キャストスタイルの実燃費はどのくらいでしょうか。
キャストスタイルと言えば、収納スペースが豊富という長所があります。
スマホサイズのものを収納できるものから靴が入るものまで豊富で、車内が小物であふれずスッキリしますね。
今回は、この車の実燃費を見ていきたいと思います。
キャストスタイルの実燃費はどのくらい?
実燃費は16.1km/Lです。
これは軽自動車然とした燃費です。
こちらは2WD・4WD・ターボ全ての数字です。
それらを一つずつ見ていくと、2WDは18km/L・4WDは14.8km/L・ターボは15km/Lです。
2WDの数字はミニバンのハイブリッド車に次ぐ数字です。
ミニバンの2WDや4WDと比べて、当然ですが燃費は良いようです。
2WDの場合なら、平均的な使い方であれば一ヶ月に25Lの消費で済むというわけです。
勿論、自動車の使い方は一人一人違います。
ただ、燃費がもっと良い軽自動車も存在するので、長所としては弱いと思います。
キャストスタイルの低燃費走行の実燃費はどのくらい?
一般の方が実践できる低燃費運転である「ゆっくりハンドル・加速・ブレーキ」「エアコン使わない」などの場合の燃費を見ていきます。
この場合、2WDであれば22km/L・4WDは18.8km/L・ターボは19km/Lです。
ネットの記録の中で20km/Lを超えたという記録は少ないですが、低燃費走行を心がけるとちゃんと20km/Lを超える燃費を出せるという事です。
しかし、この数字は常に徹底した低燃費走行を心掛けたものです。
場合によっては急いでいたり、すごく暑かったり寒かったりしてエアコンを使いざるを得ないなどの場合があります。
キャストスタイルの燃費を気にしていられない場合の実燃費はどのくらい?
上記のように、低燃費走行ができない状況はあります。
中にはエアコンをガンガンにつけなければいけなかったり、大急ぎで移動しなければならない状況もあったりします。
上記のような条件なら、2WDは16.5km/L・4WDとターボは13.4km/Lです。
燃費を気にしなくても、よほど条件が悪くない限り13km/Lを切ることはないです。
この車は燃費が安定しているといえるでしょう。
寒冷地では4WDを使用するのが普通ですが、厳寒期でエアコンをガンガンにつけたりするような状況だと13km/Lを切ってしまうかもしれません。
キャストスタイルの高速・市街地それぞれの実燃費はどのくらい?
高速道路を走行している時の実燃費は、2WDだと18.9km/L・4WDだと15.7km/L・ターボだと15.9km/Lです。
2WDなら運転技術次第で20km/Lの大台に乗る所は、ガソリン車としては優秀な部類です。
市街地を走行している時の実燃費は、2WDだと18.3km/L・4WDだと15.1km/L・ターボだと15.3km/Lです。
軽自動車は一般的に高速道路だと燃費条件が不利になると言われています。
逆に言うと、市街地走行でも高速道路での燃費と変わらないという事です。
この様に、2WDだと18km/L・それ以外だと15km/Lで安定して走行してくれるという事です。
キャストスタイルの実燃費は分かったが、ライバル車種はどのくらい?
キャストスタイルのライバル車種と言えば、「スズキ・ハスラー」「ホンダ N WGN」です。この2車種の2WDの実燃費を見ていきたいと思います。
スズキ・ハスラーの実燃費は21.5km/Lで、ホンダ N WGNの実燃費は20.9km/Lです。
この記事に書かれている燃費の数字は全グレード平均ですが、この2車種のグレードも全グレードの平均です。
こちら側の18km/Lと比べて大きく上回っています。
燃費ではライバル車種に遅れをとってしまっているというわけです。
しかしこちら側の長所は小物や荷物の収納性です。
ここでライバル車種の燃費の負けを取り戻せるでしょうか。
キャストスタイルの実燃費は?|最後に
ここまでキャストスタイルの様々な条件での実燃費を書いていきましたが、やはり軽自動車にしては燃費が良くないようです。
しかしこの車の良さは荷物収納性にあり、ここで燃費の悪さを取り戻すことができるでしょうか。
そして軽自動車という事で高速道路でも市街地走行でも燃費は変わらないようです。
そんなこの車が気になったという方は、是非一度試乗してみてください。