フィット1.5xlの評価についてご紹介致します。
2001年に販売がスタートし現在迄におおよそ250万台もの販売を続けているホンダフィットは、ホンダのコンパクトカーの代表作で女性からファミリー、更にお年寄り迄大変幅広いユーザー層から好評価を得ております。
そこで2017年6月にモデルチェンジが行われたフィット1.5xlの評価を様々な視点から探ってみましょう。
フィット1.5xl評価の経済性
フィットと言えばその経済性能の高さを挙げる事が出来ます。
フィットには1.3Lエンジンと1.5Lエンジン、更にハイブリッドが用意されておりますが、1.5Lのガソリンエンジン車はコンパクトなボディーにとっては充分なエンジン性能で有ると言えます。
その走行性能を維持しつつ燃費の面でも納得できる経済性を維持していると言えます。
メーカーカタログでは
ホンダの車両カタログへ記載されている燃費はJC08モード燃費では有りますが、18.8km/Lとされております。
実際走行の場合にはこの数値の7割程度になってしまう事が考えられ、13.0km/L程度になってしまう事が考えられますが、街乗りがメインの使用状況の1.5Lクラスの車としてはほぼ平均的な数値であると考えられます。
フィット1.5xl評価のデザイン変更
2017年に販売が開始された現在のフィットのデザイナは、外観的なデザインが一新され精悍な顔付きになりました。
これは新しいフィットのデザインコンセプト「Low Wide Garavity」が追求されたデザインで、前後のバンパーはワイドに広げられ、更に低い重心を意識した作りへと変化を遂げております。
シャープな顔つきに
更に、ヘッドライト周りも大きく変化を遂げ、最近のホンダ車に多く取り入れられているLEDヘッドライトを採用する事でよりシャープな顔付きを演出しております。
勿論、リヤデザインも一新され大きなエアダクトが有る様なバンパーデザインも細くよりシャープなデザインとなっております。
フィット1.5xl評価の走行性能
フィット1.5xlの走行性能は、同じフィット1.3Lに比べて格段に向上しております。
これはエンジンパワーの差に有る事は勿論ですが、新型フィットに新たに開発されたサスペンションのダンパーの性能の大幅な向上にもよります。
この新開発のダンパー性能の向上と合わせ、ボディーの剛性アップやステアリングの応答性能の向上も、新型フィットの走行性能の向上に大きく貢献しております。
音にこだわり
更に、車の走行性能が向上して来ると気になるのが走行時の「音」です。
しかし、新型フィットの場合には走行性能の向上に相反して車内の静寂性を向上させる事が出来ております。
これはフィットに採用されているフロントガラスを遮音性の高いガラスにした事と、エンジンと車体のマウント方式を見直す事で上級車に迫る静寂性を実現しております。
フィット1.5xl評価の車内インテリア
新型のフィット1.5xlの車内インテリアの評価ですが、前進のフィットと比較しても大幅な変更はされておらず、あえて言えば落ち着いた雰囲気への若干の変更に留まっており、落ち着きが有るとの好評価は相変わらず維持しております。
そんなフィット1.5xlのメーター周りは白基調に変更され、ドライバーが視線を移す先の視認性を向上させております。
特別なインテリア
更に、この新型フィット1.5xlでは「プレミアムブラウンインテリア」と呼ばれる黒と茶色を組み合わせたインテリアパッケージが用意されております。
又、車内のスペースは従来のフィットからも踏襲されており、特に後部座席の足元の広さやトランクルームの広さ等買い物や遠出の旅行でのやや大きな荷物の積み込みにも不自由さを感じる事はほぼ有りません。
フィット1.5xl評価の安全性能
2017年に販売が開始した新型フィット1.5xlは安全性能の面でも大きく進化を遂げており、ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING」が新たに搭載されました。
安全機能は他にも
主な安全機能としては、時速80km以下で作動する衝突軽減ブレーキの採用や、アクセルとブレーキの踏み間違えによる誤発進抑機能、路側帯等にいる歩行者を認識し衝突の危険性が有る場合にはステアリングをサポートしてくれる歩行者事故低減ステアリングの搭載、更に走行車線を維持する車線維持支援システム(LKAS)等、ホンダ独自の多くの安全運転支援システムが搭載されております。
フィット1.5xl評価で見てみた結果
フィット1.5xlの評価について、経済性や刷新されたデザイン、走行性能や車内のインテリア、更に安全性能の面から調べて見ましたが、2017年に販売が開始された新型フィットでも変わらずの人気の高さを伺う事が出来ます。
特に1.5Lエンジンを搭載しているにも関わらず、その経済性や静寂性を兼ね備えた走行性能の高さは、引き続きコンパクトカーのリーダーシップを維持して行く車で有ると言えます。