乗り心地重視で選ばれている方にもオススメです。
アベンシスの評価2016年│インテリア
インテリアは派手な内装とはせず、落ち着いたデザインとなっています。
メーター部分などは最新設備が搭載されていますが、全体的にシンプルな作りなので人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
ただし、シンプルとは言っても安っぽさを感じる作りにはなっていないので、シンプルさとクリーンさを両立させている自動車という認識で間違いありません。
ちなみに灰皿も設置してあるので、喫煙者の方は機能をフルに使いこなすことができます。
総じて必要なものは用意されている、過不足なく作り込まれているインテリアといえるのではないでしょうか。
アベンシスの評価2016年│静粛性
落ち着いたエクステリアとインテリアを持つアベンシスですが、静粛性も同様に落ち着いているかといえばそうではありません。
全く遮音性がないわけではありませんが、アベンシスの設計の中ではそこまで重視されていない印象を持たれます。
衝撃耐性に関しては乗り心地において満足できますが、静粛性においてはイマイチな印象を持たれる方もいるかもしれません。
特に音を感じられるのは風切り音で、エンジン音はそれほどではありません。
高速道路など速度を出しやすい道路においては、この風切り音が気になる場合もあるので、注意が必要です。
アベンシスの評価2016年│走行性能
走行性能はとても安定している評価を貰っています。
それは2016年に一部改良されたバージョンでも同じことで、ハンドリングからコーナリングまで、内装と同様に落ち着いた走りを展開できるはずです。
小回りも効きやすいので、街中での走行にも不便を感じることはないでしょう。
見た目からして重厚感のある自動車ですが、走行性能は意外としっとりとした性能になっているのです。
また、ブレーキも思う通りに動いてくれます。
どちらかといえば効きやすい傾向にあるので、ブレーキの感覚は乗り出してからすぐに掴みやすいのではないでしょうか。
アベンシスの評価2016年│欧州らしさ
デザインからハンドリングまで、欧州向けにデザインされていることもあり、国産車との違いを探してみるのも面白いかもしれません。
まとめると、乗り心地やハンドリングは安定して高水準であり、若干静粛性に疑問を抱くかもしれません。
しかし、値段を考えるとかなりの品質を保っており、多くのドライバーを満足させるはずです。